どーも、リモこと本間です。
誰しも、英単語の発音をどう読むのか気になるときってあると思うんですよね。
TOEIC 600 を超えるようになってからは、
そういうことはほとんどなくなりましたが(法則性が体感でわかってくるから)、
中学生の時は got を、
ゴット か、ガット
どっちかめっちゃ悩みましたからねw
ちなみに、ガットのほうが正しい発音に近いです。
冒頭から話がそれてしまったんですがw
今回は sion と tion の発音です。
で、これは、留学生の友達と話していたときのことです。
そのインドネシア人の留学生とのコミュニケーションは基本英語でした。日本語がムズイからですねw
そんな状況だったので、日本人の英語の発音でいくつか気になる点があったそうです。
今回は、その中の一つです。
sionやtionって何て読む?
stationやcommunication,confusionなどの語尾についている「tion,sion」ですね。
おそらく皆さんこれらを「ションやジョン」と読んでいないでしょうか?
というか、日本語でバケーションとかロケーションとか、もろに ション って読んでますからねww
けどこれ、厳密には違う!と、声高に留学生は言ってましたw
恥ずかしながら私も最は気づいていなかったです。
その理由について、掘り下げていきますね。
station を例に考えてみましょう。
stationの発音記号は、stéɪʃənです。 tionの部分に注目すると、「ʃən」です。
このときの母音は ə であり、曖昧母音と呼ばれる母音です。
曖昧な母音ってなんやねん、って感じになると思うんですがw
曖昧なんで、ボヤっとしてるというか、はっきりしないんです。
なので、日本人が母音強めで言う「ション,ジョン」と言う発音に留学生は違和感を覚えたんですね。
強いてカタカナ表記にするなら「シャン、ジャン」、「シュン、ジュン」のほうが近い発音になりますね。
しかし!これは曖昧母音。
日本語の「ア・イ・ウ・エ・オ」には属さないので、最初は「なんだこの母音は?」と自分でも不思議に思うような発音でいいと思います。
本などでは、アとオの間の音とか、イとエの間の発音などと言われています。
知っているだけでも結構違うと思いますので、少しは英語の発音が上達することを祈っております!
で、実は曖昧母音は、
アクセントがある部分との対比になりやすく、
英語の発音で結構使われるものなんです。
曖昧母音という名前なのですが、英語と言う言語において重要なポジションを占めているのです。
ə の曖昧母音の発音については、「aboutの発音はアバウトではない」の記事を参考にしてみてください。
日本語ではゴミステーションなどの言葉があるので、これの名残があって英語の station も同じように読んでしまうんだと思います。
英語をカタカナ英語にするときに、聞いた人が一番「オ」の母音に近いと判断したから、ステーションになっちゃったんでしょうね!
と、sion と tion の発音の話でした!
この記事により、留学生が少しでも日本人の英語の発音に疑問を抱く回数が減れば何よりですww
ということで、今回はこの辺で!
P.S
私個人は、発音はガチガチに、厳密にやる必要はないと思ってます。
ある程度抑えればそれで OK って感じです。
けどけど、発音について丸腰、ノータッチ ってのには反対です。
どっちやねん!って感じなんですがw
発音は、英語学習の上で軽視されがちなんですが、
私個人としては是非とも対策してほしいと思ってる英語の基礎です。
これは、TOEIC にも言えるし、英会話とかの実践でも言える話です。
何故かと言うと、リスニングにバリバリに発音がかかわってくるからです。
よく言う、「自分で発音できない音は聞き取れない」ってやつですね。
なので、sion、tion を機に、ほかの発音についても、意識を向けてみてください。
発音を意識することで、ゆくゆくのリスニング力も、確実に上がっていきますので。
あなたの英語力が 1mm でも伸びることを期待してますー!
P/
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