こんにちは、リモです。
今回は、
と言う人に向けて、
具体的な
- TOEIC のリーディング 300点の取り方
- そして取るために必要なこと
をお伝えしていきます。
ちなみに、TOEIC 600 を目指す人向けに Part 5 と Part 6、Part 7 に特化した記事もありますので、こちらもどうぞ!
話がそれました。
- Reading セクションで 300 点を超える
という話ですね。
TOEIC のリーディング 300 点を超えると、初級者、初心者から脱却し、中級者の仲間入りを果たしたと言っていいでしょう。
なぜなら、
です。
最初苦手だったとしても、このレベルに行けばその苦手意識もなくなっているはずです。
イメージですが、
最低限の英単語の意味を把握してて
英文法をしっかりと自分のモノにしてて
ちゃんと英語を理解する土台が出来つつある
Reading の 300 点はそんな印象があります。
少なくとも僕は、
- 運やまぐれで TOEIC のリーディング 300点を獲得した人
を見たことはありません。
学習を積み重ね、得られる結果がリーディング 300 点だと思います。
言い方を変えると、初心者から中級者になることになりますので、レベルアップが必然的に求められます。
どんなジャンルでもそうですが、初心者から脱却し中級者になるタイミングには、必ず成長が伴います。
そして、成長の過程では、
- 思い通りにいかないことや成長を感じられない時期
を避けて通れません。
と思うことはある種必然で、こういったプロセスを経て成長があるということですね。
No pain, no gain
痛みをなくして得るものなし
という言葉もある通り、成長には痛みが付きものと言ってもいいでしょう。
けど、そうやって辛いことを乗り越えて獲得した結果は、とてつもなくリターンが大きいものです。
僕自身も TOEIC で目標点数を越えた後は、想像以上のリターンを感じました。
別の例で言えば、
- 志望校合格
- スポーツの大会優勝
- コンクールの最優秀賞
こういったイベントでもイメージが湧きやすいと思います。
毎日の受験勉強とか、日々の練習を乗り越えて、大きな成果を獲得できるわけです。
その中には、必ず痛みを伴ったり、思うような結果を出ないタイミングを乗り越えています。
そして、これは TOEIC でも全く同じように考えることができます。
まあ当然のことですが(笑)
ただ、どうしても点数を取る試験であるがゆえに、テクニック的な側面がどうしてもチラついてしまうと思います。
TOEIC に臨む上でテクニックがないわけではないですが、
と思っていますし、年々 TOEIC ではテクニックが使いにくくなっています。
少し話がそれましたが、つまり
努力して結果を出す
という王道を歩んでいく必要があるということですね(笑)。
もちろん、全部が全部辛いわけではありませんが、
これが、TOEIC 300 を取る上で覚悟すべきことだと思います。
是非とも、今回紹介する方法を参考にしていただき、TOEIC のリーディングで300点を獲得し、望む未来に近づけていきましょう!
TOEIC のリーディング 300点を取るためにやるべきこと
TOEIC のリーディング 300 点を取るためにやることはシンプルです。
単純に言うと、
これだけです。
…いささかシンプル過ぎたと思うので、ちゃんと説明しますね(笑)。
学習する方法論の前提
先ほどの前提とは少し異なり、実際に学習していく具体的な方法をやる前の前提をお伝えさせてもらいます。
冒頭でお伝えしたのは心構えの話で、今回は具体的なやり方に関わってくる話です。
それは、
一定期間は 1 つのことに集中して取り組む
です。
- 単語をやるなら単語
- 文法をやるなら文法
- 問題集をやるなら問題集
という具合ですね。
理由はシンプルで、1つのことに集中する方が効率が良いからですね。
どういうことかと言うと、先ほども言った通り単語も文法も問題集も
しっかりと学習する
ためには、それ相応のエネルギ―を注ぎ、自分の中に落とし込んでいく必要があります。
腑に落ちるレベルで理解したり覚えたりするのには時間がかかるので、定着させるためにも 1 つのことに的を絞ってエネルギーを注ぎたいわけです。
この辺の話は、こちらの記事でもお伝えしているので、よろしければどうぞ!
