こんにちは、リモです。
TOEIC を中心に教えているのですが、
- TOEIC Bridge を受験するクライアントさん
もいらっしゃるため、TOEIC Bridge についてもお伝えしていきます。
タイトルの通りなんですが、
- TOEIC Bridge で使われる単語は基礎的なモノが多いからこそ
- 基礎的な英単語が多い銀フレが効率的でおススメ
です。
ただ、だからと言って
とは必ずなるわけではないです。
なぜなら、人によっては
こんなパターンも大いにあり得るからですね。
ではでは、今回の記事では、
- TOEIC Bridge で利用される単語
- 実際どんな英文が使われるのか
- 文法を含め ”ちゃんと” 理解するために
をお伝えしていきますね。
英単語の前に、前提としての英文法
最初に述べた通り、TOEIC Bridge で利用される英単語のレベルは高くありません。
具体的なレベルで言えば、ほとんどが中学校で習う英単語です。
ですので、
- 中学レベル + α のレベル
- TOEIC 頻出の英単語
が載っている銀フレがおススメなわけです。
TOEIC に出る英単語がわかれば、TOEIC Bridge でも十分に役立つのでそこは安心してください。
なぜなら、
- どちらも同じビジネス英語を使っている
- TOEIC Bridge の後に TOEIC があるイメージ
なので、大枠は変わらないと考えても大丈夫です。
しかしながら、
- 英単語の意味を知っているだけでは英文の意味がわからない
場合があります。
どういうことかというと
ですね。
試しに、
- 中学英単語のみで形成される英文
を作成してみましたので、
という視点を持って、ちょっと考えてみてください。
Where should I meet her?
Why don’t you take a test?
We would like to offer you a position in my company.
The restaurant is not far from here, is it?
I have not been interested in soccer since I quit playing it.
…いかがでしたしょうか?
これくらいの自信があれば問題ないでしょう。
もちろん、そうじゃない人もいるはずです。
今回作成した英文の英単語は
- 全て中学校で習う英単語
でしたが、問題なく理解できるでしょうか?
もしリスニングだとしても上記の英文がスムーズに理解できるならば、十分に TOEIC Bridge でもハイスコアを狙えます。
逆に、
- あまり英語を触れていない人
- そもそも英語に慣れていない人
にとっては、上記の英文をスラスラ読むのは難しいでしょう。
それほど難しい英単語が使われていなかったとしても、
- 英文法の理解が不足
すると正しく英文の意味を取れません。
正しい英文の意味を取れなければ、試験中に正答を選べる確率は下がっていきます。
つまり、正しい英文法の理解が出来ないと、TOEIC Bridge でハイスコアを狙うのは難しくなります。
英単語を覚えることも重要なんですが、英文法にもしっかり目を向けていきましょう。
TOEIC Bridge でスコアを上げるために英文法を学ぶ
文法を含めた正しい理解とは
答え合わせのニュアンスを含め、先ほどの英文を簡単に訳しますね。
わかったほうが、学習しなおす際に覚えやすくなりますので!
ちなみにこれくらいの英文であれば、
- ニュアンスだけでなく一言一句しっかりと訳せる英語力
が欲しいところですね。
もちろん、いきなりは難しいので、
という気持ちで最初から取り組んで欲しいと思います!
では、英語と日本語訳、簡単な説明です。
Where should I meet her?
彼女とどこで会うべきですか?→ 疑問詞や、助動詞の理解できているか。
Why don’t you take a test?
テストを受けてみたら?Why don’t you ~ の形で、相手に提案する定型表現を理解しているか。
We would like to offer you a better position in my company.
私たちはあなたに私の会社内でより良いポジションをオファーしたいと思います。would like to が want to と同じように ~ したい というニュアンスで理解できているか。
The restaurant is not far from here, is it?
レストランはここから遠くありませんよね?付加疑問文(この言葉は知らなくてもいいです)であることを理解し、”ですよね?” という相手の意図がわかるか。
I have not been interested in soccer since I quit playing it.
私はサッカーをプレイするのをやめてから、サッカーに興味がありません。現在完了や、使役動詞の使われ方が理解できているか。
…はい、簡単ではありますが、以上が説明です。
予想していた英訳と同じだったでしょうか?
繰り返しますが、英単語を一定以上覚える必要はありますが
- 文法的な理解も必ず必要になること
を忘れないでください。
文法については、以前記事で対策方法について触れたことがありますので、下記が参考になるはずです。
では、前提的な話の共有もできたところですので、本題の単語に話を戻します(笑)
中学レベルの英文法がわからないなら、英単語に取り組む
ここまで英文法の話をしていて逆のことを言っているようですが、
まずは文法の前に英単語
をやることをお勧めします。
というと、それくらい英文法が重要だからです。
以前に、
というクライアントさんがいて、深堀していくと英文法の定着度が低かったことがありました。
ですので、
- 英単語を覚えただけではスコアが上がらない
可能性があるので、英文法もしっかり意識して欲しいということですね。
例えるなら、自転車やバイクの車輪ですね。
- 2つのタイヤである英単語と英文法が回って
- 両輪が回ることで前に進むことができる
そんなイメージで、Reading 学習は進めて欲しいです。
話がそれたので、戻しますね。
- なぜ英文法の前に英単語を学習すべきか
というと、
- 英文法を学ぶときにも英単語は登場する
- 先に英単語を学んでから英文法を学んだほうがスムーズに学習できる
からです。
例えば、
I have to include some salt in our meal for my mother.
