こんにちは、リモです。
いきなりですが、僕は高校生の時から、興味のある海外ドラマなどをもとに英語の学習を続けており、結果として
- 2019 年 TOEIC: 965
- 2021 年 TOEIC: 965
を取れました。
もちろん、TOEIC を受ける際は
TOEIC に特化した学習もしましたが、僕の英語力の根本は
”興味のあるモノからの学習”
によることが大きいかなと思っています。
あ、最初に断っておきますと、TOEIC でスコアを上げるなら、TOEIC のための学習がおススメです。
その方が、
圧倒的にスコアが上がる速度が速いから
ですね。
TOEIC スコアを上げる最短はTOEIC 学習
ただ、長い目で見た場合はずっと英語学習を続けてグングンと英語力を上げていきたいわけで。
そうなると、
- 興味あるモノから学習
- いろんな角度で英語を学ぶ
こういった何処かのタイミングでブレイクスルーにつながることもあるはず。
そんなことを思いながらこの記事を書いてます(笑)
即効性がある話ではありませんが、興味があるモノを通して自分が理解した英文を増やしていくことで、
それが
- 海外ドラマ
- 洋画
- 洋楽
- スピーチ
のどれであろうとも、理解した英文の数だけ英語力が上がっていきます。
今回は、具体的な例も挙げながら
どのように興味あるモノから英語を学んでいけばいいのか
という方法論について、出来るだけわかりやすくお伝えしていこうと思います。
また、以前に書いた記事の続き的な位置づけの記事です。
加えて、
- 今までやってきた
- 今も僕がまさに取り組んでる
英語学習法だったりするので、
そんな人は、是非とも最後までお読みいただければと思います。
では、段階を踏みながら興味あるモノから英語を学ぶ方法論について、順にお伝えしていきますね!
0. まずは、中学英文法から
いきなりではありますが、現実的な話から(笑)
結論から言いますと、興味のあるモノから学ぶためには、理解するための
- ”英文法”
が必要になります。
なぜ英文法が必要かと言うと、英文法なしでは、英文を調べて理解するのも大変になってしまうからです。
例えば、英単語であれば、まだわからなかったとしても、
スマホで調べればすぐに意味が出てきます。
英単語は、意味がわかればそれ以上の理解がないため、難しく考える必要はありません。
けど、英文法はそうはいきません(笑)
英文法を調べても、単純に説明が出てくるものは少なく 基礎的な英文法を押さえた上での”理解” が必要になってきます。
ちょっとだけ具体的な例を挙げれば、
- 文型
- 能動態と受動態
- 関係代名詞
- 分詞の理解
- …etc
これらの理解がある前提で説明があったりしますからね。
だからこそ、英文法なしで、英文を理解しようとしても、
考えずにわかるようなレベルでの理解、体感で理解するのが難しくなってしまいます。
体感で理解するというのは、
自分の中で腑に落ちた状態で理解できる
ということです。
分かりやすく言えば、
- 見た瞬間にわかる
- 負荷をかけずに理解できる
- 英語がスーッと入って来る
こんな感じです(笑)
この状態で理解出来るものが増えることで、英語力というものが上がっていきます。
また、文法なしで英文を理解しようとしても、英文の成り立ちを考える”モノサシ” がないのと一緒ですので、上手く考えることが出来ません。
ですので、最低限の英文法は理解しておきましょう。
もちろん、文法をわかりやすく解説しているサイトもたくさんあります。
しかしながら、まずは網羅的に文法を理解した方が効率的だと思いますので、
0 番目のステップという形、前提的な立ち位置として
”英文法” をピックアップさせてもらいました。
と言う人も、そこまで構える必要はありませんので、ご安心ください。
なぜなら、それほど難しい文法を理解しなくても十分に理解出来るからです。
必要になるのは英文法は、中学英文法です。
海外ドラマや洋楽、洋画などで使われる表現は、”基礎的な英文法” がわかっていれば十分理解出来ます。
というのも、僕自身、高校 2 年生のときに海外ドラマから英語を学び始めましたが、
文法的な部分で躓いたことはほとんどありませんでした。
もちろん、全部が全部わかるわけじゃないです(笑)
ただ、海外ドラマで動画もあったので
英文の ”ニュアンス” を掴むには十分でした。
中学英文法が英文理解の土台になる!