話を戻しますね。
ちなみに、メインで英文法をやりつつ、復習で英単語をやる、などはアリです。
というツッコミが聞こえてきそうですし、さじ加減が難しいところではあるんですが、TOEIC 学習はやることも多いですし、復習がメインになります。
その中で、英単語だけやる時期があってもいいんですが、
- 英単語だけの時期
- 英文法だけの時期
- 問題集だけの時期
と完全にキッチリと分けることは難しいです。
つまり、全部をまんべんなくやるのは NG ですが、メインを決めてガッツリそれをやりながらサブとしてもう一個やるのは OK です。
考え方としては、
メインでやることを決めつつ、復習もしっかりやっていく
そんな意識が大切です。
ただ、最初からいきなり全部やろうとするのはアウトです(笑)。
仮に全部いっぺんにやろうとすると、
- 自分の中に落とし込むのに時間がかかる
- そもそもやることの多さに圧倒される
- 一気に全てをやろうとするとどれも中途半端に
- そのせいでモチベーションの維持が難しい
などなど、あまりいいことはありません。
計画を立てるときも、あれもこれもと考えるとゴチャゴチャしてしまいます。
って頭がパンクしてしまっては元も子もありません。
しかし、1 つのことに集中すると、やるべきことが明確になります。
と考えれば、横道に逸れることもなくなりますし、シンプルなので計画を立てるときも立てやすくなりますからね。
学習する順番
リーディングを学習する際は、
単語→文法→問題集の順番でやるべきです。
なぜなら、問題集では文法と単語が混ざった問題が出てくるし、文法を構成しているのは単語だからです。
単語学習で覚えた英単語が文法学習でも出てくるし、そして覚えた英文法を使って初めて問題を解けるわけですから。
なので、ホントの最初にいきなり問題集をやったとしても、
- わからない英単語とか英文法のオンパレード
でやる気にならないと思います(笑)。
ブログの別記事でも、この辺を説明したことがあるので引用すると、
Reading = 英単語、英文法
と細分化できます。
Reading を細分化した上で、ちゃんと学んで、実践として理解度を確かめつつ試験本番で正答を選ぶために、問題を解くわけです。
ですので、順々に最初から、
単語→文法→問題集
とやっていくのがストレスが少なく、効率的な学習方法になります。
さて、ここまで前提的な話が多くなってしまいましたが、次からは具体的に使うべき参考書の話をしていきますね!
リーディング 300点 のための参考書について
という話をしてきました。
では、どのような参考書を使うべきなのか?
僕が個人的に良いと思っているのは、それぞれ下記の参考書です。
- 単語
僕がおススメしているのは、金のフレーズ、銀のフレーズの 2 冊の単語帳です。
Reading で 300 超えるためには、単語はこの 2 つがあれば十分です。
どちらも TOEIC に特化した単語帳となっており、実際にTOEICで頻繁に出題される単語が載っていますので、効率よく学習ができます。
僕自身が実際に使い(金フレのみ)効果を感じましたし、指導するときにも提案させてもらっています。
どちらもアプリや音声もありおススメです。
それぞれの使い方については、詳しく紹介している記事があるので、こちらをご覧ください。
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策には必須!
どちらにしても、一定期間は 1 冊の単語帳をじっくりと取り組んでみてください。
- 文法
ある程度の文法力がある人は不要ですが、最初から文法をやり直したい人には、下記がおススメです。
非常に丁寧に英語の文法を最初から説明してくれています。
社会人の方に中学英語を一から指導させてもらうときがあり、この教材を使ってもらい、最低限の文法力をつけてもらいました。
その方も着実にこれに取り組み、TOEIC 200 点台から 最終的には TOEIC 550 を取っていました。
やはり、文法を最初からやって英語学習の基盤を強固にすることで、その後の学習が楽になります。
題名のとおり、中学校 3 年間の英語がわかりますので、文法の学び直しには最適です。
ちなみに、高校レベルの英文法も中学英文法の応用で成り立っているものもあるので、中学英文法は侮れないです。
厳しめに判断しても、
と言う人以外は、上記の書籍で学び直すことで安定した文法力の ”基礎” を築けるはずです。
では、中学英語は大丈夫、もしくは上記の文法書の次にやるべきものが、以下の参考書です。
TOEIC テスト英文法プラチナ講義 ですね。
英文を丁寧に説明し、TOEIC で英文を読むことに特化して作成されております。
英語を理解する際には、かたまり(チャンク)に分けて理解する姿勢が大切なんですが、そういった部分をわかりやすく解説してくれています。ありがたい!
TOEIC の文法というと、Part 5の文法問題を考える人がいると思いますし、もちろんこの参考書でも、そういった問題を
取り扱っています。
しかし、英文法というのは、英語を理解するための骨子です。
リーディングのみならず、リスニングの理解の際にも ”英文法” の理解は必ず要る。
本当に軽視できない英文法ですが、TOEIC の最初の参考書としては、上記で紹介していたものを押さえておけば OK です。
英単語力が身についた状態で、英文法の理解があれば、必ず TOEIC リーディング 300 点には到達できる力が付きます。
このプラチナ英文法の表紙には、
文法を始めて勉強する人も~~
と書いてありますが、やはり前提として中学英語を網羅的に一度学習したほうが、頭に残りやすいと思いますので、中学英語も紹介しました。
文法についても、こちらの記事でより深く解説しておりますため、気になる方は是非どうぞ!
