【GOAL へストレートに向かう】TOEIC は何から始めたら?そう思ったら読む記事

こんにちは、リモです。

  • TOEIC 初級者の方
  • 10年ぶり以上に英語を学び直し始める人
  • 一度英語学習に挫折してる人

に指導しているのですが、最初によくある疑問として、

TOEIC 学習は何から始めたらいいのか?

があります。

こちらについて、今回の記事では

  • 概要を掴みやすいような抽象的な内容
  • 実践レベルの具体的な内容

まで確認できる形にし、”最初の1歩” を踏み出せるような内容にしています。

 

すぐにでも行動をしたい…!

人もいると思います。

しかしながら、まずはいきなり単語帳をやり始めたりする前に、

”TOEIC の全体像を先に把握する”

ことで、結果として

最短で効果的な対策

ができるようになるはずです。

大学受験とかでもそうですが、いきなり参考書の1ページ目からやり始めるのは効率悪かったりしますからね。

 

結論を言えば、大切なのは、

  • 現在地とゴールを知る
  • 逆算する
  • 継続する

です。

 

  1. 自分の現在地とゴールを知り
  2. 目標を達成するまでの期間を知り(逆算し)
  3. 日々学習する(継続する)

 

当然と言えば当然なんですが、いきなり参考書に取り組むよりも、これらを意識したほうが効率的な対策が出来ます。

なぜなら、全体を把握してそれまでの道のりを明らかにし、その道のりを地道に進んでいけば目的地に着けるからです。

ざっくり言えば、手元に地図がある状況のほうが最短でGOAL にたどり着けるのと一緒ですね。

 

 

孫子の言葉に、

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

というのもありますからね。

自分を含めた全体図をまずは理解する、そういうニュアンスです。

 

今回の記事を読み、今持てる力を全て出し尽くし、最高のスコアを取れるようにしていきましょう!

現在地とゴールを知る

  • 自分を知ること

も大切ですが、

  • 相手(TOEIC)のこと

もしっかりと把握しなければなりません。

前に別の記事でざっくり TOEIC について紹介していますので、引用しながらお伝えしていきます。

TOEIC は

  • リスニングとリーディングの問題 100 問ずつから構成される
  • 主にビジネス英語を扱った試験

です。

※ スピーキングなどを図る TOEIC テストも別でありますが、一般的に言う TOEIC は

リーディングとリスニングで構成される試験

を指します。

  • リスニング 45 分
  • リーディング 75 分

合計 2 時間の試験時間です。

Part1 ~ Part7 で構成されており、

  • Part1 ~ Part4 がリスニング
  • Part 5 ~ Part7 がリーディング

です。

 

公式サイトでは、

英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準です。

英語によるコミュニケーション能力を幅広く測るテスト

と記載がありました。

 

ですので、基本的な英語力を図るテストと考えて問題はないでしょう。

また、2020 年度の受験者数を調べますと

  • 約 150 万人

でしたので、かなりの人数が受けていることがわかりますね。

 

TOEIC のメリットの一つは、試験の結果であるスコアを見ることで、客観的にレベルを判断することができることです。

仮に

私は英語ができます!

 

と言ったとしても、どのくらいできるのかを判断するのは難しいですよね。

そのため、多くの会社が

  • 就職や転職
  • 昇格の条件

として TOEIC を利用しており、受験者の多くはこれらの目的のために受験しています。

 

ちなみに、リーディング、リスニング

  • それぞれ満点が 495 点であり
  • 合計 990 が合計の満点

となります。

一般的に TOEIC スコアというと、リーディングとリスニングの合計点を指します。

そのため、TOEIC 600 以上が就職や転職、昇格の条件を例にすると、

  • リーディングとリスニングの合計点で 600 以上

を獲得する必要があります。

 

また、TOEIC は

  • 筆記試験ではなく
  • マークシートでの回答方式

ですので、勘でマークしても正解する可能性があります。

なんかちょっと嬉しいですよね(笑)。

 

スコアに関して言えば、基本的に 1 問 5 点です。

単純に計算すると 200 x 5 = 1000 で 1000 点満点のように一見考えられますが、これが違いんですね(笑)。

詳しい判断方法はわからないんですが、試験後に適切ではないと判断された問題は換算されない処理が行われ

  • 990 点満点

になります。おおよそ 1 問 5 点で換算されると思っていれば、特に問題はないです。

 

