どーも、TOEIC 965 のリモです。
今回は、TOEIC を一気に上達させる上で知らなければならないことを、これからTOEIC を学習する、初級者、中級者に向けてお伝えしていきます。
知っているか知らないかで、その後の伸びが大きく変わって来る内容になっています。
よく言われる穴の開いたバケツの話がここでも使えます。
TOEIC 学習を水汲みととらえると、どれだけはやく必要量の水(TOEIC の目標点)をためられるかが重要になってきます。
穴の開いたバケツで、誰も水を汲みたくないですよね?
完全なバケツで着実に水を汲むための話を以下にしていきます!
TOEICの上達に必要なこと
結論から言いますと、TOEIC の上達に必要なことは、
敵を知って自分を知ること
です。もっと言うと
TOEIC を知って自分に必要な英語対策を知ること
が大切です。
TOEIC をホントの意味で知り、自分に必要な英語対策を知る、そして目指すべきとこを明確に理解してくことで、後は必然的に TOEIC で目標点を取ることは可能です。
それぞれについて、引き続きお伝えしていきます。
TOEIC をホントの意味で知る
大切な説明のために、少しくどくなるかもしれませんが、少しお付き合いくださいいただければと思います。
言うまでもないですが、TOEICはリスニングとリーディングの能力を問われる試験です。
リスニングとリーディング、これをさらに分解して考えてみます。
リスニングは英文を聞いて理解し、リーディングは英文を理解します。
英文を聞くためには、その英語がなんて言っているのかわからないといけないので、英語の発音を知ってなければいけません。
そして、英文を理解するためには、英単語がどういうルールで並べられている(英文法)か、そしてそれぞれの英単語がどういう意味か分からなければいけません。
つまり、
リスニング
→ 発音+ 文法 + 単語
リーディング
→ 文法 + 単語
という風に分解して考えられます。
これだけ見ると、
「発音が要らないリーディングのほうが対策しやすそう!」
と思うかもしれないんですが、リーディングのほうがスコアを取るのは難しいです(笑)。
リーディングよりリスニングのほうがスコアが取りやすい理由は、
求められる単語と文法のレベルが違うから
です。
確かに、リスニングは一度しか聞き取るチャンスはありませんが、しっかりと聞き取れれば難しくない英文がほとんどです。
しかも、最近の TOEIC のリーディングでは、読む量、読まされる量が非常に多いです。
それでいて、リーディングの英文法、英単語はリスニングより難しいです。
リスニングで求められる 英単語と文法のレベルは、リーディングの 6~7割 と思ってください。
だからこそ、これから TOEIC 上達を目指すなら、リスニング対策をすべきなのです。
もっというと、先ほどの
リスニング
→ 発音+ 文法 + 単語
からわかる通り、発音、 文法 、単語を学んでいく必要があります。
発音と文法、英単語については、以下の記事でそれぞれ対策方法について説明していますので、参考にしてください。
TOEIC の Listening のスコアも急上昇!”発音” で得られる 3 つのメリット
それぞれについては、上記の記事で対策が可能となっていますので、一通り読んでいただくのが良いかと思います。
上記の基礎を押さえた後は、問題演習に移ります。
そして、英語感覚を養う上でも非常に大切なのが、音読すること、です。
音読に関しても
30 日で TOEIC のスコアを 100 点アップする音読のやり方を解説!
で、説明しておりますので、こちらも参考にしてください。
後半駆け足になってしまいましたが、上記がわかれば、あとはやるだけの状態になるはずです。
自分に必要な英語対策をする
ざっくりではありますが、TOEIC がどのようなものかを理解できたと思いますので、これから自分自身の英語力について考えていきます。
あなたは自分の英語力をどのように考えているでしょうか?
