こんにちは、リモです。
今回は
という
- TOEIC 600 超えを目指す方
に向けて、
をしていきます。
Part5 は時間をかけずにしっかりと正答することが求められます。
もちろん、問題によっては設問全体を見る必要がありますが、
- 5 秒とかからずに解ける問題がある
のも事実です。
そういった問題を取りこぼさずに解いていくためにも
”戦略”
が必要になります。
Part 5 の解き方はレベル問わず求められますので、早い段階で解き方を理解しておきましょう。
ちなみに、タイトルの通り、この記事を読んで実践するだけで
- リーディングスコアが 50 点以上上がる
ように書いております。
基礎的な内容も含まれますが、Part 5 にかかわらず、
- 解けない問題に時間を使わず
- 解ける問題に時間を使う
この解き方が TOEIC のリーディングでは重要です。
まあ当たり前のことなんですが(笑)
けど、事前に準備や練習をしていかないと
ので、しっかりと備えておきましょう!
ちなみに、Part 5 の文法問題については、下記の記事でお伝えしているので、こちらもあわせてどうぞ!
ではでは、本題に入っていきますね。
最低限の語彙力は必要
元も子もない話になりますが、語彙問題は語彙力がないと解けません。
文字通り、語彙を問われているわけですから当然ですね(笑)。
解き方についても解説していますが、前提として
- 最低限の語彙力
は必要になることを念頭に置いて下さい。
ですので、初級者の方でまだ英単語帳をやっていない人は
- 銀のフレーズ (銀フレ)
という単語帳をやることをおススメしています。
詳しいやり方については以下の記事で解説していますので、語彙力向上のために参考にしてみてください。
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策には必須!
ではでは、ここからは最低限の語彙力がある前提で話を続けていきます。
さて、先ほどもお伝えした通り、
になってきます。
- Reading Part では 75 分で 100 問の問題を解かなければならない
- 問題の設問、選択肢など大量の英文を読む必要がある
- その中で、”解けない問題に時間を使わず” に ”解ける問題に時間を使う”
ためですね。
75 分間で 100問を解くのはかなりの集中力を使います。
意外かもしれませんが、
ことが普通です。
何を隠そう、実際私も TOEIC 900 を一番最初に超えたときは、6,7 問くらい塗りつぶしましたからね。
ですので、TOEIC 600 を目指す場合は
- 100問全部解く必要は全くありません。
計算すると、
- ざっくり Reading は 1 問正答で 5 点加算
されるので、
- Reading 300
- Listening 300
- 合計: TOEIC 600
と仮定すると、
300 ÷ 5 = 60
つまり、
取れるわけです。
言い換えれば、100 – 60 = 40 問は間違えられる、塗り絵できるわけです。
と思ったかもしれませんが、60 問だけ解く場合は、
- 60 問すべて正答する前提
があるので、
があります。
TOEIC 600 越えを目指す人にとっては、Reading の 75 分の中で 60 問正答しようと思ったら、
- いずれにしても時間が圧倒的に足りない
ので、時間を賢く使っていくことでスコアアップにつながります!
逆に、
- 考えてもわからない問題に時間を使うのはもったいない
ですので、早めに見切りをつけましょう!
目安としては、Part 5 では 18 ~ 20 問正答したいところですね。
TOEIC 600 を目指すレベルであれば、これくらいを目標にしてわからない問題を飛ばしていくべきです。
ちなみに、時間の使い方に関しては、
で詳しくお伝えしているので、気になった方はこちらもどうぞ。
では、
- 最低限の語彙力があり
- 時間も適切に使っていく
前提で、話を進めていきます!
正答するために文全体を読む
Part 5 の語彙問題は文法問題と違い、
- 空所前後を読むだけでは解くことが出来ないパターン
がほとんどです。
たまに、
- コロケーション(熟語)で覚えたものがそのまま答えられる語彙問題
もありますので。ただ、そんなに多くないです。
だからこそ、基本的には
姿勢で臨むくらいが丁度いいです。
”設問の分をすべて読む” と言いましたが、いきなり問題文を読むわけではありません。
読み始める前に、
の判断をしていく必要があります。
設問文の前に選択肢を見極める
結論を言うと、一番最初に見るべきは
- 4 つの選択肢
で、これは、
です。それくらい重要になってくる。
なぜなら、
- 設問文 (問題文) が理解できたとしても、4 つの選択肢がわからなければ正答を選ぶことは出来ないから
です。
こうなってしまうと、設問文を理解する時間が無駄になってしまいますよね。
ですので、
です。
この 4 つの選択肢を先に見て、
- 選択肢の理解度次第で、その問題へのアクションを変える
ことで、無駄な時間を使わずに正答率を上げていきます。
では、具体的な解き方を。
解くときには以下の順序が基本になります。
2. 理解できそうか判断する(下記理解度合を参照)
3. 解くと判断した場合は、設問文を読む
*解けないと判断した場合は、適当にマークする
4. 時間内に読み、時間が来た段階で正答と思うものをマークする
- Part 5 の語彙問題の A ~ D の 4 つの選択肢で、 何個英単語の意味が分かるか?
