TOEIC 700 に必要な単語量は 2000? 語彙よりも重要なこと

TOEIC700単語

こんにちは。リモです。

TOEIC で 700 を目指す人には様々な得意不得意を持った人がいるでしょう。

 

  • Listening よりも Reading のほうが得意な人
  • Reading よりも Listening のほうが得意な人
  • どっちも課題が山積み!って思っている人

 

いずれにせよ、TOEIC 700 を目指すなら、リスニングとリーディング合わせて 700 になればよいのです。

綺麗に 350 ずつなのか、400 と 300 か、などなど、TOEIC 700 というスコアでも、いろいろな形があります。

 

ちなみに、リーディングとリスニングなら、リスニングのほうがスコアは取りやすいです。

私は TOEIC 720 のときは、おおよそ Listening 395, Reading 325 でした。

このあたりについても、しっかりと説明していきます。

 

今回は、最短で TOEIC 700 を取るための

 

必要な最低限な単語数、語彙数

そして、必要な語彙数で TOEIC 700 を獲得するためのほかの要素

 

についてお伝えさせてもらいます。

TOEIC 700 に必要な語彙数とは?

 

早速本題に入っていきますが、そもそも Reading でも長文が得意な人や文法問題が得意な人など、様々です。

覚えている語彙の数が多かったとしても、文法問題が苦手だったり、リスニングが苦手だったりすると、覚えている語彙数がしっかりと TOEIC スコアに結びつかない可能性があります。

 

そのため、

「TOEIC 700 に必要な単語数は~~です。」

 

とは一概になかなか言えないです。

 

しかしながら、他の要素が完璧であると仮定したとすると、語彙数は 2000 語ほどでいけるのではと考えてます。

他の要素、というのは、先ほどの文法の理解、リスニング力ですね。

 

これは、一般的に言われている語彙数よりかなり少ないはずです。

 

理由についての説明に入る前に、一般的な TOEIC スコアを語彙数について共有させてもらいます。

TOEIC スコアと語彙数の一般的な目安

一般的な目安、みたいなのも気になると思いますので少し調べてみました。

そうすると、

TOEIC 500 で 5000 語とか、3000 語。

TOEIC 700 で 3000 語ほどという情報もありました。

また、TOEIC テストには総じて 10000 語を超える単語が出てくるとか、

色々出てきました。

 

この一般論を踏まえまして、私の過去を元に考えつつ、必要な語彙数が 2000 である理由をお伝えしていきます。

 

私が TOEIC 640、720 だったときは、中学英語に加えて大学受験で使っていた英単語帳 DUO をやりこんでいました。9割以上は暗記していたはずです。

中学生で覚えるべき単語数は 1200 であり、DUOの収録語数は、単語と熟語を合わせて約 2500です。

 

中学校で覚える単語と、DUOの単語で重なっている部分もあるでしょうから、私の当時の語彙数は 3000 ~ 4000 語ほどと考えられます

ただ、私は海外ドラマ、洋楽で独学で学び続けていたので、もう少し多いと思います。

ですので、4000 語~ 5000 語 の間の語彙数と考えることが出来ます。

私がTOEIC 720 を取ったときの語彙数が、4000 ~ 5000 でしたが、最低限で TOEIC 700 を超えるだけであれば、私はもっと少なく済むと考えています。

このように考える理由は 2 つあります。

 

TOEIC 700 を取るための語彙数が 2000 である 2 つの理由

少し冒頭でもお伝えしていましたが、2 つの理由とは

 

  1. TOEIC には TOEIC に出やすい単語がある
  2. TOEIC には文法やリスニングの要素も絡む

 

まず、TOEIC には TOEIC に出やすい単語があります。

必要な語彙数が3000だとしても、TOEIC に出てこないような単語を学んでもスコアアップには繋がらないので、TOEIC だけを考えたら非効率的な勉強になってしまいます。

 

ちなみに今は TOEIC だけを考えた場合の話を進めていきますが、TOEIC 以外の日常会話、海外ドラマや洋楽のほうが、リアルに感じられて臨場感があって覚えやすかったりもします。

人間は機械ではありませんので、そういった興味や関心、感情などと関連付けて覚えることもおススメしています。

関連づけの話は、”関連付け” の考えで、TOEIC 学習を根本的に効率的にしていく でお伝えしていますので、気になる方は是非お読みください。

 

本題からそれましたので、戻しますね。

最短で最低限の語彙で TOEIC 700 を取るための話であり、TOEIC には TOEIC に出やすい単語があるとお伝えしていました。

このTOEICに特化した単語を集めたのが、新TOEIC  TEST 出る単特急 金のフレーズです。

金フレ

金フレの使い方が気になる人は、

金フレの使い方!TOEIC初心者から中級者まで使える!

