前回の金フレに続いて、TOEIC 対策に使った参考書についてお伝えしていきます。
なぜこの参考書を使ったのか、どのような参考書なのか、どのように使ったのかなどを中心に伝えたいと思います。
個人的に、非常にいいTOEIC対策本だと思いましたよ!
どのような問題集なのか?
400問の問題があり、模試2回分の問題量ですね。
もちろん2016年5月に変更された新形式に対応しています。

模試の前に、TOEIC講師の方々が新形式について議論を交わしています。
なので、従来の TOEIC (新形式の前の形式ですね) に慣れきってしまった人は変更点が理解できますし、全くTOEICを知らない人でも、これからのTOEICテストとはどんなものなのか、ということはおおよそ把握できるのではないでしょうか。
Listening と Reading に分かれて、議論の様子がわかり、つまづきやすい点などを教えてくれています。
私は、新形式に対してそれほど構えていなかったので、この部分はそれほど読み込んではいませんが(^▽^;)、相手(TOEIC)を知ることで対策も確実に取りやすくなります。
※2015,2016 年前に比べると、確実に TOEIC は難しくなっていると実感してます。リスニングとリーディングそれぞれで、話し手のバリエーションが増えたり、読む量の増加や、テクニックが使えなくなっている、、、などです!
本書で個人的にいいな、と思ったのが、模試で自分で解いてみた結果をもとに予想スコアが載っているので、自分のスコアをおおよそ予想できますし、他の人がどういったレベルなのかを把握できます。
誰しもが、「私が仮に今TOEICはを受けたらどのくらいの点数なんだろう?」と、気になるものです。

そこを知ることが出来ますし、レベル別に著者からのアドバイス等もあり、そこからのレベルアップにもつながりやすいです。
私の結果も後半でお伝えしていますので、参考にしていただければ幸いです。(2016年6月の時にTOEIC925を獲得する直前の話です)
解説も丁寧ですし、解説ページには多数のコラムがあり、そちらも役に立つと思います。

