どーも、TOEIC 965 のリモです。
今回は、指導しているときにおススメしている金フレと銀フレの違いについて説明します。
どういう人が、金フレと銀フレのどちらを使ったほうがいいか、という話まで掘り下げ、しっかりとスコアアップにつながるような話をしていきます。
どっちを使うか悩んでる!
それぞれの特徴を知りたい!
という人に向けて書いておりますので、興味があれば是非とも読み進めてみてください。
では早速、金フレと銀フレの違いについてお伝えしていきます。
金フレと銀フレの違い
まず、どういった人がどちらを使うべきか、という話を先にしていきますね。
金フレと銀フレ、どちらを使うべきか?
あなたの現段階のレベルでどちらを使うべきかは異なりますが、結論から言うと、
大学受験の経験が無いなら銀フレを。
大学受験の経験が有るなら金フレを。
と、ざっくり分けられると考えることが出来ます。。
この視点があることで、少なくとも一つの目安として、どちらを使うべきかクリアになるはずです。
以下に、そう考える理由をお伝えしていきます。
理由としてはシンプルで、大学受験をしていれば最低限の英単語力はあると考えられるからです。
そう考える理由の一つとして、TOEIC の平均点があります。
パッと調べたデータだと、公開テストが 562 点、IP テストだと、437 点が大学生の平均点らしいです。
公開テストを受ける人のほうが意識が高い傾向があるというか、IP テストは大学によっては受験が必須の場合もあることが、平均点が100点ほど変わっている理由だと思います。
ですので、おおよそで考えると、大学生の平均点は500点くらいでしょう。
もちろん、偏差値が高い大学と低い大学などをひとまとめにした結果ですので、一概に大学受験したからじゃあ金フレだ!とはならないことにご注意を(笑)。
それなりに大学受験の際に英語を学習してきたならば、金フレから始めてみましょう。
英語に不安があったり、しっかりと大学受験の英語対策をしていないなら銀フレから始めたほうがいいです。
加えて、それぞれの金フレと銀フレの書籍には、以下のように書いてあります。
なお、本書の想定読者は、TOEIC 500 点以上のレベルです。
新 TOEIC® TEST 出る単特急 金のフレーズ 5p より
↑が金フレ、↓が銀フレです。
TOEIC 300 ~ 500 点台の方
TOEIC® TEST 出る単特急 銀のフレーズ 4p より
という記載があります。
ですので、先ほどの大学受験の有無というのも、1つの目安にはなると思います。
直近で TOEIC を受けている場合には、その時のスコアを元に金フレと銀フレを吟味するのが一番いいかもしれませんね。
スコアは学習しない限りは、大きく前後しませんので。
また、銀フレを使い始めたとしても、その後スコアを伸ばしていってから、金フレをやる、というのも 1 つの手ですね。
ちなみに、金フレと銀フレは、500 語くらい被りがあります。
同じフレーズは 1 つとしてないんですが、同じ単語があるので、2 冊やることで復習にもなります。
ですので、2 冊やると単語力はもちろん着きますし、フレーズもしっかりと理解していくことで、TOEIC 力も間違いなく上がっていきます。
TOEIC で頻繁に使われるフレーズにたくさん触れることもできるので、本番でも全く同じフレーズが本番で出てきても不思議ではない内容になっていますからね。
ではここで、少しでもイメージをしやすくするために、私の身の回りの事例を少し共有させてもらいます。
事例
ここで、私が指導したクライアントさんの例をお伝えさせてもらいます。
まずは、銀フレの事例です。
その方は、銀フレを学習し、1000 語をおおよそ9割ほどの精度で答えられるレベルになったことで、400点から550点ほどまでスコアを伸ばしていました。
他にも、Part 5 対策などもやりましたので、すべて銀フレのおかげとは言えませんが、以下のように述べています。
「銀フレをやったことで、今までリスニング、リーディングほとんどわからなかったものの中に、確実にわかるものが増えた。
何より、銀フレの 1000 語を 9 割ほど覚えたことが自信になった。」
と話していました。
金フレに関しては、私がTOEICで初めて 860 を超えるときに使い、やってよかった、と思った1冊です。
金フレで学んだ英単語がかなり出てきた印象を覚えていますし、TOEIC 指導の中でも、金フレで学んで英単語は頻出しております。
何度も言いますが、ホントにやった単語が本番で出てくるので、成果を感じやすいのが、それぞれ金フレと銀フレの良さだと思っています。
まとめ
結果として、しっかりと取り組めばどちらでもスコアは上がります。
今回は金フレと銀フレについてお伝えしてきましたが、どんな単語帳であったとしても、
- 何となく覚えることを排除し、
- 1 秒以内に回答できる、
- しっかりと基準値を上げることで、
単語力が付き、TOEIC のスコアも上がっていきます。
今回紹介した金フレと銀フレは、それぞれTOEICに特化していますが、他の単語帳もTOEICに特化しているものもあるはずですからね。
ただ、私はこの2冊を自分のTOEIC学習や指導に使った中で、
やっぱりいいな~
と思ったので紹介させてもらっています。
やっぱり、フレーズであることで、イメージが湧きやすいのは、金フレ銀フレの良さですね。
私は
- 好きなことで英語を学ぼう、
- 好きなことで英語を学ぶためにも、最低限TOEICでスコアを取ろう
という理念を持っているんですが、英単語と日本語の1対1の記憶には限界があると思ってます。
もちろん、1対1で覚えるやり方は時に必要だと思っているし、この方がスコアが短期的に上がりやすいのも事実です。
けど、これから人生単位で末永く英語を学習してほしい私としては、イメージとかエピソードの記憶で覚えたほうが、忘れにくくなりますよね、ってことを言いたいんです。
極端な例ですが、強烈な思い出って忘れようにも忘れられないですよね?
金フレと銀フレのフレーズが強烈な思い出になるわけではありませんが、イメージができることで思い出しやすさ、忘れにくさは増すはずです。
と、私の思いを語っていて、少し話がそれてしまいましたが、金フレも銀フレも、やればスコアが上がることは間違いありません。
どちらを使うべきかも何となくわかったと思いますので、今回はこの辺で!
P.S
金フレと銀フレのやり方については、以下の記事でそれぞれお伝えしていますので、是非どうぞ!
銀フレの使い方を徹底解説!初めての TOEIC 対策には必須!
P.S.S
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