どーも、TOEIC Listening 満点を取った(TOEIC 965) リモです。
「TOEIC のリスニングでスコアを上げようと思ったけど、何から手を付けていいかわからない…」
「少なくとも リスニングで 300 点は取りたい!」
「てか全然聞き取れないし、完全に右から左なんですけど…」
こういった人に向けて、今回の記事を通して、どうすれば TOEIC の Listening で 300 取れるかを具体的にイメージできるようになってもらえるように、丁寧に説明していきたいと思います。
具体的な 2 パターンとは?
ではでは、あなたが TOEIC の Listening で 300 を取れるイメージを鮮明にするために、いくつか予め伝えておかなければならないことがあります。
というのも、後ほど紹介する両方のパターンのどちらであっても、一定の英語力というか、英語の基礎力は必要になるからです。
Listening で 300 を取るための大切な前提
結論からお伝えすると、高校生レベルの単語力、文法力が必要になります。
もっと言うと、中学生レベルの単語、文法はほぼほぼ大丈夫だよ、というのが前提となります。
TOEIC でスコアを上げていくには、英語力を上げていく必要があります。
なぜなら、最近の TOEIC では、テクニック的な要素が通用しなくなってきてるってのもあります。
たぶん、多くの人が言っているので聞いたことあると思います。
ですので、一見遠回りに見える、着実に英語力を上げる地道な努力が、一番の近道だったりするのです。
実力をつけるためには、それ相応の成長が求められる、って考えると当たり前の話だと思います。
ということで、最低限の英語力である、中学生レベルの英語力はマスト、ということになります。
以下に、ホントにごく一部でしかありませんが、中学校で習う英文法を例示してみますね。
受動態 (I am loved by everyone.)
現在完了(I’ve been to Hokkaido twice.)
関係代名詞(The car I want is red.)
付加疑問文(You didn’t eat my pudding, did you? )
関節疑問文(Do you know where he lives?)
接続詞(I like watching baseball, but I can’t play it well.)
比較 (This book is more interesting than that book.)
こういうレベルであれば、文法は難なくわかる!というレベルですね。
繰り返しお伝えしますが、ホントに一部ですので、あくまで目安です。
これに加えて、単語であれば、中学生レベルに加えて、
refer
indicate
availble
discover
mention
predict
description
などなど、ホントにごく一部ですが、こういったレベルの単語もわかるよ!って単語力は必要になってきます。
英文法と単語については、以下の記事でお伝えしたこともありますので、必要に応じてそれぞれ見てみるといいと思います。
金フレと銀フレの違いは?どっちを使うべきかわかる 1 つの質問
※金フレ、銀フレは、TOEIC に特化した英単語帳で、金のフレーズ、銀のフレーズの略称です。
という、ここまでが前提です。
一定の英単語力、一定の文法力を持った上で、TOEIC の リスニングで 300 を取るためにどうすればよいか。
多くの人は、
- 聞き取れない
- 聞き取れるけど意味を思い出すまで時間がかかる
- 流れてきた英文を理解しようとしている間に次の英文が流れてくる
みたいな悩みを抱えていると思います。
私も大学生くらいのときは、TOEIC 本番の Listening で、途中で聞き取れなくて絶望したことがあります(笑)。
「ああ何言ってるかわからん。。。次のセンテンスから頑張って聞き取ろう!」
って意気込んだのも空しく、そのセンテンスが異常に長くて、そのままそのパッセージ終わっちゃうみたいな…(笑)。
頻度に差はあれ、誰しも経験があると思います。
TOEIC に限った話ではないですが、英語で話される音を理解するためには、
発音を理解する必要があります。
わかりやすい例で言えば、
th や r と l の違いなどもあれば、
Don’t you が、
ドント ユー ではなく、ドンチューとつながる(必ずではありませんが)
母音がない音がある
などなど。
こういった発音を理解しないことには、いくら単語を知っていても、文法を理解していても、
TOEIC で Listening でハイスコアを取るのは難しいです。
おそらく、リスニングで300を取りたい人は、非常に高い単語力や難関大学入試の文法もわかる!って人は少ないと思いますし、
どちらかというと、これから、単語も文法も学習してかなきゃ、って思っている人が多いと思います。
そういった中で、Listening で 300 を取るためには、発音の理解が必要という話をしました。
では、発音はどのように学んでいけばいいか? ということで、
具体的な 2 パターンについて、お伝えしていきます。
ちょっと長い前振りになってしまいましたが(笑)
これも結論から言ってしまうと、
- ひたすら英語を聞くか
- 自分で発音を学ぶか
の 2 パターンがあります。
それぞれについて、詳しくお伝えしていきます。
1. ひたすらに英語を聞くパターン
私の経験から最初にお伝えすると、こちらの方法でも十分に TOEIC 300 over は可能です。
というのも、私は海外ドラマが大好きで、洋楽もよく聞いていて、そこから英語の発音がどういったものなのかを理解してきました。
これが高校から大学生の最初のころですね。
もちろん、ただ海外ドラマや洋楽を楽しむわけではありません。
海外ドラマなら英語字幕をつけて、洋楽なら歌詞を見ながら、じっくり視聴していました。
具体的に言うと、海外ドラマであれば、流れてくる音声と画面下に出る英語字幕がどう対応しているかを意識してました。
例えば、
There’s only one way to get him out.
