どーも、リモです。
いきなりですが、ちゃんと
”明確な意図”
を持って、学習できてますか?
冒頭から質問で始まって、ちょっとやかましかったかもですが(笑)
ただ、結構バカに出来ないというか、
以前にそういった場面を目の当たりにしましたので、案外気を抜くと、
”何となく学習し続けるトラップ”
に、ハマってしまっている人も多いのかなと思い、この記事を書いています。
その話を共有しつつ、わかりやすい ”基準” も示して、しっかりとそのトラップを回避して学習を前に進めていってください。
クライアントさんとの帰りの車中で
ある日、クライアントさんに直接指導させてもらい、その帰り道。
その方の仕事場にいたので、ついでに最寄りの駅まで車で送ってもらいました。
その方は、TOEIC 対策のために、通勤の時、毎日 20分前後、同じTOEIC 参考書の CD をずっと聞いているとのこと。
リモ「おお、いいですね!どのくらいの期間これ聞いてるんですか?」
※ クライアントを仮に A さんとします。
A さん「そーですね。半年くらいは聞いてると思います。」
リモ「結構聞いてますね!じゃあもう完璧に近いくらい理解できてるんじゃないですかー?(笑)」
A さん「いやあ、どうでしょうかね。大体わかるとは思いますよ~」
ということで、流れてくる英文を聞きながら、
リモ「今、英文で何て言ってましたか?」
と聞くと、
A さん 「~~が〇〇したってことですかね」
リモ「お!大枠は取れてますねー。じゃあ英文だと何て言ってたかわかりますか?」
A さん 「英文ですか、、、えーっと、、、」
…と、短めですが回想はここまでです。
学習に必要な明確な意図とは?
先ほどの話、結末は言うまでもなく、
A さんは英文自体をちゃんと
理解できていませんでした。
ちなみに、日本語の意味がわかったのも、英語の後に日本語の音声が流れるタイプだったということで意味がわかったそうです。
A さんとしては、毎日の車での通勤時間を英語学習にしていたつもりだったんですが、
実際問題として、定着していなかったわけです。
日々の学習はちゃんと定着しているか?
この視点を是非忘れないようにしましょう。
そのときに A さんには以下のアドバイスをしました。
リモ 「毎日聞くこと自体はめちゃくちゃいいことなので、もっと細部まで聞き取ることを意識しましょう!
今は悪い意味で ”聞き流す” ことに慣れてしまっていると思います。なので、流れてくる英文 1つ1つの英単語を聞き取る、文法なんかも気にしながら聞くようにしましょう。
あとは、日本語はもうなくていいと思うので、英語だけ聞くようにして(英語のみの音声もあったので)、学習のハードルを上げて、学習効率を上げるといいですね!」
毎日の空き時間を使って、英語の音声を聞いている人は多いです。
ただ、そのときに“聞き流す” だけで、ちゃんと身になってないケースもある。
せっかく勉強したつもりでも身についてないならば、それほど悲しいことはないわけで。
だからこそ、“明確な意図” が大切になります。
明確な意図とは何か?
それは、先ほども言いましたが
”細部まで理解しようとする意識”
これを、はっきりと持つ必要があります。
先ほどのはリスニングの例でしたが、他の例も挙げると、
- 英単語なら意味を思い出す
- 文法なら訳、ルールを思い出す
- リスニングなら、意味だけでなく、聞き取った英語を頭の中に浮かべる
- リーディングなら、1 語 1 語をしっかりと訳しつつ、英単語も文法もおさえる
こう書くと、ハードルが
上がり過ぎた感じがありますが(笑)
最初は大変だと思うんですけど、慣れれば、意識せずに出来るようになります。
ただ、最初は絶対にこの意識が必要。
だからこそ、明確な意図というか
「なぜこれをやっているか?」
という視点を持ち続けるというか、”何となく” を排除したいわけです。
いざ TOEIC 学習とか、英語学習でもいいですけど、
何となくやり始めると
何となくの結果しか出ない。
もちろん、最初は学習の習慣化が大事だから、ハードルを下げる意味でも軽めに初めてもいいでしょう。
もっと言えば、続けることで少しずつ積みあがっていき、TOEIC のスコアも徐々に上がるかもしれない。
その意味で言えば、何もしないよりかは 100 万倍良い。
ってツッコミはナシなんですけど(笑)
とにかく、やらないよりかはいいです。それが学びになっているなら。
ただ、やっぱり大きな結果にはつながりにくいのも事実です。
大きな結果を出すためには、明確な意図を持ちましょう。
明確な意図を持ち、学習効率を上げる
何となくは諸悪の根源説
先ほどの例からもわかるように、何となくで一番気を付けなければいけないのは、分かった ”気になる” ということ。
- 毎日同じ音声を聞いていたり
- 何度もやった問題集だったり
- 繰り返しやってる英単語帳だったり
これらも、
”何となく” やってたらわかってる ”気になる”
と思うんですよ(笑)
まあこれは仕事、人間関係でも同じでなあなあだったり適当だったりすると良い結果が出ないのと一緒ですね(笑)
だからこそ、TOEIC でも同じように ”何となく” に気を付けながら、学習をし続ける必要があります。
苦手の克服のときこそガッツリ集中
特に苦手を克服するときなんかは、一転集中で克服することが必要だったりするからこそ、何となくの学習では克服しにくい。
苦手を克服しないことには、学習のモチベも上がらないだろうし、何よりスコアも上がらない。
特に TOEIC 学習とかでは、
- リスニング
- 英単語
- 文法
これらの何かに苦手意識があるなら、そこに注力したほうが確実に TOEIC スコアは伸びます。
僕自身も、何となく毎日英語に触れているよりも
意識的に苦手を克服したときのほうがスコアの伸びがよかったです。
苦手に思いっきり向き合う
また、一時期発音を伸ばそうと思って、発音ばっかり集中して対策してました。
大学生くらいの時だったんですが、シャワー浴びながらL と R の発音の違いを確認しまくってましたから(笑)
結果的に、発音が強化されて、リスニングの点数が8割から9割ほどを安定して取れるようになりました。
※ 発音については、TOEIC の Listening のスコアに直結!”発音” で得られる 3 つのメリット にて詳しく書いてますので是非。
その後、リーディングを伸ばそうとしたときも、
と自覚してから、
覚えてない英単語をスマホに記録したり、スーッと入ってこなかった英文の写メを取って暇なときに見返したりしてました。
もっと言えば、理解しにくい英文の音声を何度も聞いて、正確に速く理解できるようにめちゃくちゃ意識してました。
結果として、リーディングで塗り絵(時間がなくて適当にマークすること)することもなく、高い精度で読むことが出来ました。
※ 目標スコアが 900 以下なら、塗り絵しても全然問題ないのでそこはご注意を!塗り絵の話もしてるのは、以下の記事をどーぞ。
要するに、苦手があるならそこを潰すことで、わかりやすく結果につながるからおススメってことですね(笑)
何となくの学習は、楽だから続けやすいけど、
- 苦手の克服
- 成長
には、ある程度の負荷が必要です。
しっかりと負荷をかけつつ、具体的なスコアアップが出来れば
- 良い循環に突入もできるし
- やる気も出るし
- 素直に嬉しい!
と思うんで、苦手を克服していきましょ!(笑)
ということで、本日は以上です!
P.S
- 0からの学習で全部苦手!
- この英語表現を解説して欲しい!
などなど、
- どのように学習すればよいか悩んでいる
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