こんにちは、リモです。
今回は何かを覚えるときに大切な
- “関連付け”
についての話をしていきます。
僕自身、これを頻繁に使って英語学習を進めてきました。
”関連付け” は
- 興味あるモノから学習
- TOEIC にガッツリコミットした学習
どちらにも僕は使ってきました。
”関連付け” の種類は少し違うんですが、どっちも ”関連付け” を使って
- 覚えやすく
- 忘れにくい
記憶にしていました。
ざっくりと関連付けの種類で言えば
- 意味や音、ニュアンスの近さのパターン
- 自分が興味あったり、感情が動かされるパターン
この 2 つがあると思ってます。
スティーブジョブスのスピーチの英文を使いながら、私が TOEIC 含めた英語学習全般で意識していることをお伝えします。
“関連” を使うことで、英単語、英文法、発音であっても、学習の加速につながると思っています。
私もこの視点があることで、独学、留学なしで TOEIC 965 まで取ることが出来たと思っていますし、指導する際にもこの話はよくしておりますので、何かしらの学びはあるはずですので、是非このままお読みください。
Connecting the dots. 関連付けの話
今回紹介する英文は、スティーブ・ジョブスのスピーチから引用しています。
Connecting the dots
意味は
点を結ぶこと
です。
スピーチからの引用ですので、時間があれば是非動画をご覧ください。
一度見たことある人でも、英語の面でももちろん、英語関係なく人生単位でもためになると思ってますので、よろしければ見てみてください。
Connecting the dots の話は、42秒前後からですね。
スピーチではいろいろな話をしていますが、今回焦点を当てるのは、”関連” の話です。
Connecting the dots で、点をつなぐことですので、点と点がつながれば、それは “関連” になります。
この意識があるかないかで、あなたの英語学習への取り組み方や姿勢が変わってきます。
私自身、この意識の重要性に気が付いてから、
「他の点とつなげることができないだろうか?」
「関連づけられないか??」
と積極的に意識して学習しています。学習するときに意識することで、指導するときにも役立っています。
ちょっとだけ、英単語を例に、関連付けて覚える話をしていきますので、30 秒ほど時間をいただければと思います。
例えば、describe という英単語があります。
“説明する”、”描写する”、という意味です。
draw で “描く” という意味があるので、draw と describe を関連付けることもできます。
別の視点で、describe の “説明する” に注目すると、explain, account にも、”説明する” という意味がありますので、これらとも関連付けられます。
更に言うと、show や imply, indicate は 示す という意味があり、”説明する” とは厳密には意味は違うけど、大きく括れば関連付けられなくはないか…?
と考えることもできます。
…のような感じですが、伝わったでしょうか(笑)?
ちょっと見たことない英単語などもあったと思いますが、英単語で関連付けをする一例として紹介させてもらいました。
ちなみに、上記の単語は全て、 TOEIC の単語帳、銀のフレーズに記載があるものですので、TOEIC では基礎単語です。
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策には必須!
話がそれましたが、戻しますね。
どうしてこんなわかりにくい話をしたかと言うと、関連付けて考えることで、セットで覚えることが出来て、1 つ思い出すたびに他の関連づいている単語も思い出すことで、覚えやすくなり、忘れにくくなるからです。
単なる機械的な暗記だとどうしても覚えにくいものがあります。
覚えにくい理由としては、それぞれが単なる “点” で存在している状態だからとも考えられます。
この ”点と点を結ぶ” という話は聞いたことあるのではないでしょうか。
点と点がつながって線になって、また線同士がつながって、面になる話ですね。
この構成要素である「点」をしっかり繋げられていないために
ひょろひょろの線になるし、
ペラペラの面になるし、
結果その英語の理解が進まないし、
となる可能性がございます。
つまり、「点と点をつなげられない、関連づけられない」 のが TOEIC 学習が進まない根本原因になってるということです。
先ほどは英単語同士で関連づける例を挙げましたが、洋楽や洋画などと関連付けたほうがより覚えやすいと思います。
個人的には、海外ドラマや洋楽、洋画などと関連付けるほうが私は良く使っています。
少し例を挙げますと、命令文を覚えるなら、タイタニックのセリフの
Close your eyes.
と関連付けて、覚えたほうがいいでしょう。
別の例で言えば、比較級を覚えるなら、Ed Sheeran の、Happier の歌詞の
You look happier
から学んで見たりした方が覚えやすいことになります。
タイタニックや Ed Sheeran を知らない人もいるかもしれませんが、何か生きた英語と関連付けることで確実に覚えやすくなるニュアンスは伝わったのではないでしょうか。
もっと言えば、好きな洋楽とか、好きな海外ドラマと関連付けて学ぶのってモチベーションが保ちやすいですよね、
もちろんモチベーションが保ちやすいだけではなく、気持ちや感情が動くので、記憶に残りやすくなります。
記憶に関して、脳科学的に言うと 意味記憶 と エピソード記憶の違いとも言えますね。
高校の時に黒板に書いてあった文字よりも、高校の時のエピソードが鮮明に思い出せますよね。
TOEIC 学習のときは、TOEIC 学習に集中する時期があるとも思いますが、そういう場合であっても、「関連付け」のアンテナは常に持ってほしいと思っております。
ちなみに、洋画や洋楽海外ドラマからの理想的な覚え方で言えば、
気になるフレーズに出会う
→ 英文法を調べる
→ 類似の英文などから、文法を理解する
だと思います。
これだと、洋楽や洋画などからのエピソードが先行していますので、イメージしやすく覚えやすくなります。
しかしながら、多くの人は
英文法を知る
→ 類似の英文などを見て、文法を理解する
という流れで学習しているはずです。学校の学習は基本的にこちらで進みますからね。
学校で一般的に学習する流れだとしても、
英文法を知る
→ 実はあのシーンのあのセリフ、または歌詞の一部にも、この英文法が使われてます(感情を入れる)
→ 類似の英文などを見て、文法を理解する
こちらだと、忘れにくいはずです。
そういう風に、点と点を結ぶ感覚というか、抽象的、具体的に考えたりしたりする視点は非常に大事です。
感情でも、似た意味であっても、関連付けられるものは関連付けていきましょう。
あのスタバで勉強したやつだ!
とかでも大丈夫です。
そうやって、覚えたモノは、思い出すたびに記憶が強くなり、結果的には単語だけですぐに思い出せるようになりますので。
まとめ
今回は、英単語を例に関連付けの話をしましたが、これは文法でも発音でも使えます。
なぜなら、生で聞ける英語から、英文法にしても発音にしても、素材は非常に豊富にあるからです。
私自身も、海外ドラマのセリフで文法を再確認したり、主人公みたいに発音したい、という気持ちがあって、英語力を伸ばしてきましたから。
是非、関連付け の意識を TOEIC 学習に取り入れてみてください。
今回お伝えしたかった内容は以上です!では、今回はこの辺でー!
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