時間足りない!は勘違い?知っているだけで 50 点上がるTOEIC の時間配分!

どーも、TOEIC965 のリモです。

 

今回は TOEIC で誰しもが経験のある、

ああ、、、全然時間足りなかった、、、

に対して、

  • 正しい理解
  • 実際の解き方

これらを掘り下げてお伝えしていきます。

ちなみに、もちろん僕も経験済みです(笑)

 

そんな僕の TOEIC 600 点台から 965 取るまでの過程を含め、僕自身の経験も振り返って書いてますので、多くの人に当てはまるかと思います。

 

今回の内容を知ってる人も多いかもしれませんが、知らない人にとっては控えめに言っても

 

今回の記事内容を知っている、
人によってはそれだけでスコアが50 点は上がる

 

と思っています。ホントに。

※ ハイスコアになればなるほど、有用性は低くなりますが、、、

 

ということで、”知っているかどうかでスコアに差が出る” 非常に重要な話ですね。

 

加えて、Part 5 や Part 7 の問題も例に出しながら、具体的な方法論もお伝えしています。

ですので、本番の時間感覚についてもイメージしやすくなるはずです。

 

そして、今回の話を理解することで、

  • 試験本番でも無駄なプレッシャーを感じない
  • 目の前の問題に集中出来る

こういう風になるはずです!

 

ということで、スコアに直結する話を早速お伝えしていきますね!

最後まで解かなきゃと思ってませんか?

まず、最初に結論を言うと、TOEIC では

 

全ての問題を解く必要はありません。

 

そりゃ全部は解けるとは思ってないけど、、、

と思ったかもしれませんね(笑)

 

ただ多くの人が ”ホント” の意味で解くべき問題の精査というか、正しい認識を持ってない気がします。

もちろん、満点や非常に高いスコアを目指すなら全部解く必要がありますが、多くの人はそうではないはず。

 

TOEIC の平均スコアが 550 前後ですし、満点を取るためのテストじゃありませんからね(笑)

 

あ、あと今回の話はリーディングにフォーカスしてます。

リスニングは

”時間がない” というよりかは、”聞き取れない” がメインになり、

今回は当てはまらないかなと思いますので。

 

話を進めますね。

後ほど具体的なお話しますが、目指すべきスコアによって解くべき問題数が異なります。

 

逆に言えば、”どれだけ解かなくていいか” が決まるわけです。

という前提で、今度こそ話を進めていきます(笑)

 

正しい TOEIC の時間配分とは?

TOEIC の Reading セクションではシビアな時間配分が求められます。

Reading では、75 分という限られた時間の中で 1 問でも多く正答することが肝心です。

 

言い換えると Part 5,6,7 に対して、どのように時間を使っていくかが大切になっていきます。

 

ここでフォーカスすべきことは、

1 問でも多く正答すること

です。ちょっとでもスコアを上げたいので(笑)

 

ではどうするか?という疑問に答えるとすると、

”解ける問題に時間を使う”

というシンプルな回答になります。

 

逆に、時間の配分を間違ってしまうと

  • 解ける問題に時間を使えず
  • 解けない問題に時間を使う

という悲しい事態が起きてしまうからです。

 

これを避けて、5 点でもスコアを上げるために、

”解ける問題に時間を使う”

ということをやっていくわけです。

 

重要なのでもう一度言いますが、

解ける問題に時間を使えずに、解けない問題に時間を使うことを避ける

そして、

 

  • 解ける問題に時間をじっくり使い、
  • 解けない問題は塗り絵(適当にマーク)する

 

これが非常に大切です。

 

TOEIC 本番で効率よく問題を解くためには、無駄なことをしてる暇はありません。

 

目標としているスコアによって取り組み方は変わってきますが、

いずれにしても、

  • 時間を使うところ
  • 使わないところ

これを考えなきゃいけません。

 

僕も、TOEIC 600 点台から始まりましたが、TOEIC 965 を取ったときも時間配分は意識してきました。

そして、TOEIC 指導するときも、しっかりと時間の使い方も指導します。

 

スコアに直結するし、僕もクライアントも 1 問でも多く正解したいからです。

当たり前の話ですね(笑)

 

では、具体的な話をしていきたいんですが、その前に、重要な前提についてお伝えさせてもらいます。

具体的な話の理解度がグッと上がるので、もう少々ご辛抱を(笑)