もし、
と思う人は下記の記事を参考にしてみてください。
※ TOEIC と書いていますが、必ずしもTOEICを受けなくても、0 からやる人にはオススメの内容となっておりますので!
という人は、このまま読み進めてください。
1. 興味のあるモノを選定する
やっと本題に進んでいきますが、興味あるものから英語を学ぶ際に欠かせないことがあります。
それは、英語のスクリプトです。
興味があるものの
”文字の情報”
が必要ということですね。
なぜなら、文字がないと復習出来ないし、
リスニング ”だけ” で英語を学ぶのは難易度が高いからです。
上級者になればできるかもしれませんが、少なくとも TOEIC のリスニングで満点を取った僕でも、洋画や海外ドラマの会話を全て聞き取ることは出来ません。
また、復習するときも文字があると取り組みやすいですし、自分で音読する時にも英文がないとやりにくいですから。
英語のスクリプトは必須。
例えば、僕は Amazon Prime やHulu を海外ドラマ視聴に利用しています。
しかしながら、海外ドラマによっては必ずしも英語字幕がありませんので、英語学習という意味で言えばそういったものは適していません。
- 洋楽であれば、調べれば歌詞が出てくる
- 洋画であっても英語字幕に変更できる
では、スクリプトがあるモノを使うとして、具体的なやり方に進んでいきます。
2. まずは楽しみ、内容を掴む
スクリプトがあるもので、興味があるモノを決定した後にやることは、
”ストーリーを理解する”
です。
ストーリー、その題材の話の流れを掴むということですね。
- 海外ドラマ、洋画であれば、ストーリーの展開を大まかに理解する。
- 洋楽であれば、全体の雰囲気を理解する。
気に入っているものであれば、既に話の流れがわかっていると思いますので、このステップはやる必要はないかもしれませんが(笑)
内容を理解したうえで、そこで使われている英語を見て聞いて、しっかりと理解していくことが大切になります。
また、場合によっては、映画一本すべては長すぎたりする場合もあるため、気になるワンシーンなどでも問題ありません。
洋楽であっても、自分の好きな一節とか、サビだけとかでもOK。
- 海外ドラマの気にいったシーン
- 洋楽のワンフレーズ
- ジョブスのスピーチの一部
などなど。
とにかく、あなたの興味に合わせた形で、学習を進めていけば問題ありません。
では、次のステップに行きます。
3. 英語字幕、英語のスクリプトを見ながら、音の確認
英語を具体的に理解する前に、まず、登場する英語がどのように発音されているかをしっかりと確認します。
なぜなら、英語は字面通りに読まれなかったり、想定通りに読まれなかったりするパターンがあり得るからです。
例えば、
on our tour は、
オンナワトゥアー
に聞こえたり、
retire (辞職する) が、
return (戻る) と同じ?
聞こえたりする、といった感じですね。
最初のころは
という衝撃を受けるやつですね。
慣れれば、違いはわかるようになります。
必ずしもこうなる訳じゃないんですが、こうなるパターンを知っておくことで、リスニングの際に対応しやすくなります。
最初の段階でしっかりと音について理解しておくと、リスニング力がスムーズに向上しやすくなるので、このステップを疎かにしないようにしましょう。
4. 英語そのものを理解していく
聞き取れるようになったら、あとは 1 つ 1 つのセリフやフレーズを英語として理解していくだけです。
地道な作業に感じるかもしれませんが、こういう部分が鍵だったりします。
僕は学習に泥臭さが必要だと思っています。
- しっかり理解したものを増やす
- 着実に進んでいく
こうすることで間違いなく英語力は上がっていきますので、根気よく取り組んでもらえたら幸いです。
粘り強く取り組む!
では、具体的な話に移りますが、例えば
All you have to do is follow me.
と言う表現があったとします。
まずは、日本語の意味を確認しましょう。
Google 翻訳を使ったり、海外ドラマの場合は日本語字幕に変えたりして、意味を確認します。
理想を言えば、わからない文法の表現などがあれば調べて、理解を深めます。
なお、海外ドラマの日本語訳は、元の英語から意訳されていることがありますので、全部鵜呑みにするのは注意が必要です。
さきほどの
All you have to do is follow me.