という文があった際に、
have to (しなければならない)
を学ぶにも、
include (含む)
がわからなかったりすると、英文法の学習と一緒に英単語の学習もすることになるからです。
と思ったかもしれませんが、
ならば、この方法はおススメしません。
なぜなら、
- 単語を覚えるときは単語にフォーカスする
- 英文法を覚えるときは英文法にフォーカスする
学習をした方が効率がいいからです。
スポーツの例で言えば、シュートとドリブルを同時にやる前に、それぞれ練習しますよね、それと一緒です。
一兎を追うものは二兎を得ず
とはよくいったもので、1点突破で最初は学習すべきです。
この辺の話についても詳しく記事にしてるので、よければこちらもどうぞ。
スコア停滞の壁を壊す!英語を”細分化”してしっかりと弱点を克服する
ただ、例外として、
というのであれば、英文法でも英単語でも
- 自分が興味あって続けられるものから学ぶ
のも正解だと思っています。
個人的には、
- 興味を使った学習法
を使うべきだとは思っているのですが、多くの人は
が求められているはずですので、人それぞれでしょう。
色々とお伝えしましたが、明確な期限がある場合には、
英単語 → 英文法
の順番に学習し、最後に問題演習をすることをおススメしています。
つまり、
ということですね。
ということで、前提の共有が出来たということで(笑)
ここから 銀フレ の話です。
Bridge に向けたおススメの単語帳、銀フレ
TOEIC Bridge で対策すべき単語帳は、銀フレです。
銀フレとは、
- 銀のフレーズ
のことで、
- TOEIC を受ける初心者向け(TOEIC スコア 600 以下の方)
に書かれた英単語帳です。
銀のフレーズについては以前記事にしておりますので、こちらが参考になるかと思います。
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策におススメ
ちなみに、TOEIC Bridge の満点 (100) で、TOEIC に換算するとおおよそ 650 前後と考えられます。
つまり、銀フレは
- TOEIC Bridge の満点に近いレベルの英単語帳
なので、Bridge 対策には銀のフレーズはかなりいい単語帳です。
ですので、是非とも積極的に使って欲しいのですが、1 つ注意点があります。
それは、
- 高いレベルで覚えること
です。
具体的に言えば、
ですね。
と思うかもしれませんが、目指すべくは高い場所。
いきなり出来るようにはなりませんが、少なくともこういう意識がないと
はなかなか身につかないと思いますので、是非意識してみてください。
というのも、銀フレで学んでいる人に
と思ってテストしてみると、
案外覚えられていないことがありました。
中学校レベルの基礎的な英単語だからと言って、
何となくわかってる
というのは要注意です。
急にフォントを大きくするくらい重要なところです(笑)
けど、割と本気で言っていて、
スコアでしっかりと結果を出すためには
- 正確かつ迅速な理解が求められます
もし、思い出すのに時間がかかってしまうと、
- Listening の最中だと思い出している暇はない
- Reading も 35 分という限られた時間で思い出している時間は非常にもったいない
だからこそ、
- 正確かつ迅速な英単語の定着
を意識していきましょう。
ちなみに、英単語レベルだけでなく、
- 銀フレのフレーズ
も TOEIC でよく使われる基本的なフレーズが多いです。
まあ銀の ”フレーズ” というくらいですからね(笑)。
これは TOEIC Bridge でも必ず役立ちます。
色々とお伝えしてきましたが、TOEIC Bridge用に取り組むならば、是非とも
- 銀のフレーズ
を使ってみてください。
まとめ
まとめますと、
- 基礎的な英文法と、銀フレの英単語を身に着けて、問題を解いていこう!
- 英文法をしっかりと理解し、英単語も高いレベルで覚える
という割と当たり前の結論になってしまいました(笑)。
ただ、もし現段階で TOEIC Bridge で思うような結果が出ていないとしたら、それは
- 英文法
- 英単語
のどちらかに必ず穴があると言えます。
なぜなら、TOEIC Bridgeは本当に基礎的なことが求められているからです。
逆に言えば、
- しっかりと基礎力があれば、決して難しいテストではありません
正攻法で十分攻略できるテストです。
TOEIC Bridge である程度のスコアを取れたら TOEIC に移行する人もいるでしょう。
TOEIC でも基礎力は間違いなく求められるので、
は身に着けておきましょう!
ということで、今回は以上です!
P.S
TOEIC Bridge のリスニングについてもお伝えしている記事は下記からどうぞ!
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