圧倒的に時間が足りないのは当たり前

リーディングセクションでは、Part 5,6,7 で、合計 100 問解きます。

 

100 問を 75 分間で解かなければいけないので、1 問に 1 分かけていたら、75 問しか解けず、100 問に間に合いませんよね。

 

1 分って60秒なので、ちょっと考えてたらあっという間です。

これを読んでくれてる方は、それを痛いほどわかってくれると思うんですが(笑)

 

もちろん僕も、

時間がもう少しあれば…

と思ったことはあります。

一番最初の TOEIC では、

 

最後までちゃんと読むとか絶対無理じゃん… orz

 

と、問題用紙やマークシートを回収するときに絶望してましたから (笑)

ただ、時間は確かに足りないんですが、目標とするスコアによって必ずしも全て解く必要はありません。

 

冒頭でもお伝えした通り、最初から全部解こうとする必要はないんです。

やるからには全部ちゃんとしっかり解こう!

そう思っている時期が僕にもありました。

 

「全部ではないにしても、1 問でも多く解く!」 という人もいると思いますが、きっとあなたが思うよりも、もっと塗り絵しても大丈夫です。

 

ここが結構重要で、人によっては

「あれ?思ったよりも問題解かなくていいのかも?」

という気づきがあるはずです。

昔にはなりますが、僕がTOEIC 720 のときも、25 問前後は 塗り絵しました。

 

25問塗り絵して、全部間違っても、1問5点と換算すると、125 点減るだけです。

 

解いた問題を全問正解するのは簡単じゃないですが、

シンプルに考えるために全部正解したと仮定したら、75 問は解けたことになり、

 

Reading: 75 x 5  = 375 点になります。

 

しかも、TOEIC はマークシートですので、適当にマークした25問でも、いくつかは正解するはず。

そう考えると、400 点弱取ることが Reading セクションで可能なのです。

 

25 問塗り絵しても Reading 400 点取ることは不可能じゃないです。

もっと言えば、

多くの人は Reading スコアよりも Listening スコアのほうが高いので、700 越え程度であれば 30 問くらい塗り絵しても大丈夫なパターンもある。

 

塗り絵しても全然いいのです。

だって、圧倒的に時間が足りないんだから。

 

時間が足りないから全てを急いで解こうとするのは ”間違い” で、時間が足りないから、

捨てるものは捨てて、解ける問題に時間を使う。

 

この視点が非常に大切です。

というか、この記事で一番伝えたいのはこの部分だったりします(笑)

 

先ほどは 25 問の塗り絵でしたが、目標とする Reading のスコアによっては、もっと多く塗り絵してもいいんです。

 

  • 50 問解いて、1問も間違えなければ、それだけで 250 点
  • 60 問解いて、1問も間違えなければ、それだけで 300 点

 

ただ、ここで大切なのが、1 問も間違えなければ、という “前提” ですね。

TOEICでは膨大な問題数ゆえに、なんとなく多くの問題を解く、ということをやりがちです。

 

特に

やばい。。。!時間がない!!

と、ある種の強迫観念に追われてる状況では、

普段のパフォーマンスが出せなかったりしますよね。

 

こういったプレッシャーを感じながらだと、読み間違いや正しい意味を取れなかったりするので、

結局正答できず、スコアが上がらない

という事態に陥ってしまうわけです。

 

何となく解いても、最終的に間違えてはスコアに結びつきません。

さっきもお伝えした通り、塗り絵していいんです。

 

そういう風に意識を変えることで、

「よし、30 問は塗りつぶしていいなら、この問題は集中して読もう!」

という気持ちに切り替えやすく、結果的に正答率も上がるというものです。

ですので、自力で解ける問題にしっかりと時間を使いましょう。

 

では、具体的にどのような時間感覚でやるべきか、

ということをお伝えしていきますね。

50 点あげる本番の時間の使い方

まず、基本方針としては、

  • 解ける問題に時間を使い、
  • 解けない問題には時間を使わない、

これに尽きます。

しつこいかもしれませんが(笑)

 

これをどのように実践していくかというと、以下のようになります。

 

