こんにちは、リモです。
今回は、苦手な人が多いとされる
- TOEIC Listening の Part2
に関して、
- 1 問でも多く正解出来るコツや学習法
についてお伝えしていきます。
最初にぶっちゃけますと、TOEIC Listening 満点の僕でも
です(笑)。
聞き取れた部分から推察したりして、消去法で対処してます。
なので、
- Part 2 の Listening で一言一句完璧に聞き取れなくても正答可能
です。
Part 2 の特徴として、
- Part 3, 4 に比べて英文が短い
ので、考えることはシンプルだったりします。
しかし、可能な限りその短い英文を
- 確実に聞き取り
- 正確に理解出来ない
と、正答率を上げるのは難しいでしょう。
類推とか消去法をするにも、ある程度は聞き取らないといけないので!
ですので、
が当然ながら求められます。
では早速、どのようにして
- 可能な限り聞き取り
- 正答率を上げていくのか
という点について詳しくお伝えしていきます。
あ、ちなみにスコアアップに必ず繋げて欲しい思いから文量がちょっと多いです!
かいつまんででも良いので、僕が伝えたい Part 2 のニュアンスを掴んでもらえたらと思います。
Part2 でスコアを上げるために意識すること
Part2 で意識すべきは下記の 3 つです。
- 難しい問題と簡単な問題が混ざっている
- 最初の3語で7割決まる
- 質問文が読まれるのに備える
この 3 つを意識することで、初級者であっても正答率を上げることは十分に可能です。
これらはすべて
ためですね。
基本的に僕は、
- TOEIC 対策では英語力の向上をすべき
と考えていますが試験本番直前では、
気持ちでいっぱいになると思います。
もちろん、僕もそうです(笑)。
ただ、英語力は一朝一夕で上がるモノではなく、継続が必要。
しかも、最近の TOEIC は
- テクニックが通じにくくなっている
ので、純粋な英語力がさらに求められていると感じます。
それでも、
気持ちは変わらないでしょう(笑)。
- 実力を短期間で上げるのは難しい
ですが、
- 意識を変えることなら短い時間でも可能
です。
ですので、
- 出来る問題に対して注力し
- 出来ない問題に遭遇したときにはサッと切り替える
ことが大切です。
というタイミングはあると思いますが、
- 心を鬼にして次の問題に進む
ことが時には大事だということですね!
では、前提の共有も出来たところで先ほど挙げた 3 つの具体的な話に移っていきます!
難しい問題と簡単な問題が混ざっている
難しい問題と簡単な問題があるとお伝えしましたが、わかりやすくするために以下に例を挙げます。
まずは簡単な例から。
絶対に正答したい、簡単な問題
Q. How long is the anime?
A. I like it very much.
B. No, it isn’t.
C. About 30 minutes.
上記は非常にシンプルな問題ですね。
- アニメの時間の長さ
を聞かれており、適切な答えを選ぶのは難しくないと思います。
下記が英訳です。
Q. How long is the anime?
Q. アニメはどのくらいの長さですか?
A. I like it very much.
A. 私はそれがとても好きです。B. No, it isn’t.
B. いいえ、そうではありません。
C. About 30 minutes.
C. 約 30 分です.
こう見ると、C の答えが正答であるのが明白ですね。
この例題では、
ことで、
ということがわかるため、時間の尺を答えている C を選ぶことで正解できますね。
同じような例で、次の問題を見てみましょう。
Q. Where should I put this letter?
A. Yes, you should.
B. I’ll put the pen.
C. On my desk, thank you.
と判断できますね。
should などが入り少し考えにくくなるかもしれませんが、
- 聞かれているのは場所
です。
ですので、
- 場所に関連する答えに聞き耳を立てる
ことで、これも正解しやすくなります。
英訳は下記です。
Q. Where should I put this letter?
Q. どこにこの手紙を置いたほうがいいですか?
A. Yes, you should.
A. はい、あなたは置くべきです。B. I’ll put the pen.
B. 私はペンを置くでしょう。
C. On my desk, thank you.
C. 私の机の上に、ありがとう。
となりますので、
- 聞かれた場所を答えている C が正解
になりますね。
ちなみに、
A. Yes, you should.
A. はい、あなたは置くべきです。
は、どれを選んでいいかわからない受験者を、
ですので、間違えないようにしましょう!
と、ここまでは基本的に簡単な部類に入る問題です。
次に、難しい問題を見てみましょう!
難しい問題とは?