受験者全体の平均点は550 ~ 600 点で、それぞれ

  • リスニング が 300 点前後
  • リーディングが 250 点前後

が平均点です。

レベルで言うと、

高校生レベルが 400 点前後
大学生レベルが 550 点前後
英検準一級レベルが 720 ~

と言われています。

【TOEIC 入門】最初に知っておくべき 3 つのこと【概要と効率化】  より引用

 

何となく大枠は理解できたでしょうか。

まとめますと TOEIC は

  • ビジネス英語寄り
  • リスニングとリーディングの理解力を測るテスト

です。

 

受験者も多く需要も大きいので、TOEIC に特化した参考書もたくさんあるので、状況に応じて学習もしやすいかなと思います。

逆に言えば数が多すぎて悩む可能性もありますが(笑)

 

では、具体的にどのように対策するかの前に、まずあなたの英語の理解度を客観的に把握しましょう。

自分の位置がわかることで、目指すべきところまでの道筋を立てやすくなりますからね。

 

まずは、あなたが今TOEIC で

  • どの程度のスコアなのか?

を、おおよそでいいので把握しましょう。

 

言い換えますと、

  • 今の自分の英語力を理解する

とも言えます。

目指すスコアは人それぞれですが、

現在地と目標スコア

によって、どの程度の学習が必要か変わってきますからね。

 

高い目標を目指すことは必要、むしろどうせ TOEIC 受けるなら

  • 800
  • 900

を超えるレベルに行って欲しいんですが、一足飛びにスコアが上がるわけではないので、まずは

  • 500
  • 600

を目指して着実にステップアップしていきたいところですね。

力をつけて継続すれば、800 や 900 も十分超えられますから。

 

一番早くスコアを把握するのは、

  • 書店に行って TOEIC 模試購入
  • ネットでTOEIC 模試購入

していただき、2 時間しっかり測って解くことでしょう。

今の模試の参考書の多くには、正答率に応じて予想スコアを出せるようになっておりますので、これを利用すると便利です。

 

いきなり TOEIC やっても出来ないしな…

と、考えてしまいがちですが、一度は模擬的に受けてみることをおススメしています。

理由は、

  1. TOEIC の全体の内容を実際に体験できる
  2. 予想スコアを出すことで現在地を把握できる
  3. 目指すべき場所への行き方がわかりやすくなる

からです。

 

そもそも中学英語も危うい、、、

と言う人は、まずは以下の記事を読むことで、中学英文法などについての対策の仕方の大枠を理解することが出来るはずです。

 

中学英語が “完璧” ならTOEIC 600 でも不思議じゃない話

TOEIC中学英語

中学英語が “完璧” ならTOEIC 600 でも不思議じゃない話

2016年10月22日

 

TOEIC の文法対策を 0 からするときに読む記事

TOEIC の文法対策を 0 からするときに読む記事

2019年6月2日

 

ここからは、模試や問題集を解く前提で話を進めていきます。

また、

自分は単語は大丈夫だな~

と考えていても、実際に求められるレベルはもっと高い可能性があります。

模試を解いて答え合わせをすると、

  • 客観的な数字として自分の予想スコアがわかる

ので、現在地の把握に役立ちます。

また、模試を解いて丸付けをし、正答率を確認した後に是非とも、そこで終わらず、

どこをなぜ間違えたのか?

これを徹底して考え、自分の弱点をあぶりだし、克服すべき課題にしていきます。

これが直接的にやるべきことの把握につながっていきますので、確実にやっていきましょう。

 

私も過去にやってしまったことがあるのですが、模試を解いて、丸付けをして正答数と予想スコアを見て満足し、復習をしませんでした。

いわゆる

  • 解きっぱなし

という状況ですね。

結果としては、予想スコアを 50 点ほど下回るスコアになってしまいました。。。

是非、反面教師にしてください。

この時は

  • 模試を解いて予想スコアを出すこと

が目的になってしまっていました。

せっかく模試を解くなら、予想スコアを出すだけではもったいありません。

有効活用していきましょう。

 

模試を解く目的は、予想スコアを出すこともありますが、それよりも

どこで、なぜ間違えたのか?

