反復が命。他にも応用が利く英語発音の勉強方法

英語発音勉強王道

 一番最初にどんなことを書こうかと考えましたが、これからの方向性を定めるものを書くことにしました。英語発音の勉強の実践について、私が大切だと思うことを書いておきます。これは自分が忘れたときや、原点に帰るための意味も含んでいます。

 いきなり、具体的な発音の話に関する記事を書いても、それをどう実践していいかわかり辛いと思った理由もあります。最初に、軸のようなものを設定することで、勉強を継続して行いやすく、他のやり方に浮気してしまうことも少なくなるはずです。

 また、今回ご紹介する方法は根本的には、英語の発音のみならず、全ての勉強方法に当てはまる方法です。特別なことがないかもしれません。しかし、「私はこういった勉強方法を実践している」ことを知ってもらう意味でも、今回はこのテーマで記事を書いていきます。

 反復が大切?またそれか…

 「勉強には反復が大切だ!」と、学校で何度も言われてきたことでしょう。義務教育の場面では、予習、学校の授業、復習、テスト勉強(これも復習)… など、反復学習を強く勧められていました。多くの方が知っていることでしょう。

 「そんなこと知っている、何を偉そうに」と思うはずです。

 「反復すれば覚えられることは知ってるよ、それはスポーツでも一緒で、プロの選手は皆基本(という復習)を大切にしている」。これは当たり前の事実かもしれません。

 ですが、これを実践している人は、あまり多くない気がします。

 なぜなら、復習と言う作業は単調で、決して興味を引くものではないからです。つまらない作業を私たちは嫌います。

 「つまらない」と書くのは、誤解を招くかもしれません。この理由は、脳は一度やった作業よりも、新しい作業のほうが興奮するからです。人なら当然のことです。

 それでも、我々は反復する必要があります。理由は簡単。覚えるためです。一回学ぶだけで覚えられる人は、この世に数えるほどしかいないでしょう。

 人間は忘れる生き物です。エビングハウスの忘却曲線を知っているでしょうか。詳しい説明は省きますが、彼は覚えたことの74%を1日立つと忘れてしまう実験結果を示しました。これは意味のない単語の羅列を覚えた場合ですので、実際はもう少し覚えているはずです。

 学んだことを忘れるという前提で話を進めるならば、復習という反復学習はとても重要です。

 効率のいい反復方法は?

 効率のいい反復の方法について考えたことがあるでしょうか?私が実践している方法は、反復する時間を減らし、反復の回数を増やす方法です。

 「時間を減らして、回数を増やす?反復する時間を減らしたら、反復の回数も減ってしまうのでは?」と疑問が浮かぶかもしれません。少し説明します。

 英語の単語学習を例に出します。

 「新しい英単語を覚えよう!」

 こう考えた後、学校に勧められた勉強法では、ひたすら英単語を書く人が半分以上ではないでしょうか?

 覚えるために書く作業は、反復する作業ですが、非常に時間がかかります。(反復する時間が長い)

 いっそのこと、覚えるために書くのをやめて、覚えるために喋ったとします。書くのと喋るのでは、喋るほうが必要な時間は圧倒的に少ないはずです。(反復する時間が短い)

 Congratulation(祝い)を書くのと喋るので比べた場合、筆記用具を使って書くと、Congratulationと書けば約5秒かかりますが、Congratulationと喋れば2秒もかかりません。

 およそ2.5倍も、反復に要する時間が変わります。(あくまでここでは、英単語の意味を覚える、ことに主眼を置きました。英単語を書けるようになるには、全く書く必要がないとは言いません。)

 英単語1個を覚えるために10回反復が必要だとしましょう。

 喋り反復の場合、かかる時間は間を1秒空けたとしても29秒。

 書く反復の場合も同じように考えると、1分近くかかります。

 複数の英単語の意味を覚える必要があり、時間が限られている場合は、喋ることで反復時間を減らし、反復回数を増やすことが可能です。

 ここで注意してほしいのは、あくまで覚えるために反復することです。喋って反復すること、書いて反復することが目的になると覚えられません。反復する目的は、英単語の意味を覚えるためです。

 これが私が実践している反復時間を減らす方法です。偉そうに説明していますが、多くの書籍などで取り上げられている方法です。

 具体的に英語発音の勉強で、どう反復していくか?

 ここまで少し長くなってしまいました。

 皆さんが、このサイトを訪れている理由は、当たり前の勉強方法を知るためではないはずです。英語の発音をより良いものにするためでしょう。

 先ほどの説明の通り、反復する時間を減らして反復回数を増やしてほしいと伝えました。

 こちらも、ひたすら口の動きや舌の感じを繰り返しましょう。シャワーやお風呂の間に、LとRの舌の位置などを実際に発音してみたり、BとVの発音の違いを実践してみたり。

 発音の際の口や舌を使って反復することは、場所に関係なくできるため、やろうと思えばどこだってできます。

 周りに人がいる場合、他の人の迷惑にならない程度にしましょう。

 反復しようとして、「あれ?ここってどういう違いがあったんだっけ?」と気づくこともあるはずです。反復してこその気づきです。

 その時は、自分が学習しているモノを参考にして、学び直すことも出来ます。

 私の体験談になりますが、英語の単語学習も、英語の発音もこれを意識してやってきました。英単語帳も書いたりしないで、音声を1.5倍速にして聞いて勉強したり、電子辞書で調べた英単語の履歴を暇な時に見てみたり、お風呂に入っているときにLとRを交互に発音してみたり。

 おかげさまで、他の人よりは英語ができる自負があります。これでTOEIC815を取れたし、英語での意思を伝えることは出来ます。それでも、まだまだ学ぶべき点が本当にたくさんあると思っています。

 今回ご紹介した方法は、すぐに使えるものでも、目新しいことでもなかったかもしれません。それでも、学習において反復はとても大切です。

 少しずつ繰り返し反復し、英語の発音を正しいものに近づけていきましょう。

筆者(リモ)のプロフィール

北海道生まれの 20 代後半。2019年 3月 TOEIC 965。

高校の時に海外ドラマの面白さに完全に魅了され、そこから海外ドラマや洋楽と参考書から英語を独学。留学なしで学び続けています。


興味あるモノで学習するのも、効率を追い求めるのもどっちも正解だという考えのもと、主に英語を改めて学習する人を応援、指導しています。


個人的には、参考書も使うし、海外ドラマも使うし、というどっちも使うという統合した形の学習が長期的にみると一番いいと考えています。

なぜなら、最も頭に残りやすく、理解しやすいため結果に結びつくのが早いからです。


好きなモノから学びたい!
とりあえず効率よく学びたい!

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