こんにちは、TOEIC 965 のリモです。
今回はTOEICのリスニングでスコアを上げることはもちろん、結果的に英語のリスニングも向上するための方法論とか、そんな話をしていきます。
TOEIC を学習し始めると、
聞き取れない…
って場面は最初は何度もあります。
途中までは何となくわかっていたけど、知らない単語や聞き取れない単語がきっかけで何を言っているかわからなくなったり、
最初から上手く聞き取れず、1つのセンテンスをまるまる聞き落してしまう、
これは誰しもが通る過程だと思いますし、私も経験済みです。
けどこれは、しっかりと対策をすることで、克服できます。
ですので、今回は簡単に出来る方法から、しっかりと着実に成長出来る方法まで、色々なパターンををお伝えします。
では、最初は簡単にできる方法からいきたいと思います。
リスニング向上の簡単な方法

いきなり結論ですが、毎日、洋楽か海外ドラマを見る、聞きましょう。
時間は多いほうがいいですが、最初は 10 分 15 分でも十分です。
普通の学習に比べれば、机に向かったり単語帳を開いたりするわけではないので、やり始めるハードルはかなり低いと思います。
やはり、英語を聞くこと、聞き続けることが、リスニングの上達に欠かせません。
今なら、スマホがあればリスニングは出来ますからね。
音楽も聞けるし、何よりアプリがたくさんあるし、YouTubeだって数多くのストリーミングサービスもある。
ただ、
「聞き流すだけでリスニングができるようになったら苦労しない!」
という反論があると思います。その通りです(笑)。
ご認識のとおり、ただ聞き流すだけじゃ不十分です。
しっかりと歌詞や英語字幕があるものを使って、頭の中の英語と、実際に聞こえる英語をリンクさせる必要があります。
ざっくりと言ってしまえばこれだけです。
頭の中の英語と、実際の音声をリンクさせる。
聞き取れない最大の理由としては、頭がその音を識別できないからと言われています。
これは単語を知らないから、とかではなく、英語の音の知識が頭にないからです。
ですので、英語の音の知識がないなら、その知識をいれればいいのです。
それが、
頭の中の英語と、実際の音声をリンクさせる。
ということです。
英語に触れ続けて、英語の音を理解を正していくことで、リスニングができるようになっていきます。
この後も方法論について紹介していきますが、上記の ズレを修正する、というのはどの方法論についてでも言えることです。
しっかりと英語字幕や歌詞を見ながら、
「これはこういう風な音なのかー」
みたいな感覚を常に意識して聞きます。
常にこのアンテナを張る必要はありますが、ホントにこれだけです。
1つのモノを聞き取れるようになったと判断したら次に行く。次のものができたらさらに次へ。
これの繰り返しにより、リスニング力は向上していきます。
ちなみに、使うものについては、ラップや早口な人の喋りじゃなきゃ大丈夫です。
私は Eminem とかも好きなんですが、早過ぎるので最初に取り組むものではないと思います(笑)。
あまり早すぎると、音の消失が激しくて、基礎が出来ていないと誤った発音で覚えてしまい、リスニングの向上につながらない可能性があるからです。
それよりも、自分が続けられそうかどうか、という視点が大切です。
先ほども言いましたが、何度も何度も聞いて、少しずつ理解していく。
頭でわかるというよりかは、身体感覚でわかる、
そんなレベルになるようなイメージです。
ただ、そうなるためには、ホントに何度も聞くことになります(笑)。
私は大学生の時に、家でご飯を食べるときはほぼ必ず英語字幕で同じ海外ドラマを見る時期がありました。
一度ある程度わかるようになると、その音声を流しながら歩いてたりしても、しっかりと聞き取れてることに気が付くんですよね。
聞き取れないところがあったとしても、何度も繰り返すことで、聞こえない部分は減っていき、最終的には 0 になります。
ですので、やりやすい学習ではあるのですが、
「聞き取れるようになってやる!」
という明確な意識は確実に必要になります。
しっかりと着実に、短期でリスニングを向上させる
簡単な方法をお伝えしましたが、人によってはTOEIC試験まで時間がなく、可能な限り早く結果につなげたい人もいると思います。
「出来るだけ早く、結果を出す方法があれば…」
と考える気持ちもわかります。
結果を焦る気持ちは痛いほどわかるのですが、基本的に結果が出るまで時間がかかるものです。
どうしても結果を早く望む気持ちがあるのはわかりますが、冷静に淡々とこなしていくことが大切です。
これを念頭におきつつ、学習法の中でも比較的に短期間で結果が出やすいものをお伝えします。
発音を学び、音読する