これを把握するためです。

 

そして、間違えた原因が、単語の理解不足であることに気が付けたならば、

ボキャブラリーを強化しよう!

などと、課題を見つけることができるんですね。

 

ただ、TOEIC 本番では具体的にどこで間違ったかを確認することは出来ません。

解答用紙も問題用紙も回収されてしまいますからね。

しかし、模試ではどこで間違ったかを確認することが出来ます。

 

ですので、模試を解いた後の回答は、あなたが

  • どこで間違ったかの具体的な情報がある

非常に貴重な情報になります。

大袈裟な言い方になったかもしれませんが、ホントです(笑)。

シンプルに言えば、

  • 間違ったところを改善し続ける

のが学習ですからね。

その大切なプロセスの最初と言ってもいいかもしれません。

 

このときに、”なぜ間違ったのか?” を徹底的に掘り下げましょう。

  • ボキャブラリーが足りなかったのか
  • 文法の理解が足りなかったのか
  • 時間が足りなかったのか
  • リスニングで聞き取れなかったのか
  • 勘違いして理解していたのか
  • うっかりミスだったのか

などなど。

考えられる要素はありますので、色々な角度からミスした理由を把握していきます。

そして、必要なことがわかったら、後はそれを

  1. どのくらいの期間で
  2. どのように取り組んでいくか

これらを逆算していきます。

GOAL から逆算する

目標とするスコアと現在地のギャップがわかれば、後は GOAL に向かっていくだけです。

  1. どれだけの量を
  2. どれだけの期間でやるのか

もちろん、TOEIC 対策をする際は、

  • 記憶する
  • 覚える

ことがメインになります。

  • 暗記

というと、苦手意識を持つ人もいそうですね(笑)。

僕個人としては、英語の学習は確かに覚えることは多いですが、

  • 暗記というよりかは有機的につながり合う
  • 点と点が線になって、線と線が面になる

そんなイメージです。

もちろん、最初は泥臭さが求められる時期もあるけれども、機械的に覚えるイメージではないですね。

 

話がそれたので戻します。

やることが決まれば、次は計画です。

そして、計画する際は自分で調整可能な範囲で計画しましょう。

調整できないと、

  • 途中での計画修正が難しい
  • 進捗確認すらもできない

となってしまいますからね。

 

例えば、

  1. 試験まで 60 日あって、この単語帳を最初の 40 日で覚えて、残りの 20 日は問題を解こう。
  2. 単語帳は 1000 語載っていて、忘れる前提で復習する時間も取るとしよう。
  3. 知ってる単語もあるだろうけど、平均して考えれば 3 ~ 4 回やれば覚えられるとすると、多めに見積もって 4 回で 1000 x 4 = 4000 回かなあ。
  4. 4000 回 を 40 で割れば、4000 ÷ 40 = 100
  5. つまり、毎日英単語を 100 個を進めよう!

とかですね。

ちなみに、自分で例えを出しておいてアレですけど、

7,8 回とか繰り返しても覚えられない英単語

も出てくると思いますが、それは特別なことじゃないので焦らないでください(笑)。

 

また話がそれましたね(笑)。

あらためまして、

 

逆算するというのは、計画を立てる

ということです。

完璧に計画を立てる必要はありませんが、大まかにでも計画を立てないと、その日その日でパフォーマンスにバラつきが生じてしまいます。

 

  1. 計画を立てられれば、GOAL までの道のりがわかる
  2. GOAL までの道のりがわかれば、後は走るだけ

ということです(笑)

 

もし、逆算せず、計画もない状況だと、

今日は疲れたから明日頑張ろうかな

と、行き当たりばったりになり、計画を無視した行動を起こしやすくなってしまいます。

シンプルですが、

計画があることで、実行しやすくなります。

実行していくことでゴールに近づいていきますし、自信につながりますからね。

継続する

継続が大切なのは当然であり、ここで継続の重要性を伝える気はありません。

ここでは、継続しやすくする工夫やコツについてお伝えしていきます。

スマホを使う

スマホを使った学習については、以下の記事で詳しくお伝えしていますので、ここでは割愛しますね。

効果抜群!TOEIC 900 超えに成功したスマホ英語学習まとめ

スマホ英語学習

効果抜群!TOEIC 900 超えに成功したスマホ英語学習まとめ

2016年7月8日

学習のハードルを下げる

逆算する、計画を立てるべきだ、という話を先ほどしましたが、いきなり

1日3時間学習する!