では、単語と文法を身に着けた後ですね。
やっとここで
- 問題を解いていくフェーズ
つまり、問題集に取り組んでいくわけです。
正直、単語と文法力をつけるだけでも確実にTOEICのスコアは上がっていきます。
それくらい、英単語と英文法は重要ですし、Reading 300 を超えるレベルであれば、どっちも伸びしろは絶対にあります。
それでも
- 本番前に相手(TOEIC)を正確に知る必要もあるため、問題集は解いておくべき
です!
では、どのような問題集を使うべきかをご紹介しますね。
- 問題集
TOEIC の問題集は数多くありますが、公式問題集はそれほど多くはありません。
上記の画像は新傾向になってからのもので、3,4ですね。
既にこれより新しいものが発売されていて、2021年では 7 まで出てますね。
新しく購入するなら、最近の傾向も反映されている 最新版の公式問題集 がおススメです。
値段は 約 3000円と他の問題集と比べると割高なのですが、”公式” 問題集ですので、大学受験の過去問のようなものと考えて買ったほうがいいと思います。
公式問題集がいい点として、
実際に TOEIC 本番の問題を作っている人が作っている
と言えば、十分買うべき理由にはなるでしょう。
他の問題集でもいいのですが、やはり最初に買うべきは公式問題集です。
公式問題集をやり込んだ後に、見たことのない問題を解きたくなったら初めてほかの問題集を買うべきだと思います。
もちろん、公式問題集をやり込むのは決して簡単なことではありません。
公式問題集の使い方については、基本的に
- 時間を測って解く(まだ答え合わせはしない)
- 時間を測らずに、たっぷり使って解く(まだ答え合わせはしない)
- 丸付けをする。
- 正答していた部分を含めて、なぜ正解が正解なのかを丁寧に理解しつつ、復習をする。
- 出来なかった問題、理解できなかったものを、英文単位で復習を繰り返す。
というやり方になります。
おそらく、公式問題集はホントに丁寧にやろうとするとかなり時間がかかります。
記載されている英文の量が非常に多いですからね。それを問題の正誤だけでなく、細かく1つ1つの英文を理解しようとすると、1か月以上かかることもザラです。
しかし、そうやって丁寧に復習することで、間違いなく TOEIC のスコアは上がっていきます。
リーディングに関してだけでもしっかりと復習すれば、300 点は取れる力は十分着きます。
公式問題集の使い方だけで結構な量になり、別の記事で詳しくはお伝えさせてもらいますので、今回は簡単な使い方の紹介ですが、大切なのは
- 丁寧にやること
です。
わからないところを放置するのではなく、しっかりと向き合い、理解しようとする。
その過程で、
出来ないことができる
ようになっていきますので!
ちなみに、、、
突然パンチのある画像ですが、th の発音をイメージしています(笑)。
これは、発音もやったほうがいい、ということを言いたくて強引に使っている画像ではありますが、発音は本当にやったほうがいいです。
なぜなら、リスニングのスコアが上がるからです。
ちなみに、単語を含めて、文法や問題集を解くときも、英文を読む際(問題を解く際には流石に読まなくても大丈夫です)には、”音読” を心がけたほうがいいです。
それは、学習の効率が良くなるから、ですね。
発音と音読の大切さについては、下記の記事でも言い及んでおりますので、是非読んでみてください。
TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット
30 日で TOEIC のスコアを 100 点アップする音読のやり方を解説!
まとめ
一定期間は 1 つのことに集中して取り組む
ことを大切にし、しっかりと
- 単語、文法、問題集
の順に学習する。
ということをお伝えしてきました。
繰り返しますが、1 つのことに集中して取り組むことは大切である一方、TOEIC ではやることも多いので常にずっと 1 つだけというのが難しい場面があるのも事実。
例えば、
という人もいると思います。
そういう場合でも、基本的には文法に進みましょう!
一時的に忘れてたとしても、一回覚えたものはもう一度覚えるときに圧倒的に覚えやすくなりますから。
ちなみに復習のタイミングとしては、
- 何かを覚えたその日の夜
- 次の日の朝
- 1週間~10日前後
で復習するのがおススメです。
ただ、複数のモノを並列してやるのは良くないので、最初は少し極端でも、一定期間は 1 つのことに集中して取り組む 意識でいきましょう、という話をしたかったのです。
是非、集中的に英単語なり英文法なり覚える時間を作って、着実に TOEIC スコアを上げる基盤を作っていきましょう!
ということで、今回はこの辺で!
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