私はこのブログの中で、発音の重要性については繰り返しお伝えしているのですが、リスニング力を向上させたいなら、確実に発音はやっておくべきです。
良く言われる、自分で発音できない音は聞き取れない、って言いますが私は少し違うと思います。海外ドラマの多く聞いて、発音できないけど、聞き取れる音はありましたからね。
正しいニュアンスとしては、発音できる音は間違いなく聞き取れるようになる、というのが発音を学ぶべき理由です。
発音を 1 つずつ学んでいこうとすると、何度も聞き、理解していくプロセスがあります。
このプロセスを経ることで、確実に聞き取れる音が出来ていくイメージです。
何となく似ている例で言うと、
初めてやる仕事や作業で、1 回説明されるだけじゃ理解するの難しいですが、
逆に説明する側になると、深い理解が必要ですよね。
ちょっと例が雑ですが、そんなイメージです(笑)。
それくらい発音は大切なんですが、発音については別の記事 TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット でも、その辺については言及していますので、読むと理解が深まると思います。
最初にお伝えした通り、洋楽や海外ドラマで歌詞や英語字幕を見ながら聞いても、確かにリスニング力は伸びます。
しかし、これに発音の理解があると、さらにリスニング力は増します。もちろん、洋楽や海外ドラマの音も理解しやすくなります。
何より、英語を話す機会があったときに、しっかりと相手に伝わる英語をしゃべることができます。
おそらく TOEIC 学習の後には、英語でコミュニケーションを取る機会がきっとあるはずですし、話す活動をしていった方が人生も広がると思ってますので、発音をやるメリットは大きいはずです。
是非、TOEIC のリスニングの向上のみならず、英語のある人生にするためにも、発音を学習を取り入れてみてください。
と、発音を学習した前提で、着実かつ短期間で TOEIC のリスニングの向上に効果が期待できる方法をお伝えします。
リスニングの向上のための暗唱
スコアアップにもつながり、聞き取りやすさのための、効果的な方法は暗記、暗唱です。
ちなみに、暗記すべきは、公式問題集の Part 3,4 のパッセージです。
なぜ暗唱が良いかというと、実際に TOEIC で使われるのと同じ英文を暗記することで、話の展開のパターンが意識的、無意識的にわかるようになるからです。
暗唱するということはただ覚えるわけではなく、何も見ないで音読できるということになります。
先ほどもお伝えしましたが、発音を学んでいる前提ですと、自分で発音できる音は確実に聞き取れるようになります。
Part 3, 4 の中には、色々な表現が含まれるため、Part 1, 2 の対策にもつながっていくので、結果として、TOEIC リスニング全体の向上につながります。
TOEIC を教えるときにも提案させてもらっており、Listening のスコアが 100点以上上がったこともあります。
私自身も、Part3,4 ではないのですが、好きな動画や海外ドラマのシーンなどの暗唱できるものがあり、リスニングの助けになっている実感があります。
しかし、暗唱は苦手、という人が一定数いるのも事実です。
暗記をするわけですから、簡単に覚えられなくて当然ですし、出来ないことに対してのフラストレーションが溜まったりしますからね。
ですので、全員が全員やる必要はないと思いますが、短期間で成果を出したいならおススメです。
効果は保証しますし、短期的な成果にもつながりやすいと思っていますが、暗唱をリスニング対策に取り入れるかどうかはあなたに合うかどうかで判断していいと思います。
少し苦しくても、どうしても短い期間で結果を出す必要がある人は、公式問題集の Part 3,4 の暗唱を是非やってみてください。
まとめ
今回は、簡単な方法と、着実な方法の 2 つの方法をお伝えさせてもらいました。
簡単な方法は、好きなモノでもいいから毎日英語を聞いて、しっかりと英文とリンクさせる。
着実な方法は発音をしっかりと押さえた上で、公式問題集 Part3,4 を暗唱する。
でしたね。
継続的に考えれば、どちらもやる方がListening のスコアは確実に上がっていきます。
これから受ける TOEIC までの試験の期間と、これからの英語を使う頻度などを考えて、是非とも今回紹介した方法を活用してみてください。
個人的には、英語を使う人生って成長できるし面白いと思っているし、好きなことから英語を学ぶことも十分に可能であるので、長い目で勉強してくれるとより嬉しいです!
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