どーも、TOEIC900超えを果たしたリモです。
スコア925を達成したのが昨日なんで、少しくらいは自慢せさてください(笑)
今回は、TOEIC初心者の方に送る内容になります。
状況は色いろあると思いますが、TOEICを受けざるを得ない状況になりながら、英語は苦手…という方にとっては、有益な情報になるはずです。
リスニング対策すべき理由
初心者(TOEIC600以下)がリーディング対策をするよりも、リスニング対策を優先すべき理由は以下の通りです。
- 使われる単語が簡単
- 多聴で聞き取れるようになる
- 相乗効果でリーディングも
- たまには、力を抜ける
順に見ていてきましょう。
使われる単語が簡単
考えて見れば当たり前なんですが、リスニングで使われる単語、表現はすべからくリーディングよりリスニングのほうが簡単です。
リスニングは聞き取れているかどうかを確かめる試験です。
リーディングでは、文章を読めるかどうかを問われます。なので、難しい単語等は、リーディングで出題されます。
あと当然ですが、TOEICの場合、リスニングは一度しか音声が流れませんが、リーディングなら何度でも読もうと思えば読めますよね。(まあ何度も読んでいたら時間がかかってしまいますが、とりあえず最初はリスニング対策をしましょう。
とにもかくにも、
何を言っているか聞き取れるようになりさえすれば、解ける問題は確実に増えていきます。
リーディングの場合は、豊富な語彙や速読などが求められるかもしれませんが、リスニングはシンプルです。
聞き取れるかどうかです。なので、そこで勝負したほうがスコアは速く改善されます。
こう言うと、
「リスニングで何を言っているかわからないから点数が上がらないんじゃないか!!」
という反論が聞こえてきそうですね。仰るとおりです。
しかし、確実に量をこなせば、リスニング力は必ず上がります。次に続きます。
多聴で聞き取れるようになる
幼少期から英語に触れていないかぎり、英語をちょっと聞いたくらいでは、なかなか理解できないでしょう。
英語と日本語は別の言語です。聞き取れなくて当たり前です。このサイトでも繰り返しお伝えしています。
しかし!!繰り返しリスニングを聴くことで、少しずつ聞き取れる範囲は増えていきます。
このステップを踏めるかどうかが、成長の分かれ目だとさえ考えています。それくらい重要です。
ことTOEICで点数を伸ばすことに関して言えば、公式問題集は必須です。これがもっともコスパが高いと断言できます。
[amazonjs asin=”4906033482″ locale=”JP” title=”TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編”]値段は3000円を越すので、決して安いとはいえません。それでも、TOEICの点数のみを効率よく上げたいのならば、買わない手はありません。
公式問題集自体のレビューも、TOEICテスト新公式問題集vol6のレビュー!リスニング対策には鉄板 でしています。
レビュー記事の内容と少し被るのですが、本試験と同じ人の声で練習できるのは、公式問題集のみです。
公式問題集のCDでリスニング対策を毎日すれば、本番当日も、練習と同じ人の声でリスニングを受けることが出来るんです。
これは大きなアドバンテージです。
多くの人にとって、英語を聞くのは非現実的な世界です。
TOEIC本試験でその非現実的な世界にいきなり飛び込むのではなく、同じ話し手から聞けるだけでも有利です。
日本語でも言えることですが、話す人によって微妙にアクセントや発音の癖がありますよね。
公式問題集があれば、それすらも対策出来るんです。徹底的に使いまわす覚悟があるなら、購入をオススメします。
内容が重複するので、より気になる方は、さきほどの公式問題集のレビューのリンクから、そちらの記事も見てみてください。
相乗効果でリーディングも
こちらの内容も、公式問題集のレビューでお伝えしたことと重なるので、引用しますね。
リスニングで何度も聞く際に、解答を見て内容を理解します。その中でコロケーション(熟語)を学ぶことになりますし、リスニングで何度も聞くと、英文を理解する能力(リーディング力)も必然と上がっていきます。
リスニングを鍛える過程で、知らない単語や熟語を学びます。学んだことは、確実にリーディングで力を発揮します。
ちなみに…
TOEICのReadingの問題を時間内(75分)で余裕を持って解くためには、リスニングほどの速さで英語を黙読するひつようがあります。
wpmというものをご存知でしょうか?