  • Part 5, 6 の語彙問題は、わからなければすぐ塗り絵。
  • Part 7 は、1つのパッセージ(文章) の最初の数行を読んで全く内容がつかめなかったら、そのパッセージ全て飛ばす。

 

それぞれ、例を挙げます。

Part 5 の語彙問題

下記のような問題が、語彙問題です。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2 p44 より引用

A~Dまでが同じ品詞であり、

  • どれが語彙として適切か

について確認する問題ですね。

 

ちなみに、空白を含め頭だけ訳すと、

”~~なサイズであるエアコンを選べ”

という命令文であることがわかります。

A. affirmatively
B. appropriately
C. unexpectedly
D. extensively

それぞれ、

A. 肯定的に
B. 適切に
C. 思いがけず
D. 広く

なので、答えは B になります。

 

というように、それぞれの単語の意味が分からないと太刀打ちできません。

逆に言えば、わかれば楽勝です(笑)

 

これはもう知っているか知らないか、それ以上でも以下でもないです。

 

ですので、知っていたら問題に取り組むし、わからなさそうなら早めに見切って塗り絵しましょう。

 

厳しいようですが、分からないのに悩むと時間の無駄になります。

 

すぐに判断して、解かないならその場で塗り絵をして、

気持ちをパッと切り替えて次の問題に進みましょう。

 

考えようによっては、接頭語などから推測して考えることも不可能ではありませんが、

長考には値しないと思ってます。

 

意味を知らない単語に、いくら時間を使っても勝手に意味が浮かんでくることはないからです(笑)

また、

  • 「思い出せそうで思い出せない、、、」
  • 「うわー、これやったよ!なんだっけ、、、」

という脳内で葛藤している状況も、厳しく取り締まってください(笑)

 

思い出せない = 覚えてない

と判断し、次の問題に進んでください。

 

ホントに何度も言いますが、解けない問題に時間を使うのは ”非効率” ですからね。

Part 6 でも、語彙問題が出ることがありますので、そこも同様に考えましょう。

 

Part7 のパッセージ

 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2 p56 より引用

上記は例ですが、Part 7 のパッセージは

  • 読みやすいもの
  • 読みにくいもの

があります。

※ こちらは訳などは割愛しております<(_ _)>

 

  • とっつきにくいジャンル
  • 読みにくいフォント
  • 想定しない展開

などで、人によって好みが分かれますが、上記のアーティクル文 (記事文) は比較的人気がないです(笑)

先ほども書きましたが、冒頭の 2 センテンスくらい読んでわからなければ、次のパッセージに進んでください。

 

すぐに塗り絵をするかは悩みどころですが、基本的に塗り絵せずに次のパッセージに進みましょう。

場合によっては飛ばしすぎて、 ”時間が余る” なんてこともあり得なくはないので…(汗

 

Part7 は、最初 4つ,5つくらいのパッセージは比較的簡単です。

(場合によっては難しいものもあります。あくまで傾向として)

 

ですので、Part 7 の最初のほうの問題は比較的に時間をかけてもいいと思います。

正解できるものはしっかりと正解していきましょう。

 

Part 7 おまけ

 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2 p67 より引用

最後に、おまけ程度の情報です(笑)

時間が無くなりそうになったら、このような ”言い換え” 問題を解きましょう。

 

語彙が少しあれば、考えられそうな問題があったりします。

なぜこの問題を解くべきかというと、文章の前後関係が分からずとも ”意味が分かれば” 答えられるケースがあるからです。

 

つまり、”語彙力でカバーできる”パターンもあるということですね。

(最近では、テクニックはドンドン使えなくなってる傾向があるので、必ずしもこの限りではないですが、、、!)

 

もちろん、選択肢のどれも当てはまりそうで、文章の前後関係の意味に合わせて答えるものもありますが、

それでもそこまで時間はかかりません。

 

ですので、最後少し時間が余った際には取り組んでみることをお勧めします。

時間配分の注意点

あ、ちなみに、Part 5,6 の解ける問題に、時間を使い ”過ぎる” のは NG です。

 

Part 7 にも言えることですが、時間の使い過ぎには注意です。

この境界線を作るのが難しいんですが(笑)

一概には言えませんが、例を挙げると、

  • Part5 の 1 つの問題に 60 ~ 90 秒以上かかったら強制的に次の問題へ(60 ~ 90 は目標スコアによる変わる)
  • ”3 回同じ文を読んでわからなければ、問答無用で飛ばす”