早速見てみましょう。
Q. Where is the nearest place to eat something from here?
A. There’s a restaurant on the corner.
B. It is already ready.
C. I haven’t been there.
この問題が解きにくい点としては、
と答えているからです。
ということで、答えは A になります。
C も場所に関する答えに聞こえたりしますね。
理解しやすくするために、英訳を載せますね。
Q. Where is the nearest place to eat something from here?
Q. 何か食べるのにここから最も近い場所はどこですか?
A. There’s a restaurant on the corner.
A. 角にレストランがあります。
B. It is already ready.
B. 既に準備済みです。
C. I haven’t been there.
C. そこに行ったことはありません。
A がレストランを指しているので A が答えになります。
B と C は
- 場所を知りたがっている相手への答えとしては不適切
です。
この選択肢の中に、
It’s Gusto.
ガストです。
などがあれば答えやすいと思います(TOEIC では実在の企業名が来ることはありませんが(笑))。
他にも、以下のような問題は難しい部類に入ると思います。
Q. How often do you use your car?
A. Almost 300 miles.
B. I can bring my car to your house.
C. I actually sold it 2 weeks ago.
最初の質問文から少しとっつきにくいかもしれませんが、
と、頻度を問う表現です。
そして、
とわかったとしても、A~C の答えでは、
- 直接的に頻度を答えているものが実はありません。
わかりにくいと思うので、英訳を下記に載せます。
Q. How often do you use your car?
Q.どのくらい (の頻度で) あなたは車を使いますか?
A. Almost 300 miles.
A. だいたい 300 マイルです。
B. I can bring my car to your house.
B. あなたの家まで私の車を持っていけます。
C. I actually sold it 2 weeks ago.
C. 実は、私はそれ(私の車) を2週間前に売りました。
上記のように、直接的に答えておらず、最も適切な答えが
と答えている C になるんですね。
このように、
- 間接的に答えさせる問題
もありますので、こういった問題は
- 難しいというか、単純には解けない部類
だと思っています。
しかしながら、日本語訳を見てみればそれほど難しいわけではないと思います。
まあ日本人なんで日本語ならわかるのは当然かもしれませんが(笑)。
ですので、ある程度の英語の理解は必要になりますが、
- 消去法を使ったり
- 答えとして適切かどうか?
を吟味して答えていきましょう。
そして、いろんな所で言われていることですが、これはかなり重要です。
それが、
です。
適切な選択肢を選べる確率は高くなりますので!
最初の3語で7割決まる
ってのはいろんなところで言われていますが、本当に大事です。
中でも、
で、
- どういった趣旨の質問かおおよそ理解できる
ようになります。
といった具合ですね。
ここで方向性がわかると聞き耳を立てやすくなり、結果的に正答を選びやすくなるわけです。
では、その 5W1H はどんなものかというと、以下の 6 つ。
Where (どこで)
When (いつ)
Who (誰が)
Why (なぜ)
How (どのように)
そして、例にも出しましたが、
How often (どのくらいの頻度で)
や、
How much (お金や量がどのくらい)
などは、 5W1H に加えて、
- 聞いた瞬間に理解できるようになる
と、正解を選びやすくなるはずです。
さらに、
- Yes No クエスチョン
に対しても、しっかりと聞き取り理解しましょう。
Should I~ (私は~すべきですか) ?
Would you like ~ (欲しいですか) ?
Isn’t it~ (ではないですか) ?
のような質問ですね。
このような
- Yes No クエスチョンも、Part2 では頻繁に出題されます。
必ずしも Yes, No で答える選択肢が正解ではない、というか Yes, No を言わないことが多いですが(笑)
それでも
- 設問部分を理解することは重要
ですので、Yes No クエスチョンにも慣れる必要があります。
例を挙げると、
Q. Can you pick me up after my work?
Q. 仕事の後に(車で)私を拾えますか?
に対して、
Sure.もちろん
No problem. 問題ないよ
Of course. もちろん
など、が答えになるイメージです。
さて、ここまでを軽くまとめますと、
- 5W1H + α
- 様々な Yes No クエスチョン
を確実に聞き取ることが大切ということになります。
疑問文について掘り下げてきましたが、
ですからね。
疑問文をしっかりと理解出来ると、
- 質問の意図がわかる
ので簡単な問題なら間違えなくなります。
簡単な問題というのは、
- 選択肢もひっかけがないもの
のことを意味しています。
少し難しいとされる間接的な答えが正解の問題であっても、質問の意図がわかると正解を選びやすくなります。
だからこそ、
これに Part2 では強く強く意識してください。
ちなみに、8割は疑問文と言いましたが、残りは、普通の文(I plan to go to the supermarket. など)です。
Part 2 の後半になるにつれて増えてくる傾向がありますね。
こちらは特別な対策というよりかは、
- 純粋なリスニング力が求められる問題
- そもそも問題の割合が少ない
ため今回はそこまで深堀しません。
TOEIC 600 を超えるレベルであれば、疑問文で始まらない Part 2 の問題は塗り絵して大丈夫です。
ただ、少しでも正答率を上げるために先ほどの
- 間接的な答えパターン
をもう少し深堀します!(笑)
間接的に答える例として、もう少し深堀りすると、
先ほどの例文
Q. Can you pick me up after my work?
Q. 仕事の後に(車で)私を拾えますか?
に対し、答えとして
- Let me check my schedule.