というのは、生半可な覚悟では実行するのが難しいと思います。

 

継続することが大切ですので、継続できる範囲で行動するようにしましょう。

取り組み始めの 1 か月は、継続することを目的にしていいくらいです。

 

ちなみに、ボキャブラリーの強化は長期的に考えるのがおススメdせう。

仮に 1 日で100個単語を暗記したとしても、次の日には必ず忘れます。

忘れるのが当たり前ですので、

  • 継続して定期的に復習し
  • 単語を定着させること

が大切です。

 

ですので、

とりあえず 15分 昨日覚えた英単語の音声だけでも聞くか―

と、学習し始めるのはおススメです。

案外、学習をし始めると調子が上がってきて学習が続くこともありますからね。

小さくとも最初の一歩に全力を出しましょう。

何となく で学習する

これも、先ほどの

  • 学習のハードルを下げる

と関連しますが、最初から完璧主義で TOEIC 対策をしようとすると、高い確率で挫折します。

なぜなら、英語学習に関しては、考えようと思えばいろんな考え方が出来るからです。

 

英単語の order を例にしましょう。

カタカナでは オーダーで普通に日本語でも使われますよね。

意味は、

order: 注文する、注文

などありますが、他の意味だと

順序、秩序 だったり、熟語だと

in order to do: do するために

だったり、いろんな形があります。

これを一つ一つの英単語にやると、

  • 動詞の意味はあるらしいけど、他にも意味があるのか?
  • この英単語の品詞はいくつあるんだ?
  • 不規則変化はしない?
  • 名詞、形容詞の形は?熟語はあるのか?

などなど、考えようと思えばいろんなことが考えられます。

いちいちこんなことを考えていては、ほとんど前に進むことが出来ませんよね(笑)。

ですので、完璧主義の逆といってもいい、

”何となく”

を積極的に使っていこうという話がしたいのです。

そして、“何となく” について、以下の記事で詳しくお伝えしていますので、こちらに説明は譲ります。

“何となく” を使って、焦らずに効率的に英語学習する

【まずは大枠を掴む】”何となく” を使って焦らずに学習する

2019年9月24日

 

まとめ

注意点を交えつつ、大切なのは、

  • 現在地とゴールを知る
  • 逆算する
  • 継続する

ということを、お伝えしてきました。

TOEIC のみならず、何をするにしても必要なステップだと思います。

特に期限が決まっていて切羽詰まっている場合なんかには、有効なアプローチのはず。

逆に、

いつも計画を立てるんだけど上手くいかない…
TOEIC 学習だけじゃ続かないんだよなあ

という人は、是非興味あるモノから学ぶことをおススメします。

短期間で TOEIC スコアを上げるための方法ではないですが、

  • 現状を変える
  • 今の枠とか殻を破る

そんなきっかけになるはずです。

興味あるモノから英語を学習する方法。こうやって TOEIC 965 の土台を作りました

2019年12月20日

 

TOEIC に特化して学習する方は、全体像を知ったわけですので、あとは試行錯誤を繰り返してゴールに向かうのみ!

良い結果が出るよう陰ながら応援しております!

では、今回はこの辺で!

 

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100%返信させてもらっていますので、お気兼ねなく!

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筆者(リモ)のプロフィール

 
「海外ドラマ面白過ぎる、、、!!」
 
という衝撃を高校 2 年の時に受けてから、
 
興味あるモノから学習をし続け
独学、留学なしで TOEIC 965。法人指導経験あり。

効率だけを追い求めた学習をメインとせず、
 
“興味” や “好奇心”
 
にもフォーカスし、主体的に学習することが
 
・”やらされ感” から “知りたい” へ
・圧倒的なモチベーションの持続
・クリエイティブも発動して効率 UP
 
特に TOEIC600 越えのための強力なバックアップ
 
につながると考え、自分の経験をもとに、
 
【興味も使い TOEIC の停滞感を壊し、スコアを大きく上げる】
 
ために活動中。
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