などですね。

 

3 回読んでわからなければ、それ以上読んでもわからない可能性が圧倒的に高いからですね。

 

目指すレベルにもよりますが、同じ文を何度も読むのは時間のロスにつながります。

これは、いくら わかりそう でも、

”3回読んでわからなければ絶対に飛ばす”

という強い意識、鉄の掟を持たないと、4,5回と読んでしまったりします。

ホントに注意してください。僕も経験済みですので是非反面教師に(笑)

 

”わかりそう” というのは罠

そこで時間を使ってしまうと、後半部分にある解ける問題 に時間を使えなくなるので、何卒ご注意を。

(こういったところで、TOEIC は自分との闘いだなーと思ったりしてました(笑))

 

まとめ

いろいろとお伝えしましたが、大切なのは以下です。

 

解ける問題に時間をじっくり使い、解けない問題は適当に塗り絵(勘でマーク)する。

 

はい、何度もお伝えしたのでもう大丈夫ですね(笑)

切り捨てるときは、バサッと切り捨ててください。

 

これは、同じものを 3 回読んで次に行く時も同じです。

断捨離と一緒で、捨ててしまえば気分爽快で次に行けます。

 

ちょっと適当に言いましたけど(笑)

 

おそらく、こういったシチュエーションでは、

もう少しでわかるかもしれない…!

と心理的抵抗を感じる人が多いと思いますが、それでも飛ばしたほうがいいです。

 

特に、時間をかければかけるほど、

 

ここまで時間をかけたし、後ちょっとでわかりそうなんだけど、、、!

 

となりがちです(笑)

専門用語で サンクコスト って言ったりします。

そこにエネルギーをかければかけるほど、費やしたエネルギー分を回収しようとする

みたいな状況ですね。

 

  • お金かけたキャバ嬢をとにかく口説こうとする
  • ギャンブルで負けが続いているのに取り返そうとする

根本的にはこれらと一緒です(笑)

 

つまり、早めに見切りをつけよう、ってことですね!(笑)

見切りをつけたその先に、時間をかければ確実に解ける問題があるはずですから。

飛ばした後で、

”もし時間に余裕ができたら戻ればいい”

そう考えたほうが結果的にスコアは上がりますよ。

 

解ける問題に時間をじっくり使い、解けない問題は適当に塗り絵(適当にマーク)する。

これを意識して、是非ともTOEIC 本番に取り組んでほしいと思います。

これを知っているだけで、確実にスコアは上がりますので。

 

ちなみに、、、

解ける問題に時間を使うために、本番当日最高のパフォーマンスを発揮したいわけですよね。

本番当日のコンディションを整えるために、下記の記事を是非!

【たった 2 分】本番前の直前にやってパフォーマンスを上げる簡単な方法を紹介

2021年7月23日

 

では、今回はこの辺で!

P.S

本番の時間配分も大切ですが、何より大切なのは TOEIC 対策の英語学習だと思っています!

 

時間配分に加えて堅実に英語学習をすることで、さらにスコアは向上していきますので、下記の記事もよろしければどうぞ!

 

30 日で TOEIC のスコアを 100 点アップする音読のやり方を解説!

30 日で TOEIC のスコアを 100 点アップする音読のやり方を解説!

2019年5月30日

何となくの学習してませんか?非効率な学習というトラップを回避するために

【非効率な学習というトラップを回避】クライアントさんとの帰りの車中の話。

2021年7月8日

 

筆者(リモ)のプロフィール

 
「海外ドラマ面白過ぎる、、、!!」
 
という衝撃を高校 2 年の時に受けてから、
 
興味あるモノから学習をし続け
独学、留学なしで TOEIC 965。法人指導経験あり。

効率だけを追い求めた学習をメインとせず、
 
“興味” や “好奇心”
 
にもフォーカスし、主体的に学習することが
 
・”やらされ感” から “知りたい” へ
・圧倒的なモチベーションの持続
・クリエイティブも発動して効率 UP
 
特に TOEIC600 越えのための強力なバックアップ
 
につながると考え、自分の経験をもとに、
 
【興味も使い TOEIC の停滞感を壊し、スコアを大きく上げる】
 
ために活動中。
理念についてはこちらから

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です