(予定確認させて) - I actually sold it 2 weeks ago.
(2週間前に車売ったんだよね) - Sorry, I’m busy these days.
(ごめんなさい、最近忙しいんです)
のような感じで、
- どれも会話が成り立つので上記3つは正解
になり得ます。
いずれにしても設問の最初の 3語 を聞き取ることで答えの方向性は決まります。
なぜなら、
- 5W1H なのか、Yes, No クエスチョンなのか?を判断できる
- 話の流れとして適切、不適切を判断しやすくなる
- 消去法を使いやすくなる
- 結果として正答を選びやすくなる
からですね。
念のため軽く補足しますと、
ですので、最初を聞き取れることで質問がわかりやすくなります。
何度も言いますが、
- TOEIC の Part2 で最初の 3語が非常に大切
というのは間違いありません。
では、どのように最初の 3語 を聞き取るか?というと、それは準備です。
もちろん、リスニング力が求められますが、
- 前の問題に余計に時間を使ってはいないでしょうか?
質問文が読まれるのに備える
わかりそうでわからない問題に直面したときに、
- 潔く諦め
- 次の問題の読み出しに備える
ということです。
これにより、最初の 3語を聞き取る確率を上げるわけです。
Part2 では 1 つの設問が流れ、その後に 3 つの選択肢が読まれて、その中から答えを選びます。
そして、わかりそうでわからない問題というのは、3 つの選択肢が聞こえてきた後で、
のような感じで、
ことがあります。
考えることはとても大事なのですが、時間は流れていきます。
ここに時間をかけすぎると、次の問題の設問が流れてきまうんですね。
これでも遅いです。
設問の前に 8. や、10. のように問題番号のアナウンスが流れますが、案外すぐに設問の英文が流れてきます。
(eight, や、ten, といった感じですね)
だから、これではちょっと遅い。
目安としては、
余裕を持って問題番号のアナウンスを聞く
暗いが、個人的には丁度いいです。
万全の準備をして、最初の 3 語に備えましょう!
僕も経験が有るのですが、その前の問題の考えから次の問題に思考を切り替えるのに 1 ~ 2 秒は必要だと思っています。
と考えている状況から、全く別の話題に備えるのには一瞬では難しいからですね。
答えやすい問題にしっかりと正解するためには、答えに迷ったときは
直感で選ぶこと
をおススメしています。
迷った問題の多くは、考えてもなかなか正解を導き出せないですからね。
直感で選ぶための具体案としては、基本的に3つの選択肢の
と考えましょう。
実際には C の選択肢の答えが読まれ終わってから 4秒ほど時間があります。
少し余裕を持つ意味や、3 秒で考え 1 秒でマークすることを考えると 3 秒がベストだと思います。
こうすることで、
- 次の設問の番号も焦ることなく耳に入り
- 次の設問の最初の 3語 も聞き取れる準備
ができるはずです。
やはり、
- 出来る問題に対して注力し
- 出来ない問題に遭遇したときにはサッと切り替える
ことが大切ということですね!!
まとめ
色々とお伝えしてきましたが、要するに
正解できる問題を確実に正解するために
- 難しい問題と簡単な問題が混ざっている
- 最初の3語で7割決まる
- 質問文が読まれるのに備える
これらをしっかりと意識して、Part2 に臨むことで、スコアアップにつながっていきます。
ただ、Part2 はリスニング問題ですので、
- 根本的に問われるのはリスニング力
です。
リスニング力をしっかりと上げるには、発音を学ぶことをおススメしています。
発音の学習については、下記の記事で詳しく伝えていますので、よろしければお読みください。
TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット
ではでは、今回はこの辺で!
P.S
- 全然聞き取れない…
- 0からの学習で何をしていいかわからない!
- この英語表現を解説して欲しい。
などなど、
- どのように学習すればよいか悩んでいる
などありましたら、遠慮なくお知らせください。
さらに、メルマガ登録者と LINE 登録者限定で
- TOEIC に特化したスコアを上げるためのレポート (35000字以上)
をプレゼントとしてお渡ししています。
という人がいらっしゃいましたら、お待ちしてます!もちろん無料です!
100%返信させてもらっていますので、メールでもお気軽にどうぞ!
rimo@pronounce-like-native.com
コメントを残す