どーも、リモです。
今回は、指導しているときにおススメしている金フレと銀フレの違いについて説明します。
また、事例も少し交えつつ、どっちを使うべきかという話をしていくので、参考になればと。
どちらも素晴らしい英単語帳なんですが、よりレベルや状況にあわせた参考書を使って、ドンドン TOEIC 学習を進めたいはずですよね!きっと(笑)
ということで、
どういう人が金フレと銀フレのどちらを使ったほうがいいか、
を伝えつつ、しっかりとスコアアップにつながるような話をしていきます。
言い換えると、
どっちを使うか悩んでる!
それぞれの特徴を知りたい!
これらにお答えする記事になります。
では早速、金フレと銀フレの違いについてお伝えしていきます。
金フレと銀フレの違い
まず、どういった人がどちらを使うべきか、という話を先にしていきますね。
金フレと銀フレ、どちらを使うべきか?
あなたの現段階のレベルでどちらを使うべきかは異なりますが、結論から言うと、
TOEIC スコアが 500 より上か下か
もしくは、
大学受験の経験が無いなら銀フレを。
大学受験の経験が有るなら金フレを。
と、ざっくり分けられると考えることが出来ます。
(TOEIC 500 というのは、それぞれの単語帳のターゲットとする人のスコアがそもそも 500以下か以上か、という基準があるんですが、こちらは後述しますね。)
大学受験の有無に関しては、ざっくりしてるんですが(笑)
それでも 1 つの指標にはなるかなと思います。
もちろん、
- 大学受験してたとしても英語を全く勉強してない
- 大学受験してなくても英語に触れる頻度はそこそこあった
など、色んなパターンがあるかと思いますが、この視点があることで、少なくとも一つの目安としてどちらを使うべきかクリアになるはずです。
以下に、そう考える理由をお伝えしていきます。
理由としてはシンプルで、大学受験をしていれば最低限の英単語力はあると考えられるからです。
そう考える理由の一つとして、TOEIC の平均点があります。
パッと調べたデータだと、公開テストが 562 点、IP テストだと、437 点が大学生の平均点です。
公開テストを受ける人のほうが意識が高い傾向があるというか、IP テストは大学によっては受験が必須の場合もあることが平均点が100点ほど変わっている理由だと思います。
ですので、おおよそで考えると大学生の平均点は500点くらいでしょう。
もちろん、偏差値が高い大学と低い大学などをひとまとめにした結果ですので、一概に
とはならないことにご注意を(笑)
それなりに大学受験の際に英語を学習してきたならば、金フレから始めてみましょう。
英語に不安があったり、しっかりと大学受験の英語対策をしていないなら銀フレから始めたほうがいいです。
加えて、それぞれの金フレと銀フレの書籍には、以下のように書いてあります。
なお、本書の想定読者は、TOEIC 500 点以上のレベルです。
新 TOEIC® TEST 出る単特急 金のフレーズ 5p より
↑が金フレ、↓が銀フレです。
TOEIC 300 ~ 500 点台の方
TOEIC® TEST 出る単特急 銀のフレーズ 4p より
という記載があります。
既に TOEIC 受験してる人であれば、自分のスコアが分かっていると思うので、
スコアが 500 より上か下か
が、一番わかりやすい基準かもしれませんね(笑)
ただ、中には初めて TOEIC を受ける人もいると思います。
ですので、先ほどの大学受験の有無というのも、1つの目安にはなるかなと。
直近で TOEIC を受けている場合には、その時のスコアを元に金フレと銀フレを吟味するのが一番いいかもしれませんね。
スコアは学習しない限りは、大きく前後しませんので。
また、銀フレを使い始めたとしても、その後スコアを伸ばしていってから、金フレをやる、というのも 1 つの手ですね。
ちなみに、金フレと銀フレは、500 語くらい被りがあります。
同じフレーズは 1 つとしてないんですが、同じ単語があるので、2 冊やることで復習にもなります。
ですので、2 冊やると単語力はもちろん着きますし、フレーズもしっかりと理解していくことで、TOEIC 力も間違いなく上がっていきます。
TOEIC で頻繁に使われるフレーズにたくさん触れることもできるので、本番でも全く同じフレーズが本番で出てきても不思議ではない内容になっていますからね。
ではここで、少しでもイメージをしやすくするために、僕の身の回りの事例を少し共有させてもらいます。
事例
僕は10年ほど前ですが、TOEIC 600 くらいのときから、金フレで学習してました。
(金フレは改訂などされており、現在販売してるものもちゃんと今の形式に合わせたモノになっていますのでご安心を(笑))
金フレ以外にも公式問題集なども使ったりしましたが、スコアは順調に 700、800 と上がっていきましたので、
と、当時から思ってましたし、今も指導の中で提案することも多々あります。
あとは、僕が指導したクライアントさんの銀フレの例で言うと、
その方は、銀フレを学習し、1000 語をおおよそ9割ほどの精度で答えられるレベルになったことで、400点から550点ほどまでスコアを伸ばしていました。
他にも、Part 5 対策などもやりましたので、すべて銀フレのおかげとは言えませんが、以下のように述べています。
「銀フレをやったことで、今までリスニング、リーディングほとんどわからなかった英単語の中に、確実にわかるものが増えました!
何より、銀フレの 1000 語を 9 割ほど覚えたことが自信になりましたね。」
と話していました。
何度も言いますが、ホントにやった単語が本番で出てくるので、成果を感じやすいのが、それぞれ金フレと銀フレの良さだと思っています。
まとめ
結果として、しっかりと取り組めばどちらでもスコアは上がりますが、基準の一つとして、
- 大学受験の有無
- スコアが 500 より上か下か
という視点があります。
ちなみに、今回は金フレと銀フレについてお伝えしてきましたが、どんな単語帳であったとしても、
- 何となく覚えることを排除し、
- 1 秒以内に回答できる、
- しっかりと基準値を上げることで、
単語力が付き、TOEIC のスコアも上がっていきます。
今回紹介した金フレと銀フレは、それぞれTOEICに特化していますが、他の単語帳もTOEICに特化しているものもあるはずですからね。
ただ、僕はこの2冊を自分のTOEIC学習や指導に使った中で、
やっぱりいいな~
と思ったので紹介させてもらっています。
やっぱり、フレーズであることで、イメージが湧きやすいのは、金フレ銀フレの良さですね。
ということで、どちらを使うべきかも何となくわかったと思いますので、今回はこの辺で!
P.S
金フレと銀フレのやり方については、以下の記事でそれぞれお伝えしていますので、是非どうぞ!
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策にはオススメ
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