こんにちは、リモです。
今回は
- TOEIC の繰り返しのリスニング学習の際に忘れてはいけない 1 つの視点
についてお伝えしていきます。
当然ながら、リスニング力を上げるとなったら、たくさんの英語を聞く必要があります。
英語のシャワーを浴びる
なんて表現もあると思いますが、大きく英語力や TOEIC スコアを上げるには、
- たくさんの英語
を聞く必要があるのは間違いないでしょう。
けど、だからと言って何でもいいから英語を聞きまくればいいわけではありません。
右から左に聞き流しては意味ないし、”理解” を伴わないと、リスニング力は上がっていきません。
じゃあどうやって理解していくか?
となると、必然的に同じモノを何度聞く
- 繰り返し
をしていくことになります。
ちょっとずつ定着させるわけですからね。
- リスニングの反復、繰り返し
- 聞き取れる音が増えていく
- 結果としてスコアアップ
みたいなイメージですね。
そもそも、なんで繰り返すかと言うと、
大切なステップ
なんとなくわかる
↓
反復する
↓
しっかり理解できる
という段階があるからですね。
反復する、についてはさっきも説明しましたが、
- なんとなくわかる
- しっかりと理解できる
についても後ほど説明しますね。
繰り返し学習は効果的ですが、押さえることをしっかりと押さえないと効果が半減してしまう可能性があります。
そうなると、せっかく学習したのに効率が悪くなったりします。
と誰しも思うはずですので、そんな期待に応えられたらと思っております。
効果を最大化させるためにも、今回お伝えする正しい認識で学習していきましょう!
TOEIC 対策に繰り返しが良い理由
繰り返しのリスニング学習の前提
本題の前に、前提の話を少しだけさせてください。
繰り返しのリスニング学習の前提は、英文がわかる音声を使う必要がある、ということです。
なぜなら音声の英文がないと、
- わからない部分があったときに何がわからないか判断が出来ないから
です。
僕の発信としては、
と言っているので、必ずしも流れる英語の音声の英文(スクリプト)がない場合もあるでしょう。
そういったモノでの学習はかなりハイレベルになってからすべきだと思いますので、TOEIC 600 レベルであれば非効率になります。
自分が好きな海外ドラマとか、洋楽とか YouTube などになると思いますが、英文がわかれば何でもいいでしょう。
- 英文がわかる音声
- 英語字幕がある音声
という前提の話もできたことで、本題に入っていきますね。
たった 1 つの忘れてはいけない視点
ではでは、今回の記事の核となる部分です。
忘れてはいけない 1 つの視点。
それは、
という視点です。
まあ当然というか、拍子抜けしたかもしれませんが、ホントに大切です。
先ほども言いましたが、
大切なステップ
なんとなくわかる
↓
反復する
↓
しっかり理解できる
というステップを経る必要があり、
- なんとなくわかる
で止まってはいけません。
別の言い方をすると、
ということです。
先ほども言った通り、ただただ何度も聞いていれば聞けるようになるわけではないからですね。
理由について順に説明します。
まず英文を理解することから始めましょう。
そして必ず最初は “なんとなくわかる” 状態から理解が始まっていくわけです。
なんとなくわかるとは
いきなりですが、英文を見たとしたらその英文の意味を理解しようとしますよね。
文字情報だけなら、単語と文法の知識があれば、その英文の意味はつかめるでしょう。
これがリスニングだと、
- 聞き取る
要素が追加されるわけですが、一度それは置いておきますね。
話を続けますね。
リーディングでは、英文を見て単語と文法がわかれば理解できます。
これをリスニングでも同じように考えてみましょう。
リスニングでは、英語を “聞き取って” 単語と文法がわかれば理解できます。
と言えるわけですね。
例えば、TOEIC のリスニングで流れてくる音声です。
音声を聞いただけで理解できないことがあるはずです。
このときに、その英文やスクリプトなどを準備し、実際に流れてくる音声と一緒に見ると、
と、なんとなくリスニング出来ると思います。
厳密に言えば、何となく ”聞き取れる” わけです。
英文を見たら、理解できるのと一緒ですね。
そして、ここから先が大切です。
その英文を見ずに、
ということを常に意識してください。
これこそが、
という視点であり、この記事の全てと言ってもいいくらい重要です。
この意識がないと ”わかったつもり” の英文が増えてしまい、実際の TOEIC 本番で聞き取れなくなってしまうからですね。
そういったもったいない状況は、可能な限り回避したいわけで。
ですので、
- 何となくの理解で止まらず
- しっかりと理解する!
