どーも、海外ドラマ大好きのリモです。
今回は、
- 英語学習を続けているけど伸び悩んでいる人
- TOEIC の勉強をしてもスコアに結びつかない人
- 英語学習に関して ”壁” にぶつかってる人
に向けて、”細分化” の視点を持つことで、今感じてる壁や停滞を壊すきっかけになるに違いない!と思い、この記事を書いてます。
というのも、結構相談をもらったときに、
- TOEIC 対策のために模試をやってます!
- まずは Part 5 の対策をしてます。
- 公式問題集を重点的にやってますー。
ということを聞きます。
人によってはそれが正解。
むしろ、全力でそれをやるべき!というパターンもあるんですが、
その人の英語力によるところが大きいというか、全員の最適解にはなり得ないわけで。
じゃあどうすれば、自分に合った学習ができるのか?
に対する答えが、”細分化” の視点なわけです。
今回の記事では、
という疑問に対しての 1 つの答えになるだろうし、
冒頭で伝えた通り、壁を感じた時の突破するキッカケにもなるはずです。
神は細部に宿る
っていいますからね。
細かい部分に次のステップへの ”鍵” があったりするわけなんで。
英語のみならず、難解な仕事なども ”細分化” することで、1つ1つの小さな仕事に分解できますからね。
ちなみに、
神は細部に宿る
を英語で言うと
God is in the details
detail は詳細とか細部って意味です。
はいw 前置きはこれくらいに、本文に入っていきますね。
英語を細分化して考える
早速ながら、英語を細分化して考えていきたいんですが、
まずそもそも、
何で細分化するのか?
という前提を軽く話しますね。
もっと言うと、
なぜ細分化する、構成要素に分けると弱点がわかるのか
ですね。
わかりやすい例で言えば、スポーツです。
何回かしてる例えなんですが、例えば野球。
野球を上手くなりたいからといって、ひたすら試合しないですよね?
ホントの最初で言えば、
- ルールを覚える
- 実際にやってみる
- 基礎練習をする
- 苦手部分を補強する
- 筋トレをする
- ストレッチをする
などなど、試合以外の練習はいくらでもあるはずです。
”試合で結果を出すため”
に色んな練習があるわけですが、それは
”試合で結果を出すため” には、色々な要素が必要だからです。
- 筋肉量
- 身体の柔軟性
- ルールの理解
- 戦略
- 基礎力 (打つ、取る、投げる、走る)
- 団結力
などですね。
全体練習では基礎連だったり、チームプレーの練習がメインだったりするかもしれませんが、
ピッチャーにはピッチャーの練習、キャッチャーにはキャッチャーの練習があるはずです。
試合では構成要素のそれぞれを効率よく伸ばすことが難しいからこそ、
構成要素に分けて、場合によっては重点的に取り組むことで、パフォーマンスが上がって試合の結果につながるわけです。
TOEIC も一緒です。
TOEIC は Listening と Reading の 2部構成です。
Part 毎の練習という視点も良いですが、もっと根本的にアプローチするならば、下記のように考えることも出来ます。
Reading = 英単語、英文法
Listening = 英単語、英文法、発音
※ ”発音” は、Listening のルールになるので、Listening を細分化すると必要な構成要素と考えられます。
こういう風にとらえると、Part 毎の学習の前に、
- 英単語
- 英文法
- 発音
これらのどれかが不足している、もしくは不十分なものがある可能性があるわけです。
だから、冒頭で言った通り、人によっては問題演習の前に、構成要素(英単語、英文法、発音)を補強した方が良い場合がある。
構成要素である 英単語、英文法、発音 に目を向けてみる。
もっと言えば、TOEIC は Listening と Reading でそれぞれスコアが出るわけですが、
例えば、A さんと B さんがいたとして、どちらも Reading のスコアが
350
だったとします。
350 で Reading スコアが同じだからと言っても、二人の 英語力は必ずしもイコールではないわけです。
理由はさっき言った通り、Reading で言えば、英単語、英文法によって構成されるので、
ざっくり
A さん 英単語の暗記量: 70、英文法の理解: 50、Reading スコア: 350 (70×50)
B さん 英単語の暗記量: 50、英文法の理解: 70、Reading スコア: 350 (50×70)
みたいに、それぞれの英語力の構成が違うパターンだってある。
あ、あくまでイメージの話ですよ!
