こんにちは、TOEIC 965 のリモです。
- TOEIC のスコアを上げたいけど、どうしてもリーディングが苦手。
- 勉強してるけど、なかなかスコアが上がらない。
- リーディングで300点取れれば目標達成できる!
と言う人に向けて、
具体的なTOEIC のリーディング 300点の取り方、取るために必要なことをお伝えしていきます。
TOEIC のリーディング 300 点を超えられると、初級者、初心者から脱却し、中級者の仲間入りと言っていいでしょう。
なぜなら、英語が苦手な人は、決して TOEIC のリーディングで 300 点を超えられないと思っているからです。
少なくとも私は運やまぐれで TOEIC のリーディング 300点を獲得した人を見たことはありません。
学習を積み重ね、得られる結果がリーディング 300 点だと思います。
ですので、初心者から中級者になるということは、レベルアップが必然的に求められることになります。
本題の前に、最終的に結果を出すときに大切になってくる前提の話を少しさせて下さい。
初心者から脱却し中級者になるということは、そこには必ず成長が伴います。
ですので、その過程には、思い通りにいかないことや成長を感じられないときが来ます。
けど、レベルアップするためには、それに見合う代償が必要になりますので、辛いときを乗り越えなければなりません。
No pain, no gain.
痛みをなくして得るものなし。
という言葉もある通り、成長には痛みが付きものと言ってもいいでしょう。
けど、そうやって辛いことを乗り越えて獲得した結果は、とてつもなくリターンが大きいものです。
私自身も TOEIC で目標点数を越えた後は、予想以上のリターンを感じています。
もっと言えば、志望校合格とか、県大会優勝とかだとイメージが湧きやすいと思います。
毎日の受験勉強とか、日々の練習を乗り越えて、やっと目標を達成するプロセスですね。
そして、これは TOEIC でも全く同じように考えることができます。
全部が全部辛いわけではもちろんありませんが、
途中でやってくる辛いことを乗り越えて、目標を達成する。
これが、TOEIC 300 を取る上で覚悟すべきことだと思います。
是非とも、今回紹介する方法を参考にしていただき、TOEIC のリーディングで300点を獲得し、望む未来を手に入れましょう。
と、冒頭で前提を共有したところで、本題に入っていきますね。
TOEIC のリーディング 300点を取るためにやるべきこと
TOEIC のリーディング 300 点を取るためにやることはシンプルです。
単純に言うと、
単語と文法を学び、問題集を解いて本番慣れする、
これだけです。
ただ、先ほども共有させていただいた通り、少なくとも途中で辛い時期が来るくらいには、それぞれしっかりと学習する必要があります(笑)。
では、しっかりと学習するために、必要なことを説明していきます。
学習する方法論の前提

先ほどの前提とは少し異なり、実際に学習していく具体的な方法をやる前の前提をお伝えさせてもらいます。
最初のは心構えで、今回のはやり方に関わってくる話です。
それは、
一定期間は 1 つのことに集中して取り組む
です。
単語をやるなら単語、文法をやるなら文法、問題集をやるなら問題集、という具合ですね。
なぜなら、1つのことに集中する方が効率が良いからですね。
どういうことかと言うと、先ほども言った通り単語も文法も問題集も
しっかりと学習する
ためには、それ相応のエネルギ―を注ぎ、自分の中に落とし込んでいく必要があります。
落とし込んで、腑に落ちるレベルで理解したり覚えたりするのには、時間がかかりますからね。
仮に全部いっぺんにやろうとすると、自分の中に落とし込むのに時間がかかるし、そのせいでモチベーションの維持が難しくなったりもします。
計画を立てるときも、それぞれのバランスなどを考えたり、あれもこれもと考えるとゴチャゴチャしてきてしまいます。
しかし、1 つのことに集中すると、やるべきことが明確になります。
「今日から1か月間は単語を極める!」
と考えれば、横道に逸れることもなくなりますし、シンプルなので計画を立てるときも立てやすくなります。
さらに、リーディングを学習する際は、
単語→文法→問題集の順番でやるべきです。
なぜなら、問題集は文法と単語が混ざった問題が出てくるし、文法を構成しているのは単語です。
なので、単語学習で覚えたモノが文法学習でも出てくるし、そして覚えた文法を使って初めて問題を解けるのです。
いきなり問題集をやったとしても、わからない単語とか文法のオンパレードでやる気にならないと思います(笑)。
ですので、順々に最初から、単語、文法、問題集とやっていくのがストレスが少なく、効率的な方法になります。
こう考えると、最初から単語、文法、問題集、の順番にやったほうがいい理由もわかっていただけると思います。
ここまで、前提的な話が多くなってしまいましたが、次からは具体的に使うべき参考書の話をしていきますね。
リーディング 300点 のための参考書について
単語と文法、問題集を使うべきだ、という話をしてきました。
では、どのような参考書を使うべきなのか?
私が個人的に良いと思っているのは、それぞれ下記の参考書です。
- 単語