また、本書の表紙でも書かれている通り、’非公式’であるからこその情報も載っていますよ。
ちなみに裏表紙です。

どういった人向けなのか
- 一度は公式問題集を解いたことがある人
- リスニング力が十分であり、更に高みを目指す方
- おおよその自分のスコアを測りたい方
リスニングについては、公式問題集の問題を繰り返し聞くほうが、スコアアップだけを考えるなら近道だと思います。
なので、今まで公式問題集を解いたことがない方は、新形式に対応した(2016年7月6日の段階で最も)新しい公式問題集を購入することをオススメします。
私は公式問題集vol6を持っていましたので、非公式問題集を購入しました。
また、最後に書いた自分のスコアを測りたい方と書きましたが、スコアが500以下の人ですと、もしかすると模試の結果に嫌気が差してしまうかもしれません。。。
こちらの模試は、本試験よりも恐らく難しいです。
なので解き終わってから、いざ答え合わせをしてみると、
「半分以上間違っていたのか…ショック…」
となり、勉強するやる気自体がなくなってしまう可能性が少しあります。
時には、現実を直視することも大切なのですが、あまりに目標とのギャップがあると挫折してしまうかもしれません。
ですから、まだ目標に達していない方は、
「この模試は普通よりも難しいから、多少出来なくても仕方がない!」と考えるか、
「これをやる前に、英単語を覚えたり、文法問題をたくさん解いてからやろう!」と考えて、
これからの学習を進めて欲しいと思います。
要するに、ネガティブにならずにポジティブにやろう!ってことですね!w
もちろん、あなたなりのTOEIC対策をしてきて、ある程度のスコアが取れる自信があるならば、直前に本書の模試を解き、実力を測る+本番慣れをするのも効果的な使い方でしょう。
私も、どちらかというと、実力を測る+本番慣れの意味合いで本書を利用させてもらいました。
私はこう使いました
実際に、私がどのように利用したかをお伝えします。私は、テスト5日前に取り組み始めました。
リスニングとリーディングに分けてご紹介しますね。
リスニング
このときの私のTOEICを受ける戦術としましては、Readingの力を上げる事に重きを置いていました。
なので、こちらのリスニング問題は、本試験の5日前に初めて視聴しました。
本番と同じように、2時間確保し、リスニングとリーディングを通して解いたときに使用したくらいです。
リスニングで満点を目指すレベルならば、もっと繰り返し聞くべきでしょうが、リーディング対策に重点的にしていたので、1度しか聞いていません。
間違った部分も少なく、そこをテキストを見て確認し、自分で音読する程度でしたね。
リーディング
リーディング100問を通しで2回解いた上で、2度間違えた部分をもう一度解きました。
また、間違った部分や気になった部分は iPhone で写真を取りました。暇な時に眺めたり、周りに人がいなければ読み上げることもありましたね。
ちなみに、スマホで学習する際のやり方などをまとめた記事もありますので、こちらの記事も是非どうぞ!
精読をしたつもりです。意味だけでなく、どこまでが主語で、この句はどこを修飾しているかなどを理解していきました。
おかげで、リーディングの速度は上がり、リーディングの問題を解いていて、75分以内に終えることが出来るようになっていました。
精読ができるからこそ、速読が出来るんですね。
Part5,6,7と分かれていますが、間違った部分を見直し、何故間違ったかや、Part7であれば文全体の意味を理解できるか、という部分までできれば最高ですね!
私の場合、正解した文などは注意深く読んでいないので、満点を目指すなら、文字通り本書全てを、選択肢を含めて理解するレベルでやり込むと思います。
そういった意味で解答ページに、問題文と日本語訳分があるのは助かりますね。非常に見直しがやりやすいですし、このページの写メを取ればスマホで復習もしやすかったです。
たまに、回答ページには問題文が省略されているものがありますから。
模試結果
Test 1
Part1 | Part2 | Part3 | Part4 | Listening計 |
6/6 | 22/25 | 34/39 | 30/30 | 92/100 |
Part5 | Part6 | Part7 | Reading計 | |
27/30 | 14/16 | 38/54 | 79/100 |
Test 2
Part1 | Part2 | Part3 | Part4 | Listening計 |
6/6 | 25/25 | 35/39 | 26/30 | 92/100 |
Part5 | Part6 | Part7 | Reading計 | |
24/30 | 12/16 | 46/54 | 82/100 |
以上のような結果でした。(2016年6月の時にTOEIC925を獲得する直前の話です)
この結果は、本書に載っている900点台の方のスコアと似たようなものでした。(Listeningがその方より少し高く、Readingは少し低い)
以上の結果が本試験3,4日前にわかったので、「実力が出せれば900は超えられるのかなー」と思いました。
それでも、その前まで色々とリーディング対策を行い、大量のリスニングをしてきました。
そして、本書の模試を解き、結果が十分なものだったことを知った時は、自信になりました。
900点超えを目指していて、実際に超えられそうだと思えましたので。(慢心につながって、前日の模試を解いた結果で予想スコアが大幅にダウンしたのは内緒ですww
けど本当に、
自信は本当に大切です。
何事に臨むにも、自信は成功のための大きな要因の一つでしょう。
この点は、前回のTOEIC受験の時との大きく異なる点でした。
現在結果待ちの状態なので、あまり大きなことは言えませんが…
結果がわかりました!点数は 2016 年 6 月のスコアは Total 925!目標達成です!!
いやー本当に嬉しかったです!! 久々に自分で掲げた目標を達成出来ましたので!!
* 2019 年 3 月に 965 達成しました!
まとめ
ハイスコアを目指す人はもちろん、これから徐々に点数を上げていきたい人のどちらでも、買って損はない良書だと思います。
実際に、私は英語力UPと自信を本書から頂きました。もし、もう一度TOEIC受けるとなった時は、もう一度丁寧に問題を精読するつもりです。
いずれにしろ、リスニングの点数を伸ばすなら公式問題集は絶対にやったほうが良いです。本番と同じ音声で聞けるのは、スコアアップに多大な効果を発揮するでしょう。
私は 5 日前という割と直前に解くやり方を使いましたが、その理由は、金フレなどを含む他の参考書でリーディング力を底上げしていたからです。
何度も言いますが、直前に模試を解いて本番に備えることは効果ありますので是非ともやってみてください!
では、今回はこの辺で!
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