【興味あるモノから学習】”正しい英文” のストックが英語力 UP に直結する

どーも、リモです。

今回は、興味あるモノから学習するときに意識することで

英語力の上がり方が変わってくる

”正しい英文” のストックについてお伝えしていきます。

 

“正しい英文” って何?

という疑問を最初に説明しつつ、続けてその効果についてお知らせしていきます。

 

私自身は、この 正しい英文 のストックがたくさんあったので、自分の英語力が上がってきたと思っています。

  • 何気ない海外ドラマのやり取り。
  • 英語の名言やスピーチ。
  • 洋楽の1センテンス。

数にすると、1000以上は覚えているはずです。

 

10 年以上の英語学習の中で積み重ねて覚えてきただけですので、今が仮に 0 でも関係ないです。

ちょっとずつ覚えていけば、必ずや力になりますから。

塵も積もれば山となる

とは何度も言ってますが、

興味があるモノを繰り返して学習すれば

スーッと頭に入って来るはずです。

 

詳しいことは後でお伝えしますが、

正しい英文をストックしていくことは TOEIC 学習で思いっきり役立ちます。

 

TOEIC では

どれだけ正しく英文を理解できるか?

を限られた時間の中で解答していくことになります。

この時に自分の頭の中に

  • ちゃんと理解できている英文のストック

があることで、暗記したモノを応用してTOEIC の英文を理解することが出来るからです。

 

ということで、今回のお話は

  • 短期的にも長期的にも役立つ情報

になりますので、是非お読みください!

 

正しい英文とは?

早速お伝えしていきますが、正しい英文は以下のいずれかになります。

  • 主語、述語がある文
  • 疑問文
  • 命令文

です。

これらの英文の何が正しいの?

というと、

  • 英文法的に正しい

というのが答えになります。

 

逆に言えば、上記の 3 つに当てはまらない英文は

  • 英文法的に正しくない英文

です。

 

これがなぜ重要なのか?

に答えると、

TOEIC で使われる英文の 99% は正しい英文から

です。ですから、

正しい英文を覚えていこう!

 

という話になります。

もちろん、TOEIC に特化するなら TOEIC の参考書などの英文を覚えるべきでしょう。

ただ、TOEIC 以外の興味惹かれるモノなどから英文を理解することも、立派な TOEIC 対策です。

 

注意したいのは、英語の中には

  • ”正しくない英文”

が含まれていることもあるということ。

 

せっかく覚えたモノが TOEIC 対策にならないならもったいないので

正しい英文かどうか?

という視点を持つことが重要になると思っています。

 

では、それぞれについて具体例も示しつつ説明していきますね!

主語、述語がある文

主語、述語がある文がどういう文かというと、下記の文です。

I sleep a lot.
私はたくさん寝ます。

I eat an apple twice a day.
私は1日2回リンゴ1個を食べます。

He is famous for his programing skill.
彼はプログラミングの技術で有名です。

She sent me a letter yesterday.
彼女は昨日私に手紙を送りました。

You make everyone laugh.
あなたがみんなを笑わせます。

みたいな文ですね。

全ての文において

  1. 主語が最初に来る
  2. その後は動詞

という順番です。

動詞が自動詞か他動詞かによって、その動詞の後の品詞が変わったりしますが最初の

  1. 主語
  2. 動詞

という順番は基本的に同じです。(副詞が入ったりするときもありますので、そこはご注意を)

 

ちなみに、主語、述語がない文

主語、述語がない文は、以下のような文です。

an apple
1つのリンゴ

beautiful girl
美しい少女

the character I like
私が好きなキャラクター

これらは名詞に情報を足しているだけで、

英文というよりかは、英単語の塊(チャンクと言ったりします)

と思った方がいいです。

英文の構成要素ではあるけれども、これのみでは英文ではない

そんなニュアンスですね。

 

最後の、

私が好きなキャラクター

は、考え方によっては

the character I like の中に “I” があるので 主語 があるのでは?

と思うかもしれませんが、あくまでも

“キャラクター”

“私が好む” という情報を足して修飾しているだけなので、これは主語、述語がある文とは言えません。

 

日本語で考えてみても、

私が好きなキャラクター

とだけ言っても、”私が好きなキャラクター” が

  • 何なのか
  • どうしたのか
  • 何かするのか

これらの情報が一切伝わってきません。

 

主語と動詞がある日本語の文にこれを使うと、

彼は、”私が好きなキャラクター” が嫌いだ。

とか

“私が好きなキャラクター” が目の前にいる。

になります。

“私が好きなキャラクター” だけでは、

主語があって動詞がある文にならない、つまり正しくない英文である

ことが、何となくわかったのではないでしょうか。

 

ちなみにこれを英語にすると

He hates “the character I like”.
彼は、”私が好きなキャラクター” が嫌いだ。

 

“The character I like” is in front of me.
“私が好きなキャラクター” が目の前にいる。

になります。

疑問文とは

疑問文は、先ほどの文型のルールが少し変わり、

  • 最初に 疑問詞(5W1H みたいな)助動詞や動詞(do, 現在完了なら have)で始まるもの

です。これも正しい英文。

以下をご覧ください。

What do you do?
何をしていますか?(仕事を尋ねる時に使う)

Can I help you?
お手伝いしましょうか?