をご覧ください。

こちらの金のフレーズ、収録語数は約 1000 語です。

TOEIC を数十回と受けて何度も満点を取っている TEX 加藤さんが厳選した、TOEIC で頻出した単語が載っている単語帳です。

現在のあなたの語彙力も関係しますが、これに取り組むだけで TOEIC 700 は射程圏内だと思ってます。

 

それぐらいの良書です。

 

この金フレの 1000 語に加えて、中学生で覚える単語 1300 語ほど と金フレで被る部分も考えると、2000 語というのが私の考えです。

たった 2000 語です。

中学英語をしっかりと学んでいれば、金フレに載っているたった 1000 語加えるだけです。

これだけなら、案外覚えられそうな単語数ではないでしょうか?

 

しかし、勘違いしていただきたくないのは、覚えている語彙数は多い方がいいということです。

単語、語彙の力は偉大です。

TOEIC は単語の試験という話もあるくらいですからね。

TOEIC でスコアを上げるために、語彙数を伸ばす必要はない、というつもりはありませんので、そこはご注意ください。

 

そしてここから、2 つ目の理由であった、文法やリスニングが必要である話をしていきます。

 

語彙数は 2000 だが、2000 語だけでは TOEIC 700 は取れない

語彙数、英単語を覚えることは大切です。

しかし、英語というものは、英単語、文法、リスニング(発音)に分解して考えることが出来ます。

そのため、英単語の要素だけを押さえても、文法や リスニング が出来ていないと英語が十分に出来ませんし、TOEIC で700 も取れません。

 

あくまでも語彙は英語を構成する一要素でしかないため、他の要素(文法と発音)が完璧に近ければ、語彙数は 2000 語でも TOEIC 700 は決してあり得ない話ではなくなってきます。

 

加えて、TOEIC は Listening のほうが点数を取りやすい試験です。

理由は、リスニングで使われる英文のほうがリーディングよりも易しいからです。

その意味で、なおさらリスニング力が求められますから、リスニングの理解が必要になります。

 

この考え方については、

という、以前に書いた記事が参考になると思います。

 

今回紹介した金のフレーズ(金フレ)には、リスニングとリーディング含めてどちらにも出る単語が多く載っています。

Part 1 に出てくる表現などもありますので、痒い所に手が届く作りになっています。私もお世話になりました。

 

金フレは純粋にTOEICのスコアを上げるのに最も役立つ参考書の一つです。

※追記 中学英語を学び直す TOEIC 受験者用に、銀のフレーズもあります。そちらについては、銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策には必須! をご覧ください。

 

私が提唱するTOEIC700の取り方は

Listening 400

Reading 300

Total    700

です。

 

この Listening 400 を取るためには、確実なリスニング力、聞き取った英文を正確に理解できる文法力が必要です。

しっかりとしたリスニング力、英文法の理解があれば、語彙数が 2000 でも十分TOEIC700は取れるはずです。

 

ちなみに、リスニング力を上げる最短の方法は、発音を理解することです。

 

発音の理解が大切である理由、文法の学び方などについては、それぞれ以下の記事がありますので、参考にしていただけたらと思います。

 

TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット

TOEIC の文法対策を 0 からするときに読む記事

 

では、最後は他の記事にゆだねる形になりましたが、今回はこの辺で!

何か、TOEIC に関わること、それ以外のことでも気軽にご相談ください!

筆者(リモ)のプロフィール

 
「海外ドラマ面白過ぎる、、、!!」
 
という衝撃を高校 2 年の時に受けてから、
 
興味あるモノから学習をし続け
独学、留学なしで TOEIC 965。法人指導経験あり。

効率だけを追い求めた学習をメインとせず、
 
“興味” や “好奇心”
 
にもフォーカスし、主体的に学習することが
 
・”やらされ感” から “知りたい” へ
・圧倒的なモチベーションの持続
・クリエイティブも発動して効率 UP
 
特に TOEIC600 越えのための強力なバックアップ
 
につながると考え、自分の経験をもとに、
 
【興味も使い TOEIC の停滞感を壊し、スコアを大きく上げる】
 
ために活動中。
理念についてはこちらから

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