私がおススメしているのは、金のフレーズ、銀のフレーズの 2 冊の単語帳です。
Reading で 300 超えるためには、単語はこの 2 つがあれば十分です。
どちらも TOEIC に特化した単語帳となっており、実際にTOEICで頻繁に出題される単語が載っていますので、効率よく学習ができます。
私自身が実際に使い(金フレのみ)効果を感じましたし、指導するときにも提案させてもらっています。
どちらもアプリや音声もありおススメです。
それぞれの使い方については、詳しく紹介している記事があるので、こちらをご覧ください。
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策には必須!
どちらにしても、一定期間は 1 冊の単語帳をじっくりと取り組んでみてください。
- 文法
ある程度の文法力がある人は不要ですが、最初から文法をやり直したい人には、下記がおススメです。

非常に丁寧に英語の文法を最初から説明してくれています。
社会人の方に中学英語を一から指導させてもらうときがあり、この教材を使ってもらい、最低限の文法力をつけてもらいました。
その方も着実にこれに取り組み、TOEIC 200 点台から 最終的には TOEIC 550 を取っていました。
やはり、文法を最初からやり英語学習の基盤を強固にすることで、その後の学習が楽になります。
題名のとおり、中学校 3 年間の英語がわかりますので、文法の学び直しには最適です。
ちなみに、高校レベルの英文法も中学英文法の応用で成り立っているものもあるので、中学英文法は侮れないです。
厳しめに判断しても、中学英文法は大丈夫!と言う人以外は、上記の書籍で学び直すことで、安定した文法力の礎を築けるはずです。
では、中学英語は大丈夫、もしくは上記の文法書の次にやるべきものが、以下の参考書です。

TOEIC テスト英文法プラチナ講義 ですね。
英文を丁寧に説明し、TOEIC で英文を読むことに特化して作成されております。
英語を理解する際には、かたまり(チャンク)に分けて理解する姿勢が大切なんですが、そういった部分をわかりやすく解説しています。
TOEIC の文法というと、Part 5の文法問題を考える人がいると思いますし、この参考書でも、そういった問題も取り扱っています。
しかし、英文法というのは、英語を理解するための骨子です。
リーディングのみならず、リスニングにももちろん登場します。
本当に軽視できないのが英文法ですが、TOEIC の最初の参考書としては、上記で紹介していたものを押さえておけば、必ず TOEIC リーディング 300 点には到達できる力が付きます。
このプラチナ英文法には、文法を始めて勉強する人も、と書いてありますが、やはり前提として中学英語を網羅的に一度学習したほうが、頭に残りやすいと思いますので、中学英語も紹介させていただきました。
文法についても、こちらの記事でより深く解説しておりますため、気になる方はぜひどうぞ。
では、単語と文法を身に着けた後ですね、やっとここで問題集に取り掛かっていきます。
正直、単語と文法力をつけるだけでも確実にTOEICのスコアは上がっていきますが、本番前に相手(TOEIC)を正確に知る必要もあるため、問題集は解いておくべきです。
どのような問題集を使うべきか、ご紹介します。
- 問題集