Words per minuteの略で、1分でいくつ単語が読めるかが数字になって表すことが出来ます。
数字になることで、客観的に見ることが出来ますね。
TOEICのPart3の平均のwpmは、180前後です。1分で180語流れていることになります。
そして、Readingを余裕を持って解き終わるのに必要とされるのも、180wpmほどです。
150wpmあれば、ギリギリ時間ないに終えられるそうです。
一般的な大学生の英語のwpmは100ほどですので、かなり速く感じてしまうかもしれませんね。
この話でいいたいのは、公式問題集でリスニング対策を反復しまくったら、嫌でもwpmは上がるよね、って話です。
それでも、
「何度もやったら、内容が予測できるのでは?」
「色々な音声を聞いてリスニング対策したほうがいいんじゃ?」
って反論について、私の考えを書きます。
まず、内容が予測できてもいいんです。
「この内容は、こういうふうに英語で言うんだ!」
ってのが頭にこびりついたら、部分的にその表現が本番出ただけでも、すぐに理解できちゃいます。リスニングの勉強の過程で、英語の文法もわかる少しずつ理解出来てくるはずです。
色々な音声を聞くことも確かに大切ですが、英語の対策をするという点では、時間不足に陥る可能性が高いです。
様々な音声を聴くということで、様々なモノに手を出すと同義だと考えます。いや、それぞれを「極める」なら話は別ですけどね。
数を増やせば増やすほど、やるべきことは増えていきます。
それなら、やることを徹底的に絞って、1つのことを徹底したほうが高い効果を望めるはずです。
選択と集中ですね。
このほうが、やるべきこともシンプルになりますからね。
たまには、力を抜ける
個人的にこれも重要です。
誰だって、常に集中して学習することは出来ません。どうしても学習に身が入らないこともあるでしょう。
そんなとき、とりあえず音声を流しましょう。イヤホンで聞いているなら、とりあえず耳にイヤホンを付けて、音楽スタートです。
本当にやる気がでないときは、あとはダラダラ聞いてしまってもいいと思います。それでも音声は流れてきますから。
流石に1回目から音声だけを流してしまっても、チンプンカンだと思いますが、3回以上聞いた状態なら効果はあります。
少なくとも、次の2点があるでしょう。
- やる気が出る
- 思い出すだけで記憶の定着
まず、脳はわからないことがあったら知りたくなるんです。なので、聴き始めて
「ん?今なんて言った?」
となれば、少しはやる気が出るはずです。
また、何度も復習したあとに聞けば、
「ああ、これはこんな意味だったな」
って思えるはずです。
それだけでも儲けモンです。その段階で英語を聞き取れているし、英語の意味を理解できていますからね。
やる気がでない時でも、とりあえずリスニングしてみるだけで、あなたの英語学習は続いて力も伸びていくかもしれません。
まとめ
途中で、公式問題集のレビュー記事と被る部分が多くなってしまいました。しかし、より掘り下げられて伝えられたと思います。
「とにかくTOEICが必要なんだ!!!」
って人もいるでしょう。そういう人で、700以上を目指すなら、公式問題集のリスニングだけでもいいので極めてみてください。
極めた!!!
ってレベルですよ。2,3回で満足しないで、踏ん張って極めて見てください。シンプルの強さを実感できるはずです。
ある程度までは、多聴でリスニング力は身につきますが、本当にハイレベルを目指すなら、発音の改善は必須だと考えています。
なぜなら、発音できない単語は聞き取れない、って持論があるからです。
一定のレベルまでは発音なくてもいけますが、その先に行きたいなら発音を是非伸ばしましょう。
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