これが ”理解度” になります。
- ”理解度” によってどれくらい時間をかけるが変わる
ので、下の条件を目安に、 TOEIC 600 を超えるために時間配分を考えてみてください。
- 0/4、1/4 わかる(ほとんどわからない)
すぐに勘を使ってマークシートを塗りつぶしましょう。時間をかけずに解いて、他の問題に時間を使うべきです。
- 2/4、3/4 わかる(まあまあわかる)
20 秒程度その問題に使い消去法などを使い正答率を上げて、25 秒程度を限度に塗り絵しましょう。
- 4/4 わかる (すべてわかる)
確実に正答したいので 30 秒まで使い、それ以上かかるならその段階の最善解を選びましょう。
上記は目安ですが、基本は
- 解けない問題に時間を使わず
- 解ける問題に時間を使う
意識で試験本番は解いていきましょう。
解く時間に関しては、
- Part 5: 15-20 分
- Part 6: 12 分 前後
- Part 7: 43 ~ 48 分
このような時間配分がおススメです。
ですので、Part 5 の解ける問題には最大45秒くらいかけてもいい場面がありますが、解くか解かないかで迷ったりして時間をロスするともったいないので、この辺は調整をしてみて下さい。
ちなみに、一度時間を使い始めると、
時間を使ってしまう可能性があります。
しかし、決めた時間以上考えるのは、時間を有効に使っているとは言えません。
- Part 5、Part 6 で時間を節約し、
- Part 7 に時間を使う
こっちの方が得策です。
なぜなら、シンプルに TOEIC Part 7 は長文問題であり、読み込めば問題文の中に答えが書いてあるからですね。
Part 5、Part 6 の問題によっては、
- 純粋に知識を問われている問題
があり、これは知らないと正答することはできません。(適当にマークして正解できる可能性はありますが)
このような説明はクライアントさんにもよくしますが、
と欲を出してしまい、結果的に 40秒くらい時間を使ってしまうことがあるようです。
これは
- 全体のスコアを下げる直接的な要因
になり得ますので、自分に厳しく行きましょう!
ルールを決めた時間管理は、Reading 全体で見れば
- 必ずスコアが上がる
ので、自分に課したルールは試験中だけは順守してみてください。
ちなみに、Part 5 の後半の問題に時間をかける必要はないかもしれません。
なぜなら、
です。
もちろん、121 ~ 130 の問題の中で 5 秒くらいで答えられる問題もあります。
あくまで傾向と言うことで意識してください。
ただ、基本的には Part 5 の後半になるにつれて難易度がありますので、
と判断したらすぐに塗りつぶしましょう。
ニュアンスが似ている選択肢は間違いの可能性有
補足的な説明ですが、語彙問題では、
- 選択肢の内容のニュアンスが似ているものをひっかけ
として選択肢に登場することがあります。
以下の問題をご覧ください。(僕が作りました)
Q. Residents almost agreed on the municipal plan about (~~~) of a railroad.
A. expansion
B. transportation
C. tradition
D. subscription
上記のように、空欄の前後だけを訳せたとすると、
Q. 住民のほとんどは、鉄道の (~~~) について市の計画に同意した。
念のため語彙も載せておきますね。
resident = 住民
agree on ~ = ~ に同意する
municipal = 市の
railroad = 鉄道
英文をパッと見て
こんな具合に、
- 鉄道という言葉があるから「移送、輸送」を意味に持つ transportation かな?
と判断しがちなんですが、これはひっかけ問題です。
順当に意味がわかっていれば、
- expansion (拡大、拡充)
という言葉を選んだ方が、文の意味が通りやすくなります。
ですので、答えは A になり、文全体の意味は
住民は、市の鉄道の拡大計画について賛成した。
となります。ちなみに
A. expansion (拡大、拡充)
B. transportation (移送、輸送)
C. tradition (伝統)
D. subscription (定期購読)
です。
なお、このような
ので、TOEIC は一部こういう性質があると思ったほうがいいかもしれません(笑)。
ちなみに最近では、
- ひっかけに見せかけて正解パターン
もあったりします(苦笑)。
やはり、テクニックに頼るには限界があるので、TOEIC では
- 純粋な英語力
が求められていると思います。
まとめ
最低限の語彙力がある状態で、TOEIC のリーディングのスコアを上げるための Part5 の解き方についてお伝えしてきました。
- 最低限の語彙力は必要。
- 文全体を読む必要有。(熟語は除く)
- Part5 の 語彙問題の 解き方
- ニュアンスが似ている選択肢は間違いの可能性有
純粋な英語力が TOEIC では求められてきていますので、しっかりと実力をつけていきましょう!
ちなみに、語彙の最低限として銀フレを紹介しましたが、僕は海外ドラマなどでも語彙をつけていきました。
最初にある程度の知識をつけるのにも銀フレはオススメです。
ただ、
- 海外ドラマ
- YouTube
- 洋画
- 洋楽
など、実際に使われてるのを見て楽しむことで、記憶に残りやすくなります。
是非とも、息抜き程度になるかもしれませんが、YouTube や洋楽、洋画、海外ドラマの視聴もTOEICのために考えてみてくださいー!
では、今回はこの辺で!
P.S
Part 5 の文法問題や、Part 6 の問題の解き方、Part 7 についてもお伝えしていますので、是非下記の記事を参照していただけたらと思います!
【前提共有】TOEIC の Part5 の文法問題をスピーディに解くために
【Part 6 TOEIC 600 を取る具体論】16 問中 10 問を確実に正答する
【Part 7】TOEIC 600 越えのための解き方を徹底解説!
P.S.S
- この問題がわからない…
- 0からの学習で全部苦手!
- この英語表現を解説して欲しい!
などなど、
- どのように学習すればよいか悩んでいる
などありましたら、遠慮なくお知らせください。
個別に相談に乗らせてもらっています。
100%返信させてもらっていますので、お気軽にどうぞ!
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