単語は出来るけど、文法は苦手、とか。
発音は全くやってこなかった、とか。
いろいろあると思います。
しかし、少なくとも先ほどの単語、発音、文法はTOEICで上達するためには全て必要です。
正確に言うと、上達し続けるためには、全て必要です。
言ってしまえば、ある程度は単語を覚えたり、知らなかったり苦手だった文法をピンポイントで学習したりすると、ちょっとはスコアが上がると思います。(それでも100点も上がらない印象です。)
ちなみに、発音だけ対策してる人はあまりいない印象です。
繰り返しますが、上達し続ける、スコアを伸ばし続けるためには、単語、発音、文法、すべて必要です。
どれか一つでも不十分だと、どこかで頭打ちのスコアになってしまいます。
ですので、これらを一定のレベルに持っていく必要があります。詳しくは、先ほどの記事を読んでみてください。
ちなみに、最も効率よくやる順序としては、
発音 → 単語 → 文法 → 問題演習(復習、音読を前提)
という感じです。
なぜこの順番かというと、
問題を解くには、リスニングなら、発音、単語、文法が必要だし、リーディングなら、単語と文法が必要、という話をしました。
分解する、細分化する話でしたね。
文法を読む際には、そこには単語があるので、知らない単語が文法学習で出てくると一回一回止まらなければならなくなります。
ですので、文法の前に単語をやったほうがいいです。
そして、単語は実際に声に出して読むこともあるでしょう。
ましてや、間違った読み方で覚えてしまうと、せっかく覚えてもリスニングでその単語を認識できなくなる可能性があり、効率が悪くなってしまいます。
ですので、発音を先にやる必要があるんですね。
なので、下記の順番が最も効率がいいです。
発音 → 単語 → 文法 → 問題演習(復習、音読を前提)
これが結論になります。
まとめ
はい、まとめますと、
TOEIC はリスニングセクションとリーディングセクションがあり、
リスニング
→ 発音+ 文法 + 単語
リーディング
→ 文法 + 単語
に分解して考えることができる。
そして、リスニングのほうが簡単である、なぜなら求められるレベルがリーディングに比べて低いからです。
上記を理解したうえで、
発音 → 単語 → 文法 → 問題演習(復習、音読を前提)
の順に、学んでいくことで、最も効率よく学ぶことができる、という話でした。
TOEICで目標点を取るためには、上記が非常に重要ですので、しっかりと意識してください。
という話でしたが、最短で学ぶことが全てだとも思っていません笑。
私が英語を学んだときは、単語は大学受験の単語帳(DUO)で覚えましたが、DUOの例文が結構好きだったりしたんですよね。
下記は 1 つの例文なんですけど、
Turn the faucet off! Mom yelled in a rage. とか、
蛇口を締めなさい!母は怒りながら叫んだ、
ってのがあるんですが、一生忘れる気がしないです笑。
文法に関しても、高校の授業に加えて、大量の海外ドラマを見て何となく覚えていったりとか。
(TOEIC 900 超えるときにもう一度やったりしましたが)
発音も大学3年のTOEIC800超えてから、独学で改善してきました。
結果として、TOEIC 965 (2019年3月) を取り、英語を使った仕事してます。
あくまでTOEICのスコアを最短で取る道筋は示したつもりですが、固執する必要はないと思います。
けど、TOEIC を受けるなら、TOEIC がどういうものかを知る必要はあります。
今回は、Part 毎に分けての解説などはしていませんが、結局求められるのは基礎力、そして基礎力に基づいた問題を解く力です。
発音、単語、文法、この3 つの基礎力を意識してみてください。
最初から楽しく英語を学ぶのが難しいときがありますが、この3つがあれば、間違いなく好きなモノから英語を学びやすくなりますので、
TOEICでスコアを伸ばしつつ、好きなモノで英語を学んでいってほしいと思います!
という私の理念的な部分もお伝え出来たことですので、今回はこの辺で!
P.S
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100%返しますし、TOEIC965,TOEIC指導経験のある人からの視点で返信を受けられるので、存分にご活用ください!
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