Dropboxの創始者のDrew Houstonさんをご存知でしょうか。彼はドロップボックスを成功させ、巨万の富を得ました。
順風満帆に起業を成功したと思っていましたが、試行錯誤のすえにDropboxの成功があったようです。
普通のスピーチとしても面白いですし、英語学習にも使えると思ったので今回ご紹介させてもらいます。
私もまだ24歳ですが、若い人に見てもらいたい理由は、この動画がこれからの人生を大きく変えるきっかけになり得るからです。
20分弱の動画なのですが、出来れば時間を取ってみて欲しいところ。
Drew Houseton Speech
こちらがその動画になります。若干日本語訳がマッチしていない部分がありますが、内容は十分すぎるほど理解できます。
難しい内容の動画ではないので、内容については深くは触れません。
私が途中途中で、
「この言葉かっこいい!使いたい!」
「その通りだ!!」
と感情を動かされた部分をピックアップしてお伝えしていきますね。
Nobody tells you that today the recipe for success changes.
- 誰も今日(卒業式)で成功のためのレシピ(方法)が変わることを教えてくれません。
という意味ですね。社会人になるまでの成功と、社会人になってからの成功はやり方が違うということで、そこから先の話しを進めていますね。
英語の表現的なところで言えば、nobodyが入っているので否定文になっている点くらいでしょうか。英語ではよくあるので、読めるだけでなくライティングやスピーキングでもNobodyやNothingが使えるようになるといいですね。
I was gonna say work on what you love, but actually that’s not that helpful.
- 好きなことを仕事にしろと言うつもりでしたが、実はこれはちょっと違います。
この辺は、有名なスティーブジョブスの内容と違いますよね。好きになるのではなく、考えが離れなくなるようなことに取り組め!ってことでしょうが、この辺の考えも「なるほど」と考えさせられました。
gonnaを過去形のwasと用いることで「~するつもりでした」と言えるので、覚えておきたい口語表現ですね。あと後半部分のthat’s not that helpful.の2個目のthatは、それほどって意味で、こちらもカジュアルな表現でよく使われます。
It’s so easy to convince yourself or rationalize that you love (what) you do.
- 自分自身に自分がしていることを好きであると言い聞かせたり合理化することはとても簡単です。
さきほどの文の続きです。好きな仕事だと思い込むことは簡単だって言いたいんでしょうね。この辺も、人生の教訓にしたいと思い、ピックアップしました。
英語的な部分で言えば、convince(説得する)やrationalize(合理化する)の意味を押さえておくくらいでしょうか。
They work hard because solving and working on an exciting problems is fun.
- ワクワクする問題を解決したり、取り組んだりすることが楽しいから彼ら(一生懸命に働く人たち)は、必死に働きます。
この前の部分で、彼らは真面目だから一生懸命働くわけではないと言っています。何かに夢中になれた段階で、それは素晴らしいことなんですね。
英語的に言うと、主語が複数あるからbe動詞がisではなくareのはず… スピーチで喋っている方から引用しているので、些細なことなのかもしれません。
Adam had no idea at that time, but he actually gave me just the kick that I needed.It’s time to change.
- アダムはその時知る由もなかったでしょうが、彼は一つの衝撃を与えました。変わらなければと。
ちょっと意訳が強かったかもしれません。しかし、ニュアンスは伝わるはずです。後輩のアダムに圧倒的成果を出され、変化の必要性を感じたんですね。
次にも繋がりますが、アダムのような存在が身近にいることが重要なのですね。
英語の部分で言うと、、、そんなにないかもしれません。意訳した部分であるkick that I neededは、私が必要としていた蹴りって意味です。
One thing I’ve learned is that surrounding yourself with people who inspire you is now just as important as being talented or working hard.
- 私が一つ学んだことは、あなたに活力を与えてくれる人に囲まれることは、必死に仕事をしたり、才能が有ることと同じくらい重要です。
これは、名言だと思います。その活力を与えてくれる人に依存してはいけませんが、彼らから刺激を得ることは必ず成長につながるでしょう。私にもそういう経験はあります。
英語的な部分では、、、私はまだスピーキングで上手くas~asを使うことが出来ません。なので、こちらの表現を自分のものにしてから、応用を効かせたいと思います。
From now on, the fastest way to learn is by doing.
- 今からは、最速で学ぶ方法はやることです。
こちらも、非常に感銘を受けました。我々は得てして何事にも準備をしすぎる傾向にあります。日本人特有のものなのでしょうか。
とにかくやる
こちらの考えは、これからの人生でもお世話になると思います。もちろん、ただやるよりも戦略ありきでやったほうがいいんですけどね。やらないよりは百倍ましでしょう。
And I look over the years, I can’t even count the number things that I’ve gone wrong.
- 数年を振り返ってみると、失敗した回数なんて数えきれません。
今は億万長者の人でさえ、間違いまくっています。彼らが何十回と間違っているのに、私たちは試みることすらしていないのではないでしょうか?
これも、今後の人生を大きく変える一言と捉えています。
Failure doesn’t matter, you only have to be right once.
- 失敗なんて大したことない、一回だけ正しければ良いんです。
最後になりますが、これがこの動画で一番好きな言葉です。失敗しても良いんです。成功するまでやり続ければいい、そんなメッセージが込められています。
行動しないことが一番の失敗なんです。自戒の意味を込めて、ここに書かせていただきます。
英語の勉強であっても、ダイエットであっても、何にせよ、とにかくやってみましょう。
やらないことは、失敗すら出来ていないんです。
失敗は成功の母、失敗くらいなんてことはないはずです。
私がこの言葉を書くだけでは説得力が薄いかもしれません。説得力を求める方は、1回だけでなく数十回今回ご紹介した動画を騙されたと思ってご視聴ください。
私は20回以上見ています。英語の勉強だけでなく、人生の教訓としても、学びを常に得ています。あなたも是非、2回目以降の視聴をしてみてください。何か気づきがあるはずです。
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