ステージに行くために詳しくお伝えします。
しっかりと理解できる
少し整理しますと、
英文を聞いて、最初はわからなかったけど、答えを見ること(英語字幕を見ること)で、理解した。
こうやって学習する人が多いですが、↑では、不十分ということです。
英文を聞いて、最初はわからなかったけど、答えを見ること(英語字幕を見ること)で、理解した(つもりになっている)。
このパターンが非常に多い印象です。
言い換えると、
ことが多いです。
その時はわかっていても、あとで英語の音声を流すだけでは理解できないでしょう。
高校とか中学時代を思い出してほしいんですが、学校の授業中って何となく理解したつもりになりませんか?
先生が黒板を使って説明をしていて
と思って理解したつもりになっていても、復習して理解を深めないとテストでなかなか正解できないですよね(笑)?
わかっていたつもりだけど間違ってしまう、というのは多くの人が経験していると思います。
これとホントに一緒で、何となくの理解だけだと聞き取れるようになりません。
学校の授業を受けた後は復習が大事!
と言われてきたように、英語や TOEIC の学習でも全く同様に復習をする必要があるのです。
それが、今回で言う ”繰り返し” になります。
どう繰り返すか?
では、具体的にどう繰り返していくか?
その答えはシンプルです。
思い出せない、わからないたびに、答え合わせをするのです。
常に問題を解くように、英語の音声を聞いて英文を思い出そうとし続けるのです。
リスニング中はアンテナを張って、
- わかる部分は正確に理解し
- わからない部分はその都度英文を見る
ということですね。
わからない部分を着実につぶしていくことで、TOEIC のリスニングスコアは上がります。
ちなみに、英語の音声を聞いて紙に書きだすディクテーションという英語学習法があります。
- ディクテーションを書かずに頭の中でやるイメージ
ですね。
TOEIC はマークシートのテストですので、ディクテーションを必ずしもやる必要はありません。
ただ、理解しているかのチェックは大切ですので、脳内ディクテーションはおススメですよ!
どうしても、スピーディーに流れてくる英文の音声を何となく理解したままにする人は多いので、1 つ 1 つの英単語を聞き取る方法としてディクテーションがあるわけですからね。
もちろん、最初はわかったと思っていてもわからないものがたくさん出てくるでしょう。
けど、それでいいのです。
わからないものをわかるようにするために “繰り返し” が必要になるわけですからね。
出来ないことを出来るようにするのが学習ですので、繰り返しで徐々に覚えていきましょう!
まとめ
大切なステップ
なんとなくわかる
↓
反復する
↓
しっかり理解できる
を忘れずに、英語の音声を聞く際は
英語の音声を聞いただけで、英文を思い起こせるか?
ということを常に意識する。
というイメージで取り組めば、少なくともなんとなくの理解にとどまることはなくなります。
30分などの長めの音声を聞くときは、別のことを考えてしまうときもあると思います。僕も割と頻繁にあります。
けど、
というときは、常に
英語の音声を聞いただけで、英文を思い起こせるか?
という意識を持っています。
この意識を持つこと自体は簡単だと思いますので、是非ちょっとずつでも意識を変えてみてください。
必ずや、TOEIC のスコアアップにつながりますので!
では、今回はこの辺で!
P.S
少し違った視点で今回の続き的な記事も書いていますので、こちらも是非!
P.S.S
- 毎日リスニングしてるけどなかなか聞き取れない…
- リスニングが苦手で何から手を付けていいかわからない。
などなど、
- どのように学習すればよいか悩んでいる
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