感動すると、やる気スイッチが押されたような気になるのは私だけでしょうか。
今回の動画はお気に入りの動画の一つで、見るたびに感動しています。
同時に英語も学べるので、まさに一石二鳥ですね。
チャップリンのスピーチ
まずは動画をご覧ください。3分ほどの動画なので、パパっと見てしまいましょう。
日本語字幕の動画で、英語で何を言っているか知りたい人はこちらで原文をご確認ください。
とにかく感情が動かされる
私たちは機械でもなく家畜でもなく、人なんです。
って部分で鳥肌が立つ感覚を覚えます。あと、
自由のために戦え!
って部分も奮い立ちます。今の生活を、より自由に、生きやすいものにするために、何か始めよう!って気になるんですよね。
全文が全部心に響くわけではないのですが、会社に属している人や、今の社会に抑圧されている感覚を持っている人には心動かされるのではないでしょうか。
現状を変えたいと考えているけれども、毎日生きるのに追われて、やりたいことが出来ない人なんかにも響くと思います。
政治的な背景とかについては詳しくはないので、スピーチの本来の意図と私の受け取り方が違うかもしれません。
でも、自分の感情を高めてくる動画があって、それをどう使うかは、個々人の自由です。これからも、定期的に見て、自分を鼓舞したいと思います。
これを見てみんながみんなやる気を貰えるとは思いませんが、人によっては価値を感じるはずです。
3分ほどの無料の動画でやる気を貰えるなら儲けモンです。
以上が自己啓発的な内容で、以下は英語的な部分についてです。

英語的な学び
スピーチの英文については、The Great Dictator’s Speechをご覧ください。
全体的に文が短く、難しい構文などもほとんどないので、理解しやすいのではないでしょうか。
わからない単語などもあったかもしれませんが、この動画を通して、意味を覚えてしまいましょう。
※意訳も若干入りますので、動画の日本語字幕とは一致しない場合があります。ご了承ください。
We all want to help one another. Human beings are like that.
- 我々全員はお互いに助け合いたいのだ。人間とはそういうものだ。
文はシンプルですね。want to ~ で ~したい。って意味で、
one anotherがお互いに、ですね。Human beingで人類とか人間って意味ですね。
Greed has poisoned men’s souls, has barricaded the world with hate, has goose-stepped us into misery and bloodshed.
- 欲望が人の心を蝕み、世界を憎しみで隔て、我々を悲劇や惨劇に行進させた。
こちらも文的にはそこまで難しくはない印象ですね。現在完了の文で、最初のGreed(欲望)がずっと主語ですね。
poisonが毒する、汚染するという動詞で、
barricadoが(バリケードで)封鎖するって動詞です。
goose-stepが行進するって意味の動詞です。現在完了なので、それぞれが過去分詞形になってますね。
soulが魂、hateが憎しみ、miseryが悲劇、bloodshedが(流血の)惨劇って意味です。bloodshedの意味を調べて初めて知りましたよ。
To those who can hear me, I say – do not despair.
- 私の声が届いている人に言う-決して絶望するな。
個人的に一番かっこいい部分です。
英語の倒置表現ですね。I say ‘do not despair’ to those…ってのが、元の文です。後半部分を強調するために倒置しているんでしょうね。
これは特に意訳もしていないので、、、 despairは絶望するとか絶望って意味で覚えておきましょう!
Don’t give yourselves to these unnatural men – machine men with machine minds and machine hearts! You are not machines! You are not cattle! You are men!
- 無感情の考えと心を持つ、人間と言えない奴に屈してはいけない!あなたは機械じゃない!家畜でもない!あなたは人間なんだ!
こちらも最高にかっこいい部分です。
unnaturalは不自然なって意味ですが、ちょっと意訳しました。cattleは家畜って意味です。
You have the love of humanity in your hearts! You don’t hate! Only the unloved hate – the unloved and the unnatural! Soldiers! Don’t fight for slavery! Fight for liberty!
- あなたのこころには人の愛がある。あなたは憎んだりしない。愛されない人が憎むのだ。愛されず強欲な人間がね!兵隊たちよ!服従するために戦うな!自由のために戦え!!
先ほどの続きです。かっこいいパートが続きます。
直訳すると「あなたの心のなかには、人間(または人間性)の愛があります」が最初の部分ですね。
slaveryは奴隷制度とか、奴隷そのものって意味です。ここも意訳しました。
You, the people, have the power to make this life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure.
- 人々は人生を自由で美しくする力がある。あなたはあなたの人生を素晴らしい冒険にする力がある。
この辺も勇気づけられますね。この訳も、ほぼ直訳です。本当に直訳するなら、
「あなたがた、人々はこの人生を自由で美しくする力を持っていて、この人生を素晴らしい冒険にする力を持っています。」
になります。あんま変わってないですね(笑)
まとめ
英語の部分は、感情が動かされた部分を積極的に取ったので、簡単な部分が多かったかもしれませんね。それでも、英語初心者の方でも、そうでない方も「いいこと言ってる!」ってなれば英語の文も覚える気になるはずです。
気に入ったフレーズなどの英文を少しずつストックすることで、着実に英語力を上げていきましょう!!単にモチベのために見るのもオススメです!!
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