Have you ever been to Hokkaido?
北海道に行ったことはありますか?

Does your mother know about your divorce?
あなたの母親は、あなたの離婚について知っていますか?

非常にざっくり言ってしまえば、末尾に「?」があれば疑問文です。

TOEIC でも出ますが、普通の文の最後に、”付加疑問文” として 「?」 が来るパターンもあります。

You received the gift, didn’t you?
あなたはギフトを受け取りましたよね?

みたいな形の英文ですが、これは主語、述語がある正しい文と捉えてください。

最後の didn’t you が、今回は、「よね?」 にあたり、英文法の 1 つです。

命令文とは

これもわかる人は飛ばしてほしいんですが、念のため軽く説明しますね。

命令文は

  • 動詞が一番最初に来ていて、主語が省略されている形

ですね。

例を挙げたほうがわかりやすいので、以下のモノが命令文になります。

Be quiet.
静かにしなさい。

Please give me a chocolate.
私にチョコをください。

Come here.
こっちにおいで。

などですね!

動詞が一番最初に来て、相手に その動詞の行動 を促すもの、という感じでしょうか。

 

文字通り、

  • “命令” するときもあれば、
  • ”してみなよ”
  • ”してください” (Please がなかったとしても)

というニュアンスで使われたりするときもありますが、その辺は前後関係やニュアンスで変わるので、最初はなんとなくでいいと思います。

 

ちょっと話がそれますが、

Come here.

だけでも色んなニュアンスになったりします。

  • 友達にちょっとこっちに来て欲しいとき
  • 異性を呼び寄せるとき
  • 上司に呼ばれるとき
  • ペットを呼ぶとき

語気やイントネーション、喋る速度などは変わりますが、全部

Come here.

で伝わりますからね。

 

日本語だと

  • こっち来いよ
  • こっち来て(おいで)
  • ここに来てくれ
  • こっちだよー

と、ちょっと変わったりしますけど、英語だとその辺はシンプルだったりする違いがあります。

個人的にはその辺は英語の面白さの 1 つだと思ってます。

 

はい、話がそれたので戻しますね(笑)。
色々とお伝えしましたが、ここまでが 正しい英文 の説明になります!

 

  • ”正しい英文”

の前提が共有できたところで、”正しい英文” が TOEIC を解く上で重要になる理由をお伝えしていきます!

なぜ、 正しい英文のストックが TOEIC に役立つか

これは、一言で言ってしまいますと

英語感が身に着いていくから

です。

 

TOEIC では色んな英文が出てきますが、99 % は上記で説明した

  • 主語があって動詞がある “正しい英文”

です。

そして、ここが重要なのですが、

TOEIC の “正しい英文” は、どこが動詞でどこが主語であるかが見分けにくい場合が多い

です。

 

例えば、

The submissions you made on our class are highly evaluated by people live in New York.

みたいな、どれがこの英文のメインの動詞かわかりにくい英文が頻繁に出てきます。

というか、こういう英文が多いために

  • 英文を読むのに時間がかかる
  • 英文を理解できない
  • TOEIC 難しい、、、

負のスパイラルへ行く原因の 1 つになっていると思います。

 

日本語をつけて軽く解説すると、

The submissions you made on our class are highly evaluated by people live in New York.
あなたが私たちの教室で作った提出物はニューヨークに住む人々によってとても高く評価されている。

  • 主語: “あなたが私たちの教室で作った提出物”
  • 述語: “とても高く評価されている”
  • 補語: “ニューヨークに住む人々によって”  (主語と述語での説明を補足しているので)

 

英文に慣れないうちは、これらを “見た瞬間” に上記のことを判断できるか?と言われるとなかなか難しい。

つまり、

どれが主語でどれが述語か?

を判断するのが難しいわけです。

なぜなら、先ほどの英文を例にしてシンプルに動詞だけを数えたとしても

  1. made
  2. are
  3. evaluated
  4. live

と、 4 つも動詞があるからですね。

 

これらがどのように使われているかを理解するのは、”英文法の理解” が必須です。

しかしながら、

  1. 文法を理解しようと思って文法書を買う
  2. 文法書を読み込み、にらめっこを続ける
  3. 続けたとしても、わかるようなわからないような、なかなか腑に落ちない、、、

状況になる人が多い印象です。

上記の順番で理解出来れば、学校の授業を真面目に聞いていた人は、みんなが正しく英文を読めるはずですからね。

 

あ、気を付けて欲しいのは ”別に英文法を学ぶのは間違いだ!” とかいう気は全くありません。

むしろ重要ですし、私も学習している人の状況にあわせて文法の学習を勧める場合もあります。

ただ、

文法書の英文法だけでは腑に落ちにくいからこそ、別の角度から英語と向き合う、英語を考える

これを推奨したいのです。

 

この別の角度、新しい切り口が、

  • ”正しい英文をストックすること”

です。

 

なぜ文法書の英文法だけでは腑に落ちないかというと、実感がわかないからです。

 

文法書を読んでも、

ふーん、そうなんだ

って思って終わりでしょう。

私自身の経験を振り返ったり、クライアントさんを見てても同じでした(笑)。

ですので、

  • 実感をわかせる
  • 腑に落とす
  • 肌感覚で理解する

ために、

そもそも正しい英文をイメージや興味を使ってたくさん覚えてしまおう!