TOEIC の問題集は数多くありますが、公式問題集はそれほど多くはありません。
上記の画像は新傾向になってからのもので、3,4ですね。既にこれより新しいものが発売されています。
新しく買うなら、最近の傾向も反映されている最新版の公式問題集を買いましょう。
値段は 3000円ほどとほかの問題集と比べると割高なのですが、”公式”問題集ですので、過去門のようなものと考えて買ったほうがいいと思います。
公式問題集がいい点として、実際に TOEIC 本番の問題を作っている人が作っている、と言えば、十分買うべき理由にはなるでしょう。
他の問題集でもいいのですが、やはり最初に買うべきは公式問題集です。
公式問題集をやり込んだ後に、見たことのない問題を解きたくなったら初めてほかの問題集を買うべきだと思います。
もちろん、公式問題集をやり込むのは決して簡単なことではありません。
公式問題集の使い方については、基本的に
- 時間を測って解く(まだ答え合わせはしない)
- 時間を測らずに、たっぷり使って解く(まだ答え合わせはしない)
- 丸付けをする。
- 正答していた部分を含めて、なぜ正解が正解なのかを丁寧に理解しつつ、復習をする。
- 出来なかった問題、理解できなかったものを、英文単位で復習を繰り返す。
というやり方になります。
おそらく、公式問題集はホントに丁寧にやろうとするとかなり時間がかかります。
記載されている英文の量が非常に多いですからね。それを問題の正誤だけでなく、細かく1つ1つの英文を理解しようとすると、1か月以上かかると思います。
しかし、そうやって丁寧に復習することで、間違いなく TOEIC のスコアは上がっていきます。
リーディングに関してだけでもしっかりと復習すれば、間違いなく リーディングで 300 点は取れます。
公式問題集の使い方だけで、結構な量になりますので、別の記事で詳しくはお伝えさせてもらいますので、今回は簡単な使い方の紹介ですが、大切なのは丁寧にやることです。
わからないところを放置するのではなく、しっかりと向き合い、理解しようとする。
その過程で、確実に
出来ないことができる、ようになっていきますので。
ちなみに、、、

突然パンチのある画像ですが、th の発音をイメージしています(笑)。
これは、発音もやったほうがいい、ということを言いたくて強引に使っている画像ではありますが、発音は本当にやったほうがいいです。
なぜなら、音読に効果があるからです。
単語を含めて、文法や問題集を解くときも、英文を読む際(問題を解く際には流石に読まなくても大丈夫です)には、音読を心がけたほうがいいです。
それは、効率が良くなるから、ですね。
発音と音読の大切さについては、下記の記事でも言い及んでおりますので、是非読んでみてください。
TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット
30 日で TOEIC のスコアを 100 点アップする音読のやり方を解説!
まとめ
一定期間は 1 つのことに集中して取り組む
ことを大切にし、しっかりと単語、文法、問題集の順に学習する。
ということをお伝えしてきました。
ちなみに 1 つのことに集中して取り組むことは大切ですが、復習も大切ですので、常にずっと 1 つだけというのが難しい場面があるのも事実です。
例えば、単語を一通りやって文法に行きたいけど、せっかく覚えた単語を忘れそうで怖い、、、という人もいると思います。
一時的に忘れてしまっても、一回覚えてしまったものはもう一度覚えるときに圧倒的に覚えやすくなるのでそれほど心配ないのですが、週1で確認するなどはやっても問題ないです。
ただ、複数のモノを並列してやるのは良くないので、最初は少し極端でも、一定期間は 1 つのことに集中して取り組む 意識でいきましょう、という話をしたかったのです。
ということで、今回はこの辺で終わりたいと思います。
P.S
もし、TOEICの相談などがあれば遠慮なくお知らせください!
100%返しますし、私も読者さんがどのようなことで悩んでいるか知りたいので、存分にご活用ください!
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