と言う表現で、日本語が
ついて来て
とだけ、訳されていたとします。
少し説明しますと、
”All you have to do is 動詞の原型”
は、直訳すると、
「あなたがやるなければならないすべてのことは、~することです」
と言う意味で、
「~しさえすればいい」
というニュアンスで訳されることが多いです。
ですので、
All you have to do is follow me.
は、
”あなたは私について来るだけでいい”
が正しい訳ですが、
意訳で ”ついて来て”
と訳される可能性もあることに注意しましょう。
今回の例は少し極端でしたが、
を持ち続けることで、
間違った理解をする可能性はグッと減ります。
実際は難しい表現は少なく、基礎的なモノの組み合わせだったりするので、落ち着いて英文と向き合い、最初は時間をかけながら理解していきましょう。
ちなみに、既に内容を理解していると思いますので、難なく英語の意味がわかる場合には、
と理解して進んでいきましょう。
5. 反復し、瞬間的に理解できるレベルに持っていく
これが最後のステップですが、ここが一番時間のかかる部分です。
4. で理解した英文を、
・見た瞬間
・聞いた瞬間
わかるように、何度も何度も繰り返していきます。
例を挙げると、海外ドラマで言えば、英語字幕を見ながら、それぞれの英文を理解できるか確認していきます。
もしわからないところがあれば、その部分でもう一度英文をしっかりと見て、理解していきます。
その後は、目を閉じて英語の音声だけ聞いて、理解できるか確認していきます。
このときに、必ずしも頭の中に英文を思い浮かべる必要はありません。
ただ、しっかりと 1 つ 1 つの英語を聞き取った状態で、ニュアンスを掴めるかどうかが大切になります。
ちゃんと理解できているのか?
これをチェックしていくということですね。
基本的には、ここまでの内容が全てです。
割とシンプルだったのではないでしょうか(笑)
ざっくりと言ってしまえばこれだけなんですが、大切なことは、学習したものを増やしていった後です。
学習したモノの中から、どれか 1 つ英文をランダムに選んだ際に、
この英文の意味を説明できますか?
と言われて、説明できるか、と言うことが重要になります。
例えば、洋楽1曲全部理解したと思っていても、部分的にランダムに
「ここってどういう意味?」
と聞かれて、
ちゃんと答えられるかどうかが大切
ということですね。
さきほどの
可能な限り正しく理解しようとする姿勢
があれば、しっかりとそれぞれの英文を理解できるはずです。
最初はハードル低くても大丈夫
ここまでの内容だけだと、求めることが多く、もしかすると結構大変に感じるのではないでしょうか。
これは割とその通りで(笑)
最初から全部を完ぺきにしようと思っても続きません(笑)
最初から 1 つ 1 つを完ぺきにしようとすると、そもそもハードルが高くなる。
ですから、最初はある程度
”何となく”
の部分が多くても大丈夫です。
僕自身も、最初は”何となく” 理解することがほとんどでしたからね。
ただ、くどいですが
可能な限り正しく理解しようとする姿勢
は常に持ち続けていましたので、繰り返すたびにわからないことがあれば、理解するまで繰り返していきました。
これを繰り返していくことで、本当に興味のあるシーンなどは自然と暗記できます(笑)
これは、興味があって好きだったからですね
何度もホントに繰り返してたので。
反復の力は偉大です(笑)
もっと言えば、
時間があるときに、積極的に思い返したりしていたことが、
英語力 UP を支えていたと思います。
暗記までせずとも、継続することで英文に ”圧倒的に” 慣れることが出来ますので、
他の英語の文章や TOEIC であっても、培った英語力は確実に活かせるようになります。
以上が、
具体的なやり方です。
正直、特殊なことは何もやってないです(笑)
割と王道のやり方。
一般的な勉強のステップと同じだと思います。
知らないものを理解し、わかるようになるまで繰り返す
これが学習の王道ですし、根本的な力をつけたいならば避けては通れません。
ですから、少しでもその過程を面白く、楽しいものにすることが出来れば、継続出来るようになり、やり方を間違えない限りは間違いなく力になっていきます。
英語は言語ですので、今回お伝えしたようなやり方でも十分にスキルを磨いていけます。
お伝えした内容により、少しでもあなたの英語力が上がることを期待しています。
では、今回はこの辺で!
P.S
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プレゼント関係なく、質問したい!相談したい! という人がいらっしゃいましたら、お待ちしてます!
100%返信させてもらっていますので、お気兼ねなく!
rimo@pronounce-like-native.com
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