という発想になったわけです。

 

  • 興味のある海外ドラマや洋楽
  • 頭の中に鮮明なイメージを伴って状態で思い浮かべる
  • 好きなスピーチからの抜粋

などだと、

やらされる学習から興味、好奇心を使って覚える積極的な勉強

になるはずです。

理想を言えば、自発的に

もっと知りたい!

と思えるような状況なら、やらされるよりも確実に記憶しやすいですからね。

 

では、正しい英文をたくさん覚えたと仮定します。例えば下記。

  1. I finally bought a new car.
  2. She definitely turns down the cheap offer.
  3. He almost finished his difficult homework.
  4. You properly prepared the informative handout.

これらの ”正しい英文” を 4 つ覚えていたとします。

形としては全て、主語、副詞、動詞、目的語 (形容詞+名詞)、で並んでいるので、全て ”正しい英文” です。

 

こういった正しい形を知っていると、例えば TOEIC のリーディング Part 5 で、

The company ____ hired the ideal candidate.

A. final
B. finalization
C. finally
D. finalize

があった時に、主語、????、動詞、目的語 の順に並んでいることがわかれば、

ああ、ここは副詞だな

と、感覚で C を選んで 正解できます。

 

もちろん文法的に考えて、動詞を修飾するのは副詞しかないから、C を選ぶこともできます。

間違えずに正答するためには、そういう視点も必要になるでしょう。

この視点は、先ほどの文法書などから得られる知識ですね。

 

ただ、先ほどの 4 つの文をストックしていれば、

  • 自分の頭の中の正しい英文のストックと比較して感覚的に選ぶことができる
  • 文法書を読んで ”副詞は動詞を修飾する” ことを知った時に、より腑に落として理解できる

 

つまり、正しい英文のストックがあることで

感覚で理解できるだけでなく文法そのものの理解が深まる

ということです。

 

ちなみにこれは英会話でも役立ちます。

英会話では、英語を借りて使う

“英借文”

という言葉があるくらいです。

覚えたモノをそのまま借りて話す方法ですね。

自分で英文を組み立てるトレーニングも必要ですが、英借文は英会話の力を上げるのに有効な手段です。

 

ざっくりとお伝えすれば

  • デキる人の真似をする

ということですね(笑)。

 

つまり、英語学習全般にも使えるので、TOEIC でも十分活用できます。

 

まとめ

まとめますと、

  • 正しい英文とは主語、述語があったり、疑問文や命令文のことである
  • 正しい英文があることで TOEIC を感覚で解ける
  • 正しい英文の理解により、文法の理解も促進される

個人的には覚えやすいので興味あるモノから学習をおススメしていますが、

TOEIC に特化して TOEIC の公式問題集の英文を覚える

ことで、短期的に TOEIC スコアの UP につなげることも出来るでしょう。

ただ覚えるのに労力がかかったりするのが難点ではありますが、その辺はどういう風に TOEIC と向き合っていくか次第だと思います。

 

では、今回お伝えした内容と関連する内容の記事を最後に紹介しつつ、記事の締めとさせていただきます!

 

【TOEIC で暗記?】スコア UP に直結する暗記、興味があるモノからやろう

2019年10月22日

 

興味あるモノから英語を学習する方法。こうやって TOEIC 965 の土台を作りました

2019年12月20日

 

【英語を一生の武器に】TOEIC を長期的に考える。メリットとデメリット

2019年10月28日

ではまた!

P.S

  • 正しい英文かどうかわからない…
  • 0からの学習で全部苦手!
  • この英語表現を解説して欲しい!

 

などなど、

  • どのように学習すればよいか悩んでいる

などありましたら、遠慮なくお知らせください。

 

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筆者(リモ)のプロフィール

 
「海外ドラマ面白過ぎる、、、!!」
 
という衝撃を高校 2 年の時に受けてから、
 
興味あるモノから学習をし続け
独学、留学なしで TOEIC 965。法人指導経験あり。

効率だけを追い求めた学習をメインとせず、
 
“興味” や “好奇心”
 
にもフォーカスし、主体的に学習することが
 
・”やらされ感” から “知りたい” へ
・圧倒的なモチベーションの持続
・クリエイティブも発動して効率 UP
 
特に TOEIC600 越えのための強力なバックアップ
 
につながると考え、自分の経験をもとに、
 
【興味も使い TOEIC の停滞感を壊し、スコアを大きく上げる】
 
ために活動中。
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