もちろん、
- TOEIC の問題の解き方
- 適当にマークしたときの運
- その日の TOEIC 試験の難易度
など考慮すべき点は他にもあります。
もっと言えば、TOEIC では英単語の暗記量、ボキャブラリーがモノを言う側面もあるんですが、今回はあえていったん無視してます。
話を進めるとして、こう考えると、
- A さんは、英単語が比較的得意だから、文法を伸ばすべき
- B さんは、英文法の理解はあるから、英単語を伸ばすべき
構成要素にわけることで、取り組むべきものが見えた、とも言えますよね。
考え方としては、さっきの野球の例と一緒です。
自分の弱点を知る、ってのは案外難しい
TOEIC で結果を出すためには、構成要素に分けて弱点を補強する
ここまでの話は何となく分かっていただけたと思います。
苦手なことは学習してできるようにすれば問題ないのですが、
この段階で 1 番の問題は何かというと、
自分で自分の弱点を弱点と思っていない
パターンです。
単語はまあまあ大丈夫ですね~
英文法は問題ないと思います。
という人に限って、
- 中学レベルの英単語を確認するとパッと意味が出てくるものが少なかったり、
- 英文を読んで能動態(する)と受動態(される)の区別がつかなったり、
こういったことが往々にして起きます。
弱点を弱点と認識できてないから、
本来やるべきこととは別のことをやってしまう。
別の例でよくあるのが、
と思って長文をたくさん読んでいても、実は英単語の定着度が思っているよりも低くて、長文の理解ができていないかもしれない。
もし、英単語も英文法も一定レベルであれば、確かに長文を積極的に読むステージにいるかもしれませんが、案外こういう人は少ないイメージです。
多くの場合は、さっき言った通り、”英単語”、”英文法” どちらかが不十分だったりするわけです。
案外、自分が苦手なモノを把握するのは難しい。
では、どのように自分の弱点をアプローチしていくか?
このときも、
”細分化”
の視点を持つことで解消します。
具体的に言えば、リーディングであれば、何となくの理解ではなく
- ”厳密に”
- ”正確に”
- ”1つ1つの英単語を”
もっと言えば
- ”メインの動詞は?”
- ”どこまでが主語か?”
- ”品詞の理解は?”
リスニングであれば、
- ”どこで音の連結が起きているか?”
- ”音の脱落があるかどうか”
- ”Th と S や、L と R などを認識できるか”
こういったことが、ホントに、ちゃんと、間違いなく、わかっているか?
言い過ぎた感じはありますが、それくらいの意識くらいが丁度いいです(笑)
つまり、自分で英文に対して ”細分化” をして、ちゃんと理解できているか、ということを確認していけばいいだけです。
そのときに、わからない部分、理解に時間がかかる部分 がまさに弱点なわけです。
TOEIC はスピードとの勝負ですからね。
すぐに理解できるレベルにまで、復習してレベルアップしていきましょう。
細分化して弱点を見つける
ではでは、弱点を見つけた後は、その克服方法ですね。
ここから弱点を克服する話をしてきます。
基準を上げて、弱点を克服する
結論から言うと、
英語の日本語の意味を 1 秒以内に思い出せる
という基準にします。
英単語、英文法、リーディング、リスニングでも一緒です。
”何となく覚えた” では TOEIC で太刀打ちできないケースがあるから、覚えた基準値を明確に設定するわけです。
少し厳しいな、、、! くらいに基準を上げることがポイントです。
実際、TOEIC はもちろん、英語を使う場面では、英単語の意味をいちいち思い出そうとしてる時間がないことがほとんどです。
ちなみに、自分で学習してる時でも、
「あー、これ覚えた英単語だから、、、言わないで言わないで!もう少しで出てくるから…」
みたいに 時間をかけて思い出そうとすること はナシにしましょう。
”言わないで!” って誰に言ってるか謎ですが(笑)
意地悪でも何でもなく、100%の善意で言えることなんですが、
TOEIC ではスピードが命です。
もちろん最初から一瞬で答えられるようになるわけなんてありません。
”1秒以内に思い出せる” という状況にするべく、
- 繰り返しやったり
- その単語を意味ではなくイメージで覚えたり
- 別の単語と関連付けて覚えたり
脱線しますが、、、
ちなみに、自分が好きなアーティストや映画の主人公のセリフなどなら記憶に深く結び付きやすいので、英単語の意味を覚えやすくなったりします。
例えば、私の場合英単語なら、
definition: 定義
insanity: 狂気
は、すんなり覚えられました。
なぜなら、下記の言葉に感銘を受けたからです。
「The definition of insanity is doing the same thing over and over again and expecting different results.」
今ではもう暗記してるフレーズなんですが、これはアインシュタインが言ったとされる言葉で、
「狂気の定義は、同じことを何度も繰り返して別の結果を期待することである」
って意味です。
英文法なら、スティーブジョブスのスピーチの中で
「If today were the last day…」
って続く、
「もし今日が最後の日だったら…」
って文があるんですけど、
if があって today の後に were が来ててあり得ない状況だから、これは仮定法だからか!
というのが、すんなり入ってくるんですよね。
自分が興味あるものから英語を学ぶと、
- 記憶に残りやすいし
- 定着もしやすい
- 何より好きだから継続しやすい
私は積極的にそうやって学習してきました。
けど、こういう学習をするためにも、最初にある程度の基礎力はあったほうが圧倒的に楽になります。
さっきも言った通り、英語の基礎力は、”英単語”、”英文法”、”発音” ですから、まずは細分化の視点を持って学習を進めていきましょう!
まとめ
今回の話で伝えたかったことは、
それぞれの構成要素に分けて弱点を見つけて、基準値を上げて、着実に弱点を克服していく。
弱点が克服できれば、TOEIC のスコアは確実に上がりますので。
と、結局当たり前のことなんですけどね(笑)
けど、当たり前ゆえに大切ということです。
そして、ある程度の基礎力がつくと、
”好きなことから英語を学ぶのも加速できるくメリットも待ってるよ!”
という話ができたので、今回はこの辺で!
P.S
別の角度から、スコアの停滞とか現状の打破について伝えている記事もあるので、こちらも是非!
P.S.S
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