って英文があったとします。
まんまのカタカナ読みだと、
ゼアーズ オンリー ワン ウェイ トゥー ゲット ヒム アウト
になりますよね。
けど実際は、
ゼァズオンリワンウェイトゥゲリムアウト
みたいになるんです。
そもそもカタカナ表記に限界があるので、ニュアンス伝わりづらいので、もう実際の音を聞いて欲しいんですけどね(笑)。
海外ドラマだと、これを見たときに、
There’s only one way to get him out.
○ ゼァズオンリワンウェイトゥゲリムアウト
X ゼアーズ オンリー ワン ウェイ トゥー ゲット ヒム アウト
ってのがわかるんです。洋楽も基本は一緒ですね。
ひたすらにこれを繰り返すことで、英語の発音を”何となく” 聞き取れるようにはなります。
なぜなら、繰り返すことで、パターンとか法則みたいなのが自分の中で培われてくるからですね。
t の発音は場合によって R っぽくなるのか!
him とか her は場合によって h なくなる!
みたいなニュアンスです。
こういったものが積み重なっていって、英語字幕とか歌詞がなくなっても、英語の音声が流れてくるだけで、理解できるようになるんですね。
というか、この方法だと発音だけでなく、意味を取る練習をすると、多数の英文に触れることになるので、文法と単語の学習にもつながります。
めちゃくちゃおススメの勉強法なんですが、この方法には何点か注意が必要です。
まず、繰り返し聞く必要があります。
私は海外ドラマがめちゃくちゃ好きだったので、同じドラマを3,4回見るとかは当たり前でした。
しかも、聞き取れない部分などは、10秒巻き戻しなどを使って、じっくり何度も聞いたりしていました。
同じものを何度も見たりするので、この方法は時間がかかるということですね。
次に、海外ドラマや洋楽などを嫌いになる可能性があります(笑)。
ホントに何度も聞くので、
「もう飽きた…」
ってなるときがきます。
私はあまりなりませんが、それでもたまになります。
けど、一朝一夕で発音は身につかないので、長いスパンで取り組む必要があります。
それだけ、この方法では習得に長い時間がかかるということをしっかりと頭に入れておいてください。
少なくとも、私は大学3年生までバリバリのカタカナ英語をしゃべっていましたが、TOEIC の Listening で350ほどは取れました。
そのときは、大学受験レベルの英単語や文法力もあったおかげもありますが、カタカナ英語であったことは事実です。
これは全て、海外ドラマや洋楽に膨大な時間を使ってきた結果だと思っています。
しかし、TOEIC 本番まで時間がない人もいるでしょう。
「膨大な時間なんてない、できるだけ早く成果を出したい!」
そういう人には、次のパターンがおススメです。
2. 着実に発音を自分のものにしていくパターン

自分で発音を学ぶことで、間違いなく聞き取れる音声が増えていきます。
”自分が発音できない音は聞き取れない”
というのは、誰かが言った名言的なものなのですが、私は逆にとらえていて、
自分が発音できる音は聞き取れる、
と思っています。
なぜなら、先ほどお伝えした通り、私自身 カタカナ英語で Listening 350 ほど取れましたし、明らかに自分が発音できない音も聞き取れていました。
それでも当時はやはり、自分が聞き取れない音は存在しました。
私はオーストラリア旅行で、
「発音を学ばないとコミュニケーションが出来ない…」
と思い知らされたため、独学で発音を学び始めました。
時間は少しかかりましたが、ある程度の発音ができるようになり、外人の友達にも発音いいね!と言われることが多くなりました。
自分で発音ができるようになってからの TOEIC では、少なくとも Listening で450を切ることはなくなり、2019年には Listening 満点も取れました。
これは、自分で発音ができるようになったからに他なりません。
私は、見よう見まねで最初は発音学習に取り組みましたが、今おススメしているのは以下の参考書です。

ホントにコスパがいいです。
DVDもついているし、題名のとおり、超低速で発音されるので、英語特有の速すぎてわからない、ってことがなくなります。
速い英語も、この教材で1つ1つちゃんと学べば、確実に聞き取れるようになっていきますので。
みんながやらない発音学習だからこそ、実はそこにチャンスが落ちていると私は考えています。
是非とも、あなたの学習に発音を取り入れてみてください。
まとめ
TOEIC の リスニング で 300 を取るためには、
一定の文法力と単語力が必要であり、
その上で、どのように発音を学んでいくか、という話をしてきました。
個人的には、英語力を伸ばすなら自分で発音をモノにしたほうがお得というか将来のためになると思ってます。
なぜなら、TOEIC のスコアを伸ばしたいってことは、あなたが思い描く未来で英語を使うってことですよね?
それならきっと、英語を話す場面も来るだろうし、発音をやっておいたことで、しっかりと相手に伝わる英語をしゃべれるようになります。
英会話とTOEICは別物ですが、確実に TOEIC のために学んだ発音学習は、英会話に活きてきます。
これは断言できます。
というか、発音の大切さについては、以下の記事でお伝えしていますので、気になる方は是非ご覧ください。
TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット
で、2 パターンと言い説明しましたが、個人的に一番強いと思うのはハイブリッドです。
自分でも発音の勉強をするし、海外ドラマ、洋楽、YouTube でもなんでもいいですけど、自分の好きなものから学び続ける。
こうすることで、私は TOEIC のリスニングで満点を取ることができました。
あなたはまだ TOEIC のリスニングで 300 を目指しているかもしれませんが、もし、TOEIC リスニング満点を取るための学習をしたらどうなるでしょう?
その過程で、必ずや 300 は取れますし、個人的には最短のルートであるとも考えています。
途中でお伝えした通り、単語や文法なども絡んでくるので一概には言えないので、一例として参考になれば幸いです!
ということで、今回